チャーチルかく語りき？

(ﾊﾞ°△°ﾛ)--花押 @abribarreau

イギリス議会の野次は日本では許されないものが多いが、それが論戦を盛り上げると容認されている。有名な処では「この酔っ払い！」と女性議員に野次られたチャーチルは「私の酔っ払いは一晩眠れば元に戻るが、あなたのぶさいくは一晩寝ても直らないのではないか」とやり返して満場の喝采を浴びた

じこぼう @kinkuma0327

twitter.com/abribarreau/st… そりゃ、この内容のヤジへの切り返しなら、日本にも賞賛する連中はいるでしょうね。「酔っ払い」というヤジがいいかどうかはともかく、それに対してルッキズム丸出しで応戦をすりゃ、胸スカを禁じ得ない一部の面々から喝采が湧くでしょうね。

saebou @Cristoforou

↓えーっと、チャーチルが言ったとされてることって大部分、実はチャーチルが言ったという記録はないんですよ。これも、相手の女性議員はベッシー・ブラドックだったとかナンシー・アスターだったとか一定してなくて、少なくとも個人的にはともかく議会でこのやりとりがあったかは非常にあやしい。

saebou @Cristoforou

ということで、この野次はガセネタの可能性が高いです。　independent.co.uk/news/uk/home-n…　twitter.com/abribarreau/st…

saebou @Cristoforou

とりあえず「オスカー・ワイルドの名言」と「ウィンストン・チャーチルの名言」と言われるものが出てきたら注意したほうがいいです。どちらも常におもしろいことを言っていたので有名ですが、そのせいで他人が言ったこともこの人たちの名言にされていたりする。出典不明の名言も多い。

saebou @Cristoforou

ちなみにチャーチルは公の場でははっきり侮辱ととられず相手を攻撃するためいろいろ工夫をしており、他の議員を嘘つき呼ばわりしたい時はlieって言葉を使わずterminological inexactitude「述語的不正確」と言ってた。　en.wikipedia.org/wiki/Terminolo…