男性が女性に言う「君を守る」とは、“自分を含めた”男性一般から守ること。

（　　　） @asagi_gogo

健全な男女平等社会は「男性も女性も等しく殴られる社会」じゃなく「男性も女性も等しく尊重される社会」だと思うのですが、「平等なら女も殴るけどいいよね？」と仰る方々はなぜそうまでして殴られ続けたいのか、むしろ日頃そんなに殴りあっているのかと不思議でなりません。

南条 @sunset2943

twitter.com/blackcat009/st… "社会ってのは「殴りっこして勝ったやつが総取り」なわけで、女性は「後ろで見とってええで。取ってきたるから。そのかわり戦利品に文句言うなよ」なのな。そこに参入しようってんだから、そら「殴られてもええんよね?」になるわな"　原人現る

南条 @sunset2943

"社会ってのは「殴りっこして勝ったやつが総取り」なわけで” "女性は「後ろで見とってええで。取ってきたるから" "そこに参入しようってんだから、そら「殴られてもええんよね?」になるわな" 「よく男は女性を守るっていうけど何から？」の正解は「俺たちの暴力から」でした。

南条 @sunset2943

そもそも、まるで今は"殴りっこ"せず守っているかのような口ぶりですけど、既に性犯罪にせよハラスメントにせよ差別にせよボコボコに殴っているわけですが、"後ろで見とってええで、取って来たる”ってすごい認知ですね。これはひどい。

みつ @tonomistu

男同士で「殴りっこ」してるのまず見ないのだが。「仮想殴りっこ社会ストレス」をエクスキューズに男同士で女を「殴りっこ・嬲りっこ」してるのは見る。

どうも ついった @domotwitta

俺が生きてきた世界は むしろ女が殴られて(物理的に殴られる場合もあるし精神的に殴られる場合もある)毟り取られてる世界だったなあ… 男同士も殴り合ってるけど 多くの場合は力強いやつがが弱いやつを殴って奪ってた

（　　　） @asagi_gogo

守っていただかなくても、あなたがたが殴らずにいてくださればそれで充分ですので。

峰なゆか @minenayuka

男が女に「君を守りたい」的なことを言うとき、みんな何から守ることを想定しているのだろう。今まで男女で歩いてるときに暴漢や野犬に襲われたことなんて一度もないし、もしそうなった場合は戦うとかよりいっしょに逃げてほしいし、ていうかそんなこと起こらないしどっちかというと皿とか洗ってほしい

きづた @frimaire_

「君を守りたい」と言われると「何から?」って聞いちゃうタイプです。

きづた @frimaire_

「君を守りたい」と口説かれてどういう意味か問い詰めたら、「僕と付き合えば君はこれ以上男に言い寄られなくて済む」「今僕が諦めたとしたって、恋人を作らずにいる限り僕みたいなのはまた現れて君はそうやって傷付く、それじゃ根本的な解決にならない」という示唆的な返答が得られたことがあります。

きづた @frimaire_

今お前が諦めてくれれば私は何の憂いもなく幸福なんだよ!　っていう。

きづた @frimaire_

ギャングか何かの論理みたいだな、と思った。襲撃しておいて、俺たちの怖さが分かっただろ、俺たちから逃げてもどうせ他の奴らにやられるんだぜ、俺たちと契約を結べば他の奴らからも守ってやるし悪いようにはしない、みたいな。ギャングがそんなこと言うかは知らないけど。

きづた @frimaire_

いいなーいいなー男は、指一本動かさなくてもいるだけで誰かを守ってることになるんだー、とも思ったよね（皮肉です）。

きづた @frimaire_

他の男性からも（「何で恋人作らないの?」「えっじゃあ何であなたは恋人作るんですか?」という会話の結果）「恋愛の契約を結ぶのは愛する女性を他の男から守るため。そうしないと他の男がその女性を狙うから」と聞いたので、彼が特殊なのではないんだろうなと思った。

きづた @frimaire_

あなたや他の男性が私に脅威を与えているという現実を肯定してそのうちの一人に守ってもらうなんてこと絶対に嫌だぞって断ったら、「でも世の中はこうなってるんだから、それじゃ傷つき続けるだけだよ」みたいなこと言われたし最終的には腕力でねじ伏せようとされたよねみたいな……。

きづた @frimaire_

だから男性の女性に対する「君を守る」って、「他の男から守る」でさえなくて、「自分を含めた男一般から守る」で、それは何も他の男と戦うとかじゃなく、「暴力を振るわないでやる」、「他の男が遠慮して手を出してこなくなる」なんだなあって。みんな共犯みたいなものじゃないか。

きづた @frimaire_

世間知らずだった19歳の私は、「男が女を守ると言うが男性一般が女性一般より秀でているのは腕力だけのはず。しかし現代日本社会において腕力で誰かを守らなければいけないような状況はそうそうない。具体的にどのような脅威を想定して守ると言っているのか?」と真面目に考えていたんですよ。

きづた @frimaire_

考えるだけ馬鹿らしい妄言だったんだなあと思うけれど、恐ろしいことに脅迫としては機能していた。「君を守る」と言った当の男性に傷付けられ脅かされていたんだから。それで「誰かと付き合わなければ、僕でなくても他の誰かによって同じような酷い目に遭わされるんだよ」って言われ続けるの。

きづた @frimaire_

こいつ言ってること滅茶苦茶だなあと思うんだけど、精神が弱ってると「死ねば楽になれるかなあ」と同じようなノリで「付き合っちゃえば楽になれるかなあ」とつい思っちゃう。ずっと楽になれない気がして。一回OK出しちゃえばすぐに飽きて放っておいてくれるような気がして。

きづた @frimaire_

女子校を出て男子ばっかりの大学に入ってから二年ほどの間、常に粘着質な人複数にロックオンされてて、この先年を取るまでずっと楽になれないのか、って絶望して、そんな中で会うたびに体を触られたり、笑いながら「殴るよ」って言われたり、付き合ってるって言い触らされて孤立させられたりして、

きづた @frimaire_

その人に「誰かと付き合わないとずっとこのままだよ」「恋愛に興味ない女の子って君以外にもいっぱいいると思うけど、そういう人はうまく彼氏とか作って擬態してるんだよ」と言われ続けるの。二人きりで、何時間も。この人から逃げてもまたこういう人が寄ってくるのかと思うと、逃げる気も起きなくて。

きづた @frimaire_

繰り返すけど世間知らずで真面目だったので、「君を守る」の意味が分からなくて考え込んでたし、暴力を振るわれた時は「そうか、ほんとに人間が生きた人間に暴力を振るえるんだ……」ってことに衝撃を受けて、なぜそんなことができるんだろう、って半年とか一年とかずっと考えてた。

きづた @frimaire_

自分は人に暴力を振るうなんて考えるのも無理だったから。友人に「そんな男は殴っていい!」と言われただけで「えっ」って感じになったし、頭の中で人を殴るシミュレーションをしようとしても毎回脳が一瞬で処理落ちしてた。人に暴力を振るうことへのストッパーが人にはついてるんだと思ってた。

きづた @frimaire_

それでずーっと考え続けて、「もしかして彼の暴力と『君を守る』発言ってつながってるんじゃないか?　彼にとって、暴力を振るわないのは当たり前ではなく、『振るわないでやっている』状態なのではないか?」という結論に辿り着いた時は本当に衝撃だった。

きづた @frimaire_

彼みたいな人は、私が殴られずにその辺を歩いているだけで、その状態は男性の普段の自制によって保たれているのだと考えているのかもしれない。自分の安全は何によって保たれているのかは考えもせずに。