Ken Kobayashi

アートに関するつぶやきをまとめています。
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@kenartandmusic

Metで、John Baldessari展を観る。Conceptual Artist (CA)ということだが、Joseph Beuys等、他CAに比べると非常に軽やかな印象。背景の思想、根幹となる理論の違いか?「退屈アートはもうお断り」作品があるそうだが、後の活動を物語っている。

2010-12-13 11:54:51
@kenartandmusic

奈良美智氏の展覧会について、孤独な心、反抗的精神といったものに焦点が充てられた文章が多い中、本江邦夫氏(現代日本絵画 みすず)が表情の表現をデューラー、線や色彩についてはスーラを挙げ、奈良氏の美術史へ連なりを説くのは異色だ。NYTでは、キース・へリングと関連付けされていたが。

2010-12-06 15:01:27
@kenartandmusic

18日は、郡裕美氏のオープニングに。光、音による空間インスタレーション。気になったのは作品の素材。リストには、"hand blown glass, electrodes, xenon gas"。デジタルなしで、これだけ新しい体験ができる。http://studio-myu.com

2010-11-21 23:04:06
@kenartandmusic

ジュエク氏の「ポストモダンの共産主義」を読む。近年の政治、経済の問題をあぶり出し、新たな秩序を模索するという点には、柄谷行人氏あたりに近いと思う。二人の違いは、ジュエク氏が、ヘーゲル的思考に重点を置くのに対し、柄谷氏はカントを多く引用している点。この辺り、もう少し深く読みたい。

2010-11-28 00:33:58
@kenartandmusic

同じ展覧会の西丸氏の名画のパロディも秀逸。パロディに留まらない緻密さと、オリジナルとなる作品の見識の高さが伺える。

2010-11-21 02:41:43
@kenartandmusic

昨日のMOMAの補足。Paul Sharitsの映像が気になる。Sharitsの作品は、黄、緑、赤、青などの色が激しい明滅を繰り返し、ある種の瞑想的な感覚を与えると一般に考えられている。が、私は何かもっと理性的なものを感じる。色スペクトラムを、音に変換できないだろうか?

2010-11-16 13:42:12
@kenartandmusic

Winsorは、彫り込むという「行為」の痕跡を残す木塊を提示。Merzは、銅線による繊細な編み目状のものと、粘土の塊を対置する作品。Minimal、Conceptual Artの傾向だが、前者はCarl Andre、後者は、Eva Hesseなどと対比してみるとおもしろい。

2010-11-15 15:04:48
@kenartandmusic

久しぶりにMOMA。今回その膨大なコレクションの中から展示されているのは、Rauschenberg、Warholeなどアートヒストリーのキーパーソンから、70年代後半生まれの作家まで。気に入ったのはJackie Winsor、Marisa MerzのMOMAでは初出展という作品。

2010-11-15 14:38:21
@kenartandmusic

MOMAの、Rauschenbergの作品は、主に政治的テーマを扱った新聞をコラージュした作品だったが、New Museumで、"The Last Newspaper"という展覧会も見た。各作家、様々なアプローチがあるものだと感心。気に入ったのは、Luciano Fabro。

2010-11-15 15:20:34
@kenartandmusic

写真家の藤島氏と同窓生によるグループ展に往訪。藤島氏の作品の多くは、エジプトの風景、特にピラミッドという、記号性の強い題材を扱いながら、その現実的意味から離れ、実際にはない風景の現出に成功しているよう。27日まで。http://www.newcenturyartists.org

2010-11-21 00:20:09
@kenartandmusic

質料が形相をとるのは一つの運動であるが、運動には「目的」がある。アリストテレスによれば「目的」は形相にほかならぬ。』(現代哲学事典 講談社現代新書)

2010-11-14 14:22:14
@kenartandmusic

Metで、John Baldessari展を観る。Conceptual Artist (CA)ということだが、Joseph Beuys等、他CAに比べると非常に軽やかな印象。背景の思想、根幹となる理論の違いか?「退屈アートはもうお断り」作品があるそうだが、後の活動を物語っている。

2010-12-13 11:54:51
@kenartandmusic

Metで、John Baldessari展を観る。Conceptual Artist (CA)ということだが、Joseph Beuys等、他CAに比べると非常に軽やかな印象。背景の思想、根幹となる理論の違いか?「退屈アートはもうお断り」作品があるそうだが、後の活動を物語っている。

2010-12-13 11:54:51
@kenartandmusic

Metで、John Baldessari展を観る。Conceptual Artist (CA)ということだが、Joseph Beuys等、他CAに比べると非常に軽やかな印象。背景の思想、根幹となる理論の違いか?「退屈アートはもうお断り」作品があるそうだが、後の活動を物語っている。

2010-12-13 11:54:51
@kenartandmusic

それは個物として一定の形相をとり得るものである。‥‥‥‥一定の形相をとり得る「素材」即ち「質料」であったというべき‥‥。質料としての木材が一定の形相をとって家屋となる如くである。こうして個物は「形相」と「質料」とに分析され、個物はこの両者から「合成されたもの」であると考えられる。

2010-11-14 14:17:03
@kenartandmusic

覚え書き:『アリストテレスによれば、‥‥‥‥「形相」は個物の形相であり、個物の「形態」である。形相として限定されることにより個物ははじめて存在する。‥‥‥‥「形相」は「現実態」(現勢態)である。形相をとる以前に個物はいかなるものであるか。‥‥‥‥しかしそれは個物でない。

2010-11-14 14:07:28
@kenartandmusic

覚え書き:『プラトンでは、「イデア」と「エイドス」とは大体同じ意味で用いられる。‥‥‥‥それは実現さるべき価値であり、理想であり、それに則して行為さるべき規範であり範型であった。‥‥‥‥感情的世界の事物事象を超えた真実有としての存在であり永遠の存在であった。』(現代哲学事典)

2010-11-14 13:44:27
@kenartandmusic

昨日、Ise Cultural Foundationにオープニングに。ネオ・グロテスクというテーマだが、その一貫した展示作品の傾向から、キューレーターの長年の成果と愛着が感じられる。http://iseny.org/usr_helio1/index.php

2010-11-14 02:35:58