20150304小佐古敏荘教授最終講義

つぶやきをまとめさせていただきました、問題ございましたら対応させていただきますのでお手数ですが、ご連絡頂けますようお願い申し上げます。 小佐古敏荘教授の退職に伴いまして、下記のとおり最終講義を開催いたします。   記 続きを読む
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iPatrioticmom @iPatrioticmom

【小佐古先生最終講義】 事故後はクローズドの会合しか出て来られなかった小佐古先生のお話を聞ける貴重な機会なので行って来ました。会場は98%が男性という感じ。 pic.twitter.com/EoPBnVNyPC

2015-03-04 22:55:11
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iPatrioticmom @iPatrioticmom

内容はこれまでのご研究や活動を振り返りながらの、放射線安全や防護の考え方についての解説。放射線安全学なので、まさに放射線防護がご専門だったんですね。大学院の講座開設は10年前ということです。

2015-03-04 23:00:29
iPatrioticmom @iPatrioticmom

研究内容は放射線安全基準や放射性廃棄物管理、遮蔽、線量計測など。LSSの線量再評価も日本側委員として参加されたそうです。米国側の予算のほうが日本よりはるかに多かったとか。 pic.twitter.com/yZyAk58VFR

2015-03-04 23:09:28
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iPatrioticmom @iPatrioticmom

ICRPは各国の研究者と知り合えて有意義だったそうです。You are wrongとはっきり言える自由な場のほうが、老婆心ながら.. などと言わなければならない国内より楽しいと。同感w それにしても、すべて専門分野に重なる研究者が、涙の会見後、丸4年蟄居を強いられたわけですね。

2015-03-04 23:13:14
iPatrioticmom @iPatrioticmom

放射線安全・防護は外国のどこかで決めたから、ではなく、どういう理由でどう安全を確保するかを一生懸命考えてこられたそうです。 飄々とした口調ではありましたが、事故対応は除染にしても、ど素人が決めてやっている。背景を全く知らないで思い付きでやっていたら収拾がつかないと言われてました。

2015-03-04 23:17:59
iPatrioticmom @iPatrioticmom

将棋のように安全のための駒の動かし方がある。4年たっても置き場所がないとか、費用が足りないとかやっている。放射線遮蔽分野では、チェルノブイリ後にどのように安全対策をすべきか、一生懸命議論してきたことが活かせなかったことが残念で仕方がないと、無念を語られていました。

2015-03-04 23:19:35
iPatrioticmom @iPatrioticmom

ICRPの防護体系を決めてこられた方なので、考え方は基本的にはICRP遵守のようです。いきなり1mSvは崖の上から飛び降りるようもので無理。現存被曝状況を段階的に実施するしかないとのことでした。

2015-03-04 23:22:54
iPatrioticmom @iPatrioticmom

必要なのは、どういう根拠でどうやって安全を守るかという議論。できないものはできない。森林の除染は無理だということでした。 放射線防護体系は大人を中心に出来ているので、福島後は、地面にしゃがんだりする子供の防護が議論されていくだろうとのこと。

2015-03-04 23:27:51
iPatrioticmom @iPatrioticmom

最後は若手研究者へのメッセージ。 夢を持とう。関連分野は徹底的に知ろう。 pic.twitter.com/SihyVn42f3

2015-03-04 23:31:49
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iPatrioticmom @iPatrioticmom

広い分野に関心を持とう。正義を実現しよう。強きと戦い、弱きを助ける。世界は広い!   世俗にまみれない率直な言葉に、大学人はこうであっていただきたいと思いました。 退官後のご活躍を祈念しています。

2015-03-04 23:35:02
リンク kiikochan.blog136.fc2.com みんな楽しくHappy♡がいい♪ | 覚えてますか?小佐古先生 おしどり(文字起こし) 2011年3月11日。その後私は変わりました。
リンク www9.nhk.or.jp NHK「かぶん」ブログ:NHK | 科学のニュース | 官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します 東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に...
リンク www.t.u-tokyo.ac.jp 教員紹介

こさこ としそう
小佐古 敏荘教授KOSAKO Toshiso
所属
大学院工学系研究科 原子力専攻(専門職大学院)
E-mail
kosako@nuclear.jp
WEBサイト(日)

WEBサイト(英)

教 育
担当授業科目
(学部前期課程) : 教養学部生命認知科学特別講義(放射線安全学)
担当授業科目
(学部後期課程) :
担当授業科目
(大学院) : 放射線安全学、原子核と放射線計測、放射線遮蔽、放射線安全学/原子核と放射線計測演習、放射線遮蔽演習、先進放射線リスク特論E、大学院総合文化研究科生命科学専攻特論(放射線安全学)
初学者向け研究紹介 :
分身エージェントシステム :
研 究
研究分野 放射線安全研究として、ICRP、IAEA等とリンクした、放射線防護、放射性廃棄物安全基準の研究; 放射線遮蔽研究として、モスクワ物理工科大学等との原子炉施設遮蔽実験、ほか加速器施設での実験的研究; 放射線線量評価として、環境放射線・ラドン、広島・長崎の原爆線量評価、体内極微量放射能線量評価等を行っています。世界的スケールで、原子力、放射線、加速器、放射線医療・生命科学領域で、原子力・放射線安全研究を通じて社会に貢献することを目指します。
略歴 (1)学歴
 昭和47年4月 東京大学工学部原子力工学科卒業
 昭和49年3月 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専門課程修士課程修了
 昭和52年3月 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専門課程博士課程修了(工学博士)
(2)職歴
 昭和52年11月 東京大学助手(原子核研究所) 採用
 昭和57年10月 東京大学助教授(原子力研究総合センター)
 平成17年 4月 東京大学大学院教授(工学系研究科原子力専攻)         
現在の研究課題 a)放射線安全関連分野�放射線の安全基準に関する研究�核燃料サイクル・放射性廃棄物管理に関する研究�加速器保健物理に関連する研究�環境放射能研究�放射性物質・核燃料物質の安全管理技術及び安全取扱技術  b)線量計測分野�広島・長崎の原爆被爆者の線量評価�スカイシャインの研究�内部被曝線量評価�中性子線量計に関する研究  c)放射線遮蔽分野�原子炉遮蔽�放射線挙動解析�遮蔽実験�加速器遮蔽

研究内容キーワード 放射線安全、遮蔽、線量計測 
所属学会 日本保健物理学会、日本原子力学会、日本放射線影響学会、日本ラジオアイソトープ協会、日本応用物理学会・放射線部会
著書・学術論文 :
最大10件まで T.Kosako, "Radiation protection system on X-ray use" Oyo Butsuri, Vol.74(4), pp 497-499, (2005) in Japanese.
T.Kosako et al., "Development of radiation protection on TENORM" Jpn.Journal of Health Physics, Vol.40(1) pp 67-78, (2005).
T.Kosako, "Approach to NORM/TENORM problem based on radiation protection principle" Proc. of the 11-the Int. Congress of the Int. Radiation Protection Association, p.359, (2004).
T.Kosako, "Explanation of ICRP publication 81 in consideration of geologic disposal" Genshiryoku Bakkuendo Kenkyu, Vol.9(2), pp121-142 (2003) in Japanese.
T.Kosako, et al., "Shielding benchmark experiment for spent fuel dry storage facility" Proc. of the 13-th Pacific Basn nuclear conference, p 200 (2002).
T.Kosako, "Safe management of spent radiation source" Jap. Journal of Health Physics, Vol.38(2), pp154-193 (2003).
T.Kosako etal., "Consideartion on the critical group with respect to radioactive waste management" Nippon Genshiryoku Gakkai Wabun Ronbunnsyuu, Vol.1(4) pp449-461 (2002) in Japanese.
T.Kosako, "Clearance level discussion on solid radioactive waste" IRPA-10: Int. Congress of the Int. Radiation Protection Association, P-9-107 (2000).
T.Kosako et al., "Analysis of neutron streaming experiment for torus duct by Cf-252 neutron source" Journalof Nuclear Science and Technology, Suppl.1 pp 655-659 (2000).
T.Kosako, "Consideration on the collective dose with respect to radioactive waste" Radioisotopes, Vol.48(9) pp600-610 (1999) in Japanese.

その他
趣味 水泳、工作
学生時代の夢 旋盤工
今の夢 国際人生活
座右の銘 継続は力なり
愛読書 日経新聞
研究以外の著書

g_stt @g_stt

RT @PeacePhilosophy: 広瀬隆:(辞任した小佐古参与について)「原発安全神話を一番振りまいてきた。裁判でも低く低く言ってきた。その人でさえ政府を後手後手と。子ども1ミリから20ミリがいけないと言っている。」小佐古氏はどうやら御用学者最前線の人だったらしい。

2011-05-03 19:59:39
ただの |ωΦ)ฅです🐾 @emacat_bot

on.wsj.com/m9WBWL 【インタビュー】日本の放射能問題は深刻=元内閣官房参与・小佐古氏 - WSJ日本版 - jp.WSJ.com

2011-07-08 02:30:13
MEMENTO MORI @moonslider

小佐古先生が参与を辞任された時、米国の原子力工学の専門家にその顛末を話したら、「お前の英語を疑う理由はまったくないが、子供についての被曝限度として20mSvなど通常考えられず信じられない。お前には悪いが、やっぱりそれはお前の誤訳だろう」と言われたのは極めて強烈だった…

2014-04-09 20:58:10
ただの |ωΦ)ฅです🐾 @emacat_bot

小佐古さんはあの会見の後、原発推進の側からも反原発の側からも遠巻きにされているのだとか…本来ならば今、行われている会議や委員会の第一線に立っていたはずの方だったのに

2014-04-09 21:54:59
Sirius☆彡 #パンデミックの彼方へ @sitesirius

これなんですね…。 →原爆症認定集団訴訟・近畿の裁判傍聴日誌⑫ geocities.jp/kyo_genbakusos… #DS86 #NoNUKE QT @okanori75: 小左古氏は内部被曝を無視している DS86の正当性を裁判でどれだけ主張してたことか。忘れたくても忘れませんよ。

2015-03-05 10:31:15

原爆症認定集団訴訟・近畿の裁判傍聴日誌⑫
              小佐古証人(国側)、「知らない」連発
              司法判断への無責任な姿勢を露呈

                              2005年2月23日(水)・大阪地裁

 驚いた。そして、無性に腹が立った。2月23日、大阪地裁202号法廷で開かれた原爆症認定集団訴訟・近畿の第11回口頭弁論。被告・国側がこの裁判で総論的観点から立てた唯一の証人、小佐古(こさこ)敏荘・東大原子力研究総合センター助教授に対する原告側弁護団の反対尋問が終わりに近づいたころ。長崎の被爆者・松谷英子さんの原爆症認定申請を国が却下したことを、最終的に不当と判断した2000年7月の長崎原爆訴訟最高裁判決についての質問に、小佐古氏から、投げやりで無責任な答えが次々に返ってきたのだ。

 尾藤廣喜弁護士 あなたは都合の悪いことは「分からない」という。
(放射線による急性症状の一つの典型、脱毛について、国が使ってきた原爆放射線線量評価システム・DS86の機械的な適用では、爆心地から2・45kmで被爆した松谷さんも発症した事実を説明できなくなる、と最高裁判決が重く見ている点をふまえて)
最高裁判決が指摘したDS86の問題点について読んだか。
 小佐古証人 読みました。
 尾藤弁護士 どういう点が問題点だと指摘したと思うか。
 小佐古証人 いまだに分からない。
 尾藤弁護士 最高裁判決で指摘された問題点について検討したことはあるのか。
 小佐古証人 立ち話程度の話はした。
 尾藤弁護士 DS86は放射性降下物について広島、長崎ともごく一部地区しか取り上げていない。あなたは「黒い雨」の範囲を知っているか。
小佐古証人 はい。
尾藤弁護士 実際に被爆者に聞き取りしていった増田善信氏の調査で、それが約4倍に広がることが分かったことを知っているか。
小佐古証人 知らない。
尾藤弁護士 「黒いすす」のことは知っているか。DS86の中で議論されたか。
小佐古証人 すすは議論していない。
……

 小佐古氏に対する原告側反対尋問はこの日午後3時すぎから同5時40分まで行われた。原告側は藤原精吾・弁護団長を先頭に、中森俊久、三重利典、稲垣眞咲、豊島達哉、有馬純也の各弁護士がつなぎ、しんがりを尾藤弁護士がつとめた。
 藤原団長がまず、放射線防護の基準を設定する上で線量と疫学的知見が「二輪車」だと小佐古証人も言っていたことを再確認。反対尋問の前半は、DS86やそれを見直したものと国側が説明するDS02の問題点を、計算値と実測値のずれの問題を軸に質していった。小佐古氏はDS86、DS02の妥当性に固執したが、DS02については、3年が経過したいまもまだ総括ができていないことを認めた。
 被爆者の症状の問題に移ると、小佐古氏はとたんに口が重くなった。国側が無視している遠距離被爆者の発症について、稲垣弁護士が、日米合同調査団や東京帝国大医学部の調査データなどを突きつけ、爆心地から2・1-2・5kmでも脱毛の急性症状が出ているではないか、と迫ると、「私の専門ではない」「知らない」「脱毛についての所見は、私は答えられない」などと繰り返した。豊島弁護士が入市被爆者の発症に関するデータを提示して質問すると、「入市被爆者の問題があるということは存じていたが、具体的データは知らない」。
 こうして、冒頭の尾藤弁護士と小佐古証人のやり取りに至ったのである。尾藤弁護士は、同証人が言った「二輪車」のうちの疫学には「興味がないのか」と皮肉ったあと、「被爆の実態を見ずして、DS86あるいはDS02の妥当性を議論することはできないのではないか」と最後のダメを押した。小佐古氏は「疫学の立場からするとそうなると思う。DS86、DS02は線量の側面から考えている」と答えるのがやっとだった。

 「二輪車」を運転できない小佐古証人の発言を聞いていて、これは被告国側の被爆者切り捨ての審査基準そのものの論理破綻を象徴しているのだと、あらためて気づいた。

(2)放射能の基礎知識・放射線防護の考え方ー1             小佐古 敏荘 氏
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/etc/uploads/0012a/eventinfo/7e095f7f093f39e2881f33d8c6be333d4.pdf
(3)放射能の基礎知識・放射線防護の考え方ー2                     小佐古 敏荘 氏
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/etc/uploads/0012a/eventinfo/7a25e377b627bff3d6f67496c847bb812.pdf
  
放射能と健康影響に関する教員向け研修会資料(東京都福祉保健局)
・資料1「放射能と健康影響について」 
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/etc/uploads/siryou2.pdf
・資料2「福島第1原子力発電所事故後の放射線防護」
http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/etc/uploads/siryou1.pdf