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unak先生のよくわかる仏教講座

まとめました。
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usa @unak

全ての生命は、死ぬとまた別の生命となって生まれ変わる。これを無限に繰り返す(輪廻転生)。しかしこの繰り返される主体は何か。そんな主体(「我」)はない、と仏教は説く。各々の生で生じる自我は、その生命が持つ認識作用から生じた錯覚に過ぎず、これが次の生に持ち越されることはない。

2015-02-23 12:41:29
usa @unak

……すると何が輪廻転生してるのかさっぱりわからないんだよもん。仏教難しい。型紙みたいなものがあって、それを元に転生した生命が生じるのだけど、型紙に意識が組み込まれているのではなくて、生命が生じて初めてそこに意識が生じるということなのだろーか。

2015-02-23 12:44:30
usa @unak

ところで、世界はいっぱいある。世界が1000個集まった単位が小千世界、それが1000個集まって中千世界、それが1000個集まって大千世界。つまり小・中・大の3つの1000個単位を束ねた10億個の世界を三大千世界、略して三千世界と言う。

2015-02-23 12:52:15
usa @unak

そしてこの三千世界も結構な数あるらしいので、要するに世界は無数にあると考えていいらしい。もちろん各々の世界の中には無数の生命が生じるので、つまり輪廻転生によってどの世界のどんな生命になるのかは、極めて予測困難である。

2015-02-23 12:54:05
usa @unak

いやまあ、輪廻転生を否定してもいいし、一切の連続性が存在しなくてもいいんだけど、そしたら大乗仏教が成立できなくなるから、そこは我慢しような。な?

2015-02-23 13:04:19
usa @unak

意識という実体が存在するのではないし、意識が存在しないのでもない(だってあるじゃん?)。意識とは実体を伴わない、単なる現象である。脳内の微細電流によって意識が生じているのだと考えられるが、脳は意識の実体ではないし、電子も意識の実体であるわけでもない。識則是空、空則是識。

2015-02-23 13:10:02
usa @unak

生命とは肉体とか意識とか感覚とかなんかそんなようなもんの集合体であるが、これをまとめて五蘊という。苦はそもそも五蘊があるがゆえに生じる。例えば、お腹が痛くてつらいのは、お腹があって、痛覚があって、それを受け取る意識があるからである。五蘊全てが苦の原因、つまり一切皆苦である。

2015-02-23 13:14:24
usa @unak

苦があると、恐れ、迷い、悩み、その他あらゆる煩悶が生じ、さらにそれが新たな苦を生む。こうした煩悶を煩悩と呼ぶ。苦が煩悩を生み、煩悩がさらに苦を生むのであるが、根本原因が五蘊にあるのだから、生命は苦から逃れることは絶対できない。つまり生=苦である。

2015-02-23 13:17:19
usa @unak

死は苦からの解放ではない。輪廻転生により次の生が自動的に与えられるため、また新たな苦がスタートしてしまうのである。救いなんて、ないんだよ^^

2015-02-23 13:20:07
usa @unak

というわけで、苦から逃れるには、絶対ルールであるはずの輪廻を打ち破って完全に消滅する以外に道はない、そしてそれはなんとかすりゃ可能である、と誰かが考えた。輪廻からの脱出を解脱という。

2015-02-23 13:24:11
usa @unak

いろんな人が解脱の方法を求め、考え、実践したが、誰も成功しなかった。釈迦も先人のトライを学んでいろいろ試したが、「こりゃあかんわ」と投げ出し、座り込んでどうしたら解脱できるか一生懸命考えた。

2015-02-23 13:28:31
usa @unak

で、よくわからんけど、考えた結果、釈迦は解脱に成功した。解脱コースに到達すると、煩悩が全て消える。この境地を涅槃という。涅槃の境地に至ることを悟りという。悟りを得た生命を仏といい、釈迦はこの世界で最初に悟って仏となった存在である。

2015-02-23 13:34:26
usa @unak

仏となった釈迦は、周りの人々に自らの発見したHow to 解脱を解説指導し、しかる後に死んだ。解脱しているので釈迦は輪廻することなく、完全に消滅した。なので、釈迦の死を入滅という。めでたしめでたし。

2015-02-23 13:35:53
usa @unak

釈迦入滅後、恐ろしいことが判明した。How to 解脱を実践しても、誰も解脱できないのである。悟りっぽいものを得て涅槃まで至っても、なんか解脱してないぽい。そもそも悟りを得られない。実践が足りないんじゃね? なんか漏れがあるんじゃね? 人々は必死で研究した。

2015-02-23 13:41:00
usa @unak

とにかく釈迦の行動をなぞればどうにかなるはずや、とか、そうやっても解脱できる奴は最初から決まってんのや、とかとか、いろいろ議論研究の果てに、さまざまな宗派が誕生した。

2015-02-23 13:43:46
usa @unak

たぶん、全ての生命には、解脱できる可能性(=仏性)がある。ないと辛いし。しかし、この世界は煩悩要因に満ちているので、パンピー(=凡夫)が解脱するのは不可能である。なんか手はないものか、としてひねり出されたのが大乗仏教である。

2015-02-23 13:47:09
usa @unak

釈迦はこの世界で最初に誕生した仏であるが、世界は無数にあるので、他にも仏はいるかもしれない。というかいるはずである。仏は超立派なので、パンピーを見捨てずに救済の手を伸ばしてくれているに違いない。そこで、諸々の仏の手にすがって、なんとか助けてもらえんやろか、というわけである。

2015-02-23 13:51:17
usa @unak

輪廻における転生は、世界間移動の唯一の方法であった。しかし、仏は解脱しているので円環の理、じゃなかった、輪廻の理にはしばられない。また、仏は解脱したらその後消滅するはずなのだが、超立派なので、敢えて留まって世界の枠を超えて救済の手を差し伸べているはずである。

2015-02-23 13:54:27
usa @unak

仏は解脱しているので一切の苦がない。苦発生の原理により、普通の世界にいれば必ず苦が生じるはずであるが、仏には苦がないのだから、仏がいるのは普通の世界ではないはずである。この苦が生じない仏専用特別世界を浄土という。浄土に対し、通常世界を穢土という。

2015-02-23 13:56:27
usa @unak

仏は浄土にいるはずであるが、円環の理を超えて諸世界に遍く救済の手を伸ばしている。我々の世界に救済のために訪れた仏を如来という。如来を見つけたら、いや遍くやってるので今もそこかしこにいるはずなのだが、とにかく救済希望を訴えるのが救いの道である。

2015-02-23 13:58:54
usa @unak

仏になるために修行している存在を菩薩という。狭義だと、そろそろ仏になるんだけど、その一歩手前くらいの存在を意味する。実は我々の世界で次に仏となる存在はもう決まっていて、この人(?)が弥勒菩薩である。現在、別の世界で修行中なのだが、次の転生でこの世界に来て解脱する予定である。

2015-02-23 14:01:40
usa @unak

弥勒菩薩がこの世界に来るのは釈迦入滅後3000年とか57億年後とか今でしょとか諸説あるのだが、とにかくリアル仏がこの世界で発生するのはレア現象なので、このビッグウェーブに乗ってどないかしてもらおうというのが弥勒信仰である。

2015-02-23 14:04:26
usa @unak

また、昔、法蔵菩薩という菩薩がいた。全世界の全ての生命(=一切衆生)の救済を願い、これが適わぬ限り仏にはならぬ、という壮絶な誓いを立てた。現在の阿弥陀仏である。仏になっているということは、つまり、この誓いは達成されたわけである。

2015-02-23 14:08:38
usa @unak

しかし、あれ、俺ら救われてなくね? ……そもそも、煩悩に満ちたこの世界で解脱することは極めて困難であり、またそもそもこの世界で次に解脱するのは弥勒菩薩であって君ではない(君が弥勒である可能性もなくはないが、もちろん全員ではないだろう)。

2015-02-23 14:10:34
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