- Arquero_Takezo
- 9826
- 2
- 4
- 24
弟「例えばこういう問題を出す。『リンゴが5個、ミカンが3個ある。リンゴをひとつ食べた。合わせて何個?』」 私「え、ちょっと待って。この場合リンゴとミカンは別計上?それとも果物で括っていいの?」 弟「そう、兄貴はそういうところに拘る。それが話していて面倒くさく感じるというわけ」
2015-02-21 19:19:11私「ふむ」 弟「だから、そこはいちいち確認せずに、普通に合計すれば良いじゃん、7個って」 私「その場合、リンゴとかミカンとかは無視して良い記号で、数字だけが大事だったわけでしょ。それはどこで判断するのさ」 弟「えっ、そんな判断するの?」 私「しないの?」
2015-02-21 19:25:00弟「合計って言ってんだから足せばいい」 私「それならわざわざリンゴとミカンなんて属性つけなくていいじゃんね。果物って共通点があるからそこで括るというならわかるけど、それなら果物の合計数を問うはずだし」 弟「いやそれは特殊な解釈でしょ」 私「俺からすればどちらの解釈も特殊だよ」
2015-02-21 19:29:38弟「なるほど、誤解があった。今まで兄貴がやたらと理屈やら論拠やらを持ち出すのは、こっちの矛盾点を攻撃するためだと思ってた」 私「そうじゃない、こっちでかってに判断できない部分を訊いているつもりだった」 弟「それがなんとなくわかった」
2015-02-21 19:33:53弟「ただ、こっちはいつでも明確な論拠があって発言してるわけじゃないから、問われても答えられない。だから尋問されてるような気分になる」 私「ふむふむ」
2015-02-21 19:36:31つまりこれは、無視していい属性を明確な論拠なしに判断する能力が弟の方にはあるわけだ。そして、恐らくその能力(無根拠な共通理解)を持っている(共有している)人間が多数派を形成している。 僕はまさに「私」さん側。拘るという感覚はない。結論を導く事が出来ないから必要な情報を要求してる。
2015-02-21 23:31:41この、特殊な(と感じられる)解釈に対する、普通の(と感じられる)解釈が、僕には見えないがどこかに存在してる。この、僕に欠落してる、無根拠に普通を選択できる判断能力の正体がわかれば、何かが理解できて、何かが楽になるかもしれないと、常々思ってはいるが……いかんせん、全く不可視だ。
2015-02-21 23:35:03この、普通の選択をする判断能力の正体や構造がわからない限り、人の言うこだわりを、僕は続けるしかない。本当に、正しい選択肢がまるでわからないから。
2015-02-21 23:36:55