「岩瀬実践×苫野哲学」が教育の未来を提言する!

教育哲学の新鋭である苫野一徳が 数々の著書をもつ小学校教諭の岩瀬直樹学級を参観後 夢の対談が実現!
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苫野一徳 @ittokutomano

小学校教諭・岩瀬直樹さんの授業を見学しに、埼玉へ。その後、5時間近く対談(鼎談)。すばらしい授業を見ると、こんなに心が元気になるなんて!……いや、あれは「見た」と言うより、1人1人の居心地のよさを尊重し合ったかかわりの中に、自然に参加したという感覚だった

2015-02-06 23:38:15
苫野一徳 @ittokutomano

拙著『教育の力』では、これからの学びのあり方として、学びの「個別化・協同化・プロジェクト化」の“融合”を提言しました。そしてまた、「信頼と承認」の土台としての学校・学級の必要と、そのあり方を。……それが、想像以上の形で体現されている現場があった。

2015-02-06 23:51:49
苫野一徳 @ittokutomano

原理と実践の出会いによって得られたものを、これからさらに深めて、これからの教育の糧に少しでもなれるよう、形にしていきたいなと思います。

2015-02-06 23:55:32
苫野一徳 @ittokutomano

昨日の岩瀬学級の居心地のよさが今も響いていて、爽快な午前を過ごしている。参加できて本当によかった。岩瀬さんのご著書で、ある程度想定できていたつもりだったのに、実際に味わってみると、受けた感銘がその想定をはるかに超えていた。

2015-02-07 10:53:44
苫野一徳 @ittokutomano

それは、「こんなことが、公立小学校で本当にここまでできるんだ!」という感銘。そして何より、「子どもたちには力がある」ということが、その言葉の本当の意味で、深く深く胸に落ちた感銘。

2015-02-07 10:57:20
苫野一徳 @ittokutomano

「子どもたちには力がある」っていうのは、教育関係者はみんな言うことだけど、それは、期待すれば応えてくれるとか、はっぱをかければ本気になるとか、そういうことじゃない。

2015-02-07 11:02:28
苫野一徳 @ittokutomano

もっと根本的なところで、子どもたちは、言われなくても(いや、言われないほうが)自分で自分を律することができるし、人と関わり合って、成長し合うことができる。

2015-02-07 11:03:47
苫野一徳 @ittokutomano

教育現場には、多くの場合、教師の「コントロール欲求」が渦巻いている。でもそれが、多くの場合、子どもたちが、自ら、そして人とともに成長し合う機会を妨げる。

2015-02-07 11:07:08
苫野一徳 @ittokutomano

「個性を活かす」とか「自律的な学びを支える」とか、ほとんどの教師がそうありたいと願っているはず。でも、学校・学級という、どうしてもコントロール装置にならざるを得ないシステムの中では、その願いが中々かなわない。

2015-02-07 11:10:05
苫野一徳 @ittokutomano

岩瀬さんのクラスは、でも、そのシステムの中でも十分、「子どもたちにコントローラーを渡し」、凝集性(同調圧力)に回収されないゆるやかなつながりの中で、1人1人が自分の学びを学び、そしてまた、お互いに学び合い成長し合うことができるということを、まざまざと見せてくれた。

2015-02-07 11:16:39
苫野一徳 @ittokutomano

そしてそれは、岩瀬さんだからできることと言うより、「勘どころ」さえ押さえてある程度身体化できれば、きっと多くの先生ができること。そのことも含めて、これからいっしょに本にしていきます。いつもながら企画してくださった杉山さんにも、改めて感謝。

2015-02-07 11:20:31
苫野一徳 @ittokutomano

しかし岩瀬さんの授業を見て、何時間もお話させていただくと、自分は授業者としてはほんとトホホだなーと思わされ……。大学の授業でもしっかり活かしたいなと思った。ちょっとずつ、反省を繰り返しながら、がんばる。

2015-02-07 11:24:05
苫野一徳 @ittokutomano

それは、教師がコントロールするよりずっと、きっと、子どもたちの深い成熟を可能にする。そう思った。

2015-02-07 11:17:05
Naoki Iwase @gorigo

苫野さん、杉山さんが教室に来てくださった。今年度、ボクは特に「学びの個別化」に焦点を当てて実践をしてきた。5時間の鼎談で得た本質は、学習の個別化には、ゆるやかな関係性のベースが必要ということ。そうでなければ「孤立化」する

2015-02-07 18:36:27
Naoki Iwase @gorigo

もう一つは「流動性」。未来を考えると教室を越えた流動性、ソトとの流動性は不可欠。でもたとえ現行の教室の中でも「流動性」にアプローチできることはある。先生の仕事はそこのデザイン。学習内容にも流動性を生む。それが結果的に関係性を緩やかにする。

2015-02-07 18:38:35
Naoki Iwase @gorigo

拙著『せんせいのつくり方』、 『月間学校教育相談』2月号に書評を載せてくださっていました。 素直にうれしいです。ow.ly/i/8eXHr

2015-01-13 19:03:08
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

岩瀬実践×苫野哲学によって、「教室の未来」を提言する一冊になりそう。日本の公教育の在り方を一歩進めるものになると思う。大げさでなく。

2015-02-07 01:57:44
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

ただやっぱり今の教育実践者による書籍のレベルは低いわ。「〜氏の哲学に感動した」。そういうのはブログでやれよ。それは哲学ではなくただの強い想い。そして内省が十分に出来ていないが故に合わない子には「押しつけ」になっている(であろうことが想像出来る)。

2015-02-07 13:41:44
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

実践を構造化し再現可能にすることは大事。でももっと大事なのは、その構造が、誰もが納得しうる考え鍛え抜かれた「理念」に基づいているかどうか。理念ー構造ー実践が一本の線で繋がっているかどうか。

2015-02-07 13:45:46
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

数多の教育実践本は、構造化の段階で止まっている。「それがなぜ大事なのか」というところがすっ飛ばされている(あるいは軽視されている)。しかし本当に大事なのはそこの部分。すべての実践は、何かしらの理念から始まっているべきであり、一つひとつの実践は理念に照らし合わせる必要がある。

2015-02-07 13:51:32
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

同時に、その理念は、原理的に多くの人が納得しうるものである必要がある。独りよがりの理念であってはいけない。ある種の教育実践本に記されている「〜氏の哲学」は、それは哲学ではなく独りよがりの理念に過ぎない(ものが多い)。

2015-02-07 13:53:17
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

1.実践から構造を取り出し、それらがどのような理念によって創られているのかについて検証する。2.複数の実践・構造に一貫性があるか精査する。3. その理念がさらに高められないかどうか検証する。3.高まった理念から構造を構成し、現在の状況に応じた実践を創り出す。

2015-02-07 14:37:03
杉山史哲 | 学校の組織開発 @symphonicity

1.理念の吟味「どういう大人に育てたいか」「それはなぜか」「それは良いと言えるのか」 2.構造化「ではそれはどういう力が育まれれば達成できるのか」「それはどんな状況において育まれるか」 3.実践へ「今の状況において具体的に何が出来るか」

2015-02-07 14:47:20