小松左京『日本アパッチ族』とその映画化版シナリオの関係について

佐藤利明（娯楽映画研究家） @toshiakis

今朝、ゆうぱっくが届きました。差し出し人は『コント５５号俺は忍者の孫の孫』のプロデューサーのHさん。東宝の助監督だった藤井誠之助さんの遺稿集。付録のCDーROMに幻のクレージー映画『日本アパッチ族」のシナリオが収録されているので、堪能させていただきます。

アトレイデス @atoreides

「邪宗門」「日本アパッチ族」の一気読みやってみたいですね。「日本アパッチ族」、「戦争と人間」「華麗なる一族」の山田信夫が脚本化してるんですが、山本薩夫監督が映画化していたらどうなっていたのか?と。　 RT @onoonoonoono:高橋和巳「邪宗門」と小松左京の各作品との関係性

井田英登 @Hideto_Ida

「幻燈辻馬車」の映画化を狙ってると聞いたことはあるなあ…。山風ではないけれど小松左京原作「日本アパッチ族」のシナリオとか、読んでみたいなあ…　RT @amamamamamamam 岡本喜八監督の未公開脚本…原作は山田風太郎 http://bit.ly/cYizkt

吉田伊知郎／モルモット吉田 @molmot

岡本喜八『日本アパッチ族』シナリオから『続日本沈没』企画書、大森一樹監督『日本沈没1999』シナリオも含めた小松左京と映画を総括してほしい。

kyuzo @7_kyuzo

原作を読んで映画を観る楽しみだけでなくシナリオを読む楽しみも教えてくれた「日本沈没」。YTVの近くに行くと「日本アパッチ族」が頭を過ぎっていくこともありました。素敵な作品をありがとうございました。やすらかにお眠りください。合掌。

近藤誠 @mmkondo

小松左京氏「日本アパッチ族」は1964年岡本喜八監督で映画化が決定し山田信夫氏のシナリオも上がっていたが、頓挫してしまった󾫵日本映画史痛恨の極み。どんな作品になっていたのか

こかだじぇい @kokada_jnet

「さよならジュピター: 氷川竜介評論集」→bit.ly/r8QSG3　以前から疑問な記述が。＜60年代の東宝における小松左京の映画の仕事には『日本アパッチ族』がある。岡本喜八監督、クレージーキャッツ主演//製作中止となり、現在の小説版は脚本をもとにしたものだ＞ホント？

こかだじぇい @kokada_jnet

twitter.com/#!/mmkondo/sta…　こちらによると、６４年に『日本アパッチ族』の映画化失敗。同年、光文社から刊行だから。発表された小説がシナリオを元にしているというのは、辻褄があっているのか。しかし、小松の自伝的著作でも、その件にまったく言及がないというのは。相当なトラウマ？

愛・蔵太（素人） @kuratan

小松左京『日本アパッチ族』読む。なんかすぐ読める…。まあ新書で１冊分なんで、当時の新幹線、東京～大阪間（３時間）ぐらいで読めるように設定したのかな。しかしウィキペディア、「（映画の）脚本をもとに小説は執筆された」って…なんか俺の記憶と違う。小松左京の自伝読んで考察しよう。

ツノダ リョー @RyoTsunoda

「しどろもどろ: 映画監督岡本喜八対談集」読了。東宝時代クレージーキャッツで小松左京の「日本アパッチ族」を映画化しようとした話に仰け反る。amazon.co.jp/gp/product/448…

矢作俊彦 @orverstrand

『スクラップ集団』で思い出したのは『日本アパッチ族』｡『幻燈辻馬車』はもちろんだが岡本喜八監督の企画､実現したらどれほど面白かったか｡クレージーキャッツの代表作となったのは疑いない｡何しろ終戦後の飢えから屑鉄を食うようになってしまった超人間集団の物語｡ご想像通りの理由でお蔵入り｡

Patrick @sabasky

岡本喜八が、クレージーキャッツ主演で映画化する予定だった『日本アパッチ族』のシナリオを読む。小松左京の原作小説の刊行と同じ年にもう雑誌に発表されている。

Patrick @sabasky

しかし『日本アパッチ族』のシナリオは今ひとつ面白くなかったな。『ウルトラQ』の一エピソードならありかも。

Patrick @sabasky

『日本アパッチ族』の配役にクレイジーキャッツが起用できないのなら、いつもの岡本組の役者でも十分いける。主人公は砂塚秀雄、二毛は佐藤允、山田は伊藤雄之助 、アパッチ族の面々は沢村いき雄ら。

さはらあきら @Akira_Sahara

今日、本屋売りの「クレージーの無責任清水港」を買ってきたが、添付のムックによると岡本喜八監督でクレージーキャッツ主演の「日本アパッチ族」映画化の計画があったそうだ。脚本が小松左京先生の小説より先に出来上がっていたらしい。 この映画、本当に観てみたかった。

kohaku @kohaku_nanamori

バーホーベンの『十字軍』、観たい！ 日本だと、岡本喜八が『日本アパッチ族』をとる話かあったとか、あと深作欣二が笠原和夫脚本の『実録日本共産党』を撮る話があったと最近中川右介『角川映画』で読んだけど。 / “製作されなかった偉大な映…” htn.to/7VWT1yf

kohaku @kohaku_nanamori

へえー。これは聞いたことなかったけど、気になる話だ。 / “小松左京「日本アパッチ族」は東宝映画脚本が先？ - ４０代病人夫婦の日記” htn.to/2gVkSB

市川大賀 @ArbUrtla

.@takehi1009 本当に、岡本喜八監督・クレージーキャッツ主演・小松左京原作『日本アパッチ族』は、歴代の邦画没企画の中でも一番実現してほしかった作品ですね。そりゃあ原作通りにはいかないだろうけど、全盛期の岡本演出とクレージーキャッツであれば絶対面白かったはず！

矢作俊彦 @orverstrand

『荒野の渡世人』を岡本喜八が撮ってたら（たとえあのまんまのヘタレ脚本でも）どれだけ幸せだったろうと公開当時からずっと思ってきたが、1968年の映画だったんだ。喜八はまだ東宝専属、これは無理だ。残念と言や『日本アパッチ族』をクレージー＝喜八で見られなかったことの方がずっと残念だが。

矢作俊彦 @orverstrand

大いに勘違いしていた｡『日本アパッチ族』小説より映画が先だったらしい。企画脚本を元にして小説化したとあるから、1964年より前。アパッチ族ってたしか小松左京の処女長編だ。そのことに驚く。あんな話が映画オリジナルで企画され脚本も書けた。通りはしなかったが出せただけでもいい時代だな。

矢作俊彦 @orverstrand

@orverstrand ってことは、どこかに脚本はあるということだ。小松左京か喜八さんの遺品の中に。誰か探してくれないものか。

佐藤利明（娯楽映画研究家） @toshiakis

@orverstrand 異色のクレイジーキャッツ主演映画ということで、渡辺プロダクションの渡邊晋さんが中心になって企画が進められたようです。シナリオも存在します。

矢作俊彦 @orverstrand

@toshiakis どこにあるか、ご存知でしょうか。

佐藤利明（娯楽映画研究家） @toshiakis

@orverstrand 20年ほど前に、ファンの方からスタッフがお持ちのシナリオのコピーを送って頂いたことがあり、納戸にある筈です。小松左京先生、岡本喜八監督に、この件でお話を伺ったこともあります。