深町秋生氏+松本創氏 百田尚樹『殉愛』の真実
@ash0966 お疲れ様です、先生は「殉愛の真実」読まれましたか?ゴーンガールをはるかに凌ぐ戦慄です!
2015-02-26 20:20:25外国人に幇間の役をしてもらう「日本すげえ番組」がつくられ、「日本すげえ本」が爆買いされる現代日本か……とても品格に満ちていて、謙虚で奥ゆかしいと思います。ええ。
2015-02-27 00:38:42とある本をゲットするために、泣く泣く政治経済雑誌の棚を見たが、相変わらず「反日」「嫌韓」「呆韓」「隣のバカ」「アホでマヌケな中韓」と、品格に満ちたタイトルがずらり。その罵詈雑言のなかに「日本人の美徳」云々が、どさっと面陳。美徳とはなんだろうと考えてしまう一日だった。
2015-02-27 00:48:45『殉愛の真実』を徹夜で一気に読んだ。溝口敦の細木数子本『魔女の履歴書』、宮部みゆきの『火車』のような、欲望に突き動かされては戸籍をいじり、目標の家族仲間を分断し、手段を選ばずカネ(シャネルやバーキン)と権力へと突っ走る。人間の強欲に迫る傑作ノンフィクションだと思った。必読。
2015-02-27 15:48:15『殉愛の真実』の読みどころは数えきれないが、さくら氏の元旦那(二番目のアメリカ人)が、さくら氏を評して、「結婚している間、彼女はとにかくマネー、マネー、マネーしか言わなかった」という証言がじつにわかりやすかった。すぐに離婚して今度は「イタリア人の田舎っ子」と結婚するが……。
2015-02-27 15:57:37「人間の強欲に迫る傑作ノンフィクション」か、確かにその部分も大きいな<前2RT 自分には、在阪テレビ局をはじめとする「大阪の終わり」の話という印象が強かった。東京のアンチやカウンター(でありながら、実のところはそうなりたい)でしかなかった、ある種の大阪が終わるという意味だが。
2015-02-27 16:10:45いずれにせよ「傑作ノンフィクション」であることには間違いない<殉真 いろんな読み方ができるのは、事実と証言の積み重ねがさまざまなことをあぶり出すからだろう。単純に「泣ける話」「感動物語」を作ろうとして、恣意的に構成した綴り方とは全然違う。
2015-02-27 16:23:06何か巨大な陰謀とか謀略とか、そういった話ではないんでしょう。利に聡い人々が折り重なるようにして集まり、偶然が偶然を呼んで、ろくでもない光景が繰り広げられた、と。その証拠に、頭の切れる人間が誰一人としていない。思慮もない。ゆえにまともな人が傷つけられるというおぞましい光景があるのみ
2015-02-27 23:00:10