本田未央はなぜ「アイドルを辞める」といったのか！

FF5（愛ペガ　仙台、福岡、札幌、東京） @tttff5

デレマス6話をめっちゃ褒めてはいますが、もう一度見ようとするとわりと心が死にそうになって、再生ボタンを押しにくい、あると思います。

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見なおして思うのは、ちゃんみおは”リーダーとしての責任”も過度に意識してたんだなあ、そうなると最後の発言に背負ったものもまた変わってきて……

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さて、心を落ち着けて見直すとちゃんみおの心情からますます遠ざかってしまう（これがおとなになるということ）　しかし、それを理解しよう。

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ちゃんみおはなぜあの発言に至ったか？　「お客さん全然少ないじゃん！」「クラスのみんなにこえかけて私バカみたいじゃん！」……彼女の発言を追うと、一番感情をぶつけずにいられなかった原因は”自分がばかみたいな行動を取ってしまっていたのに気づいたからである”ということなんだな

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その恥ずかしさとかいたたまれなさを間接的にプロデューサーにぶつけてしまっているわけだ。だから”盛り上がりが足りなかったと？”と言われてしまうと、その恥ずかしさを露呈され、いたたまれない。

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一方で馬鹿みたいな行動の原因になってしまった”お客の少なさ”の原因を探している。簡単な勘違いであるということはPや僕らからみたら明白なんだが、精一杯頑張ってきたちゃんみおであるからこそ、その勘違いにはなかなか目を向けられない。

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では、ちゃんみおの目から見て何が原因であったかというのを夢想すると、これがまた難しい。なにせ他の人はみんな頑張っていたんだ。だから彼女の中で生まれる疑念が”私がリーダーだったから？”となるんだろう。実際には新人アイドルである以上、本人の努力ではどうにもならない部分があるにも

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かかわらず。頑張ればどうにかなる、という幻想をいだいてしまったら、わかりやすい”努力の足りなさ”を探してしまうからこその思考である。他者ではなく、自身に責任を感じるだけ彼女はとても優しい子だ。

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だから、Pとしては努力ではないその部分を伝えてあげればよかったのだが、かけた言葉が”当然の結果です”なんだよね。これが痛恨の一撃になってしまった。ここまでの思考で自身に責任を感じてしまっている彼女にとって、それは”君はこの程度のアイドルだ”と言われていることに等しい。

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そうなると出る言葉が”アイドルをやめる”となってしまうのは無理からぬ事なのだ。失敗の直後にお前に才能がないと言われてしまって、立ち上がれる人間はそうはいない。

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じゃあなんでちゃんみおがこんな”努力”思考に陥ったかというと、頑張っても報われない”みくにゃん”の体験を彼女自身が得ていなかったからだ。努力してもすぐには報われないことなんて山ほどあるんだが、きっと彼女はまだ知らない。１５歳だから。クラスのアイドルだから。

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みくにゃんを見ていたって、自分で体験しない以上そんなことはわからない。そういう挫折とか報われなさを経験して、それを乗り越えていけるか、本田未央はきっと今試されている。