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ライスのアニメ感想:#206 ユリ熊嵐(7)

大幅周回遅れのユリ熊嵐7話の感想です。遅れて申し訳ないです。
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テリー・ライス @terry_rice88

ユリ熊嵐 EPiSODE:07「私が忘れたあの娘」 アヴェマリア 慈悲深き乙女よ おお 聞き給え 乙女の祈り 荒んだ者にも汝は耳を傾け 絶望の底からも救い給う (シューベルト『アヴェ・マリア』より抜粋)

2015-03-02 14:29:07
テリー・ライス @terry_rice88

折り返し一発目ということもあって、いろいろ見えてきた回だったと思う。ペース配分というか、物語の肝を後半に畳み掛ける構成は1クール(恐らく)になっても変わらないなあという印象を抱く、そんなエピソードだったと思う。変わりなく、「孤独」と「愛」を描き続けてるなあ、幾原監督。

2015-03-02 14:31:41
テリー・ライス @terry_rice88

今回の一番のフックは前回の未完の童話「月の娘と森の娘」が紅羽母が生きていた段階、というか紅羽があの子と出会って、友達だった時期に結末部分がきちんと存在していたということだろうか。そう、物語は一度「完結」していた。しかし、現在は「未完」。紅羽が忘れてしまった為なのか、それとも。

2015-03-02 14:35:47
テリー・ライス @terry_rice88

まあ、なんにせよ紅羽が「あの子」を忘れ去ってしまったがために、紅羽たちの為の「童話(物語)」である「月の娘と森の娘」が未完成の状態であるというのはやはり進行している物語に掛かっていることなんだろうと思われる。やっぱりユリ熊嵐という物語自体が寓話的な意味合いがあって、戯画化してる

2015-03-02 14:39:56
テリー・ライス @terry_rice88

戯画化してるのはもちろん現代であって。断絶の壁とか排除の儀とかクマや約束のキスとか、いろいろなメタファーが記号化して顕在してるけど、これらが視聴者の目に見えている段階で既にフィクションで一歩現実離れしている。つまり「これはアニメだから」って予防線が引かれてるわけ。

2015-03-02 14:44:59
テリー・ライス @terry_rice88

そういったメタファーの記号がアニメーションによって、抽象化されるから解釈がさまざま起こるわけですが、根本的な解答にはまったく行き着かないんだろうと思うんですよね。というかいろいろ掘り下げていって解釈しても、現実において色々なシチュエーションに当てはめることが可能なので無意味、

2015-03-02 14:49:45
テリー・ライス @terry_rice88

でまあ、やっぱり物語のメインが紅羽と銀子であるというのが前回あたりから「交通整理」され、ようやく彼女たちがクロスするところまで来たというのが目を見張るべき点だろうと思う。ファン的に言えば、劇場版ウテナのダンスシーン直前くらいの段階まで、関係性がやってきている。結構やきもきされた

2015-03-02 14:54:05
テリー・ライス @terry_rice88

それでまあ、今回が銀子の過去が描かれたわけだけど、ここでようやく気付けた。動物の群れの集団心理をそのまま、人間の方の習性へも置き換えているのね。銀子が銃弾で倒れたときの群れからの排除がそのまま「透明の嵐」であり「排除の儀」でもあるという。銀子の回想冒頭で「弱肉強食」と出てもいるし

2015-03-02 15:01:23
テリー・ライス @terry_rice88

社会が「弱肉強食」化してもなお、家族や愛する者の繋がりは取り払えるものではないわけで、身寄りのない銀子(この設定自体が童話っぽい)が「ヒトリカブト=(猛毒=悪?)」として取り扱われ、存在を承認してもらえるのがクマリアという偶像(神)しかいない。その偶像の名の下にいい様に利用される

2015-03-02 15:09:56
テリー・ライス @terry_rice88

それまで信じられるものが「弱肉強食」という価値観と「クマリア」という神(偶像)のみで、「真に繋がる者」を見つけていなかった銀子は人間との決起の争いでその神に庇護される群れの中からも排除されてしまい、信じられるものはすべて失ったところに、幼い紅羽が手を差し伸べたってのが事の顛末。

2015-03-02 15:21:56
テリー・ライス @terry_rice88

だからまあ、そりゃ紅羽のことを「私のクマリア」だって崇めるのも分からなくないよなあ・・・。「孤独」を埋めるために「愛」があって、「スキ」を語り、諦めないわけで。ただこの「スキ」だけど、対象は人間じゃなくても転用可能だよなあと思う。あくまで「孤独」を埋めるためのガジェットであるから

2015-03-02 15:32:25
テリー・ライス @terry_rice88

要するに「孤独」を感じなければ、いいわけだからモノに没頭したり、それこそ創作に没頭したりすることもまた「スキをあきらめない」一環だと思う。ユリ熊嵐の物語ではこの「スキ」と「約束のキス」、「透明な嵐」とかが絡み合って、自己と他者の承認関係をテーマとして構築してるので見辛いけども。

2015-03-02 15:37:38
テリー・ライス @terry_rice88

物語の最初はほとんど接点がなく、交差することもなかった紅羽と銀子。それが次第に明かされる過去などによって、距離感が縮まっていく様子を視聴者の体験として描くのは思い返せば丁寧だったと思うんだけど、やっぱりちょっと迂遠だったよなあと思う。いや、描かれる物語自体は分かりやすかった。

2015-03-02 15:53:22
テリー・ライス @terry_rice88

いやもう、手法なので納得するしかないんだけども。その接点ない二人の接点が次々と明かされていった事によって、共通項が結びつくわけよね。それが「スキの歌(=アヴェ・マリア)」と銀子の好きな食べ物で。なんかこう「孤独」が「孤独」が重なり合うものがちゃんと機能するところの丹念さが良い。

2015-03-02 15:56:23
テリー・ライス @terry_rice88

さて、スキの歌でようやく交差した二人に降りかかる「透明な嵐」は、今までのより強大のようだけど、はたしてどうなるか。そこで紅羽と銀子を見守るるるがどう行動するか見もののひとつでもあるか。「孤独」を埋めるものが「スキをあきらめない」のならば、物語はもっと加速していくと思うけども。

2015-03-02 16:00:27
テリー・ライス @terry_rice88

といってところでまったくの周回遅れの感想で申し訳ないですが、9話までには8話の感想も書きたいと思います。それでは今回は以上。ではまた次回。

2015-03-02 16:01:55

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