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こちらも併せてどうぞ。

ツイートまとめ hatikadukiさんによる『ライトノベル史』 40827 pv 239 111 users 4
hatikaduki @hatikaduki

インクを補充してください

http://t.co/ICJ4cML3yB
hatikaduki @hatikaduki
ライトノベル史について話すときは、①少女/少年小説史観  ②SF史観  ③FT&萌えの二つのブーム+レーベル興亡史+ラノベというフィールドの成立と崩壊  の3つくらいにわけて話したほうが混乱せずに説明できるかなと思った。
hatikaduki @hatikaduki
③はスレ・ブギ・ハルヒ史観、もしくは90年起源説と言っても良しか。ちょっと前にまとめてもらったやつ。
hatikaduki @hatikaduki
プレラノベ期のSF・現代伝奇・少女小説の3つの流れが広範なファンタジーブームで連結されるとともに、富士見Fを筆頭にその後のラノベ史上で重要な角川系レーベルがぽこぽこ生まれてうまいこと軌道に乗ったのがこの時期、象徴的な作品がスレイヤーズ、ってやつ>90年起源説
hatikaduki @hatikaduki
ファンタジーブームが終息した後は和製サイバーパンクとか学園伝奇とかサイコサスペンスとかヤングアダルト文学とか女の子いっぱいコメディとか、いろんな新しい方向性の模索の中でそれぞれに名作が生まれて、そのなかで全体としては学園ものシフトがなされた。この時期の象徴的作品がブギーポップと。
hatikaduki @hatikaduki
2000年代に入ると美少女ゲーム界隈で積まれたカラテが深夜アニメバブルで拡大したのかなんなのか、きわめて広範な萌えコメブームが起こり、その中でMFJが勢力を伸張しGAとかHJとか新規レーベルがぽこぽこ生まれて軌道に乗った。この時期を象徴するのがハルヒとそのアニメ化と。
hatikaduki @hatikaduki
レーベル興亡史的には角川一強時代への挑戦として小学館のガガガ文庫、次いで講談社ラノ文庫の参戦や、集英社のスーパーダッシュ文庫のダッシュエックス文庫へのリニューアルという動きが新しいトピックスとしてあるます。
hatikaduki @hatikaduki
ちょっと話を巻き戻しますけどファンタジーブームに形成された広いフィールドを、90年の段階ですでにライトノベルと呼んでいた人たちはいたそうなんですが、でもこの段階ではライトノベルって言葉はそれほど広まらずなんか漠然とファンタジーが流行ってるなーと思われていました。
hatikaduki @hatikaduki
ところがFTブームが終息にむかってからもしばらくはこの広いフィールドは存在していたので、これをなんと呼ぶのかけっこう喧々諤々があったのですが、2chのラノベ板の存在や、2004年にあいついでタイトルにライトノベルを冠した評論が出たことでラノベと呼ぼうという方向で大勢は決しました。
hatikaduki @hatikaduki
それでもまだ不満のあるひとの文句は尽きなかったのですが、萌えコメブームが本格化するとヤングアダルト文学とかSFとかファンタジーとかの要素が周辺的なものに後退し、また新規読者がガンガン入ってきたことで、ライトノベルという呼称は完全に定着することになりました。
hatikaduki @hatikaduki
ところが一方でかつての広いフィールドは分解していくことになります。まず電撃とかにYA系の作家が流れたせいなんじゃないかなと思いますが少女向けレーベルは学園ものシフトがあまりおこらず、ハーレクイン的なFTの割合が徐々に増えて、少年向けレーベルで萌えコメが流行ると断絶が生まれました。
hatikaduki @hatikaduki
また少年向けレーベルにおけるラノベのコアが萌えコメにシフトすると、その周辺に新しい需給のボリュームゾーンが生まれて、それが現在のキャラクター文芸レーベルや児童向け文庫レーベルの活況の背景になってんじゃねーかなー大枠だとー、と思います。
hatikaduki @hatikaduki
というのが③の話すね。
hatikaduki @hatikaduki
というかそもそもこれに関する話でござる>ライトノベルの起源とその後の流れ(2015年版) - 好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!!lightnovel.jp/blog/archives/…
hatikaduki @hatikaduki
あらためて①すけど、『ライトノベルから見た少女/少年小説史』http://t.co/Qzh0UcSVmWの優れてる点はいくつかあるんですが、
hatikaduki @hatikaduki
少女/少年小説史観は、1900~1910年代に雑誌を中心とした文字媒体での少女少年向けエンタメという産業が生まれて、これが現在の少女少年マンガやラノベにそのままつながってるし、
hatikaduki @hatikaduki
いまは忘れられてしまったいろんなチャレンジや読者との交流があって、だから1970年代や1990年ごろにあるとされるラノベ史の画期もけして特権的なものではないんだよって論です。
hatikaduki @hatikaduki
んで少女少年小説史観を踏まえてラノベ史を眺めるとより面白くなるポイントが3つあって、
hatikaduki @hatikaduki
まず1970年代の画期がなんだったのかがよりよくわかるようになります。1960年代になると少女少年向け雑誌に掲載されていた小説が、内容は大して変わらんままマンガに置き換わっていったそうで、これによって少女少年向けエンタメの文字媒体での展開である少女少年小説は一時後退します。
hatikaduki @hatikaduki
その後、少女少年マンガは極めて高度な発展を遂げていくことになりますけど、そうした一時は衰退した少女少年小説が高度に発展したマンガ文化との競合を前提としたうえで再び市場を形成していく過程が1970年代起源説なのであろーなーと。
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コメント

kou1tw @kou1tw 2015年3月5日
ズレた話で恐縮ですが、「積まれたカラテ」の表現に違和感を感じなかった驚異。 忍殺もこの歴史の中に入るんだろうか。#njslyr
takeyan @takeyansun 2015年3月5日
まあ自分のこれまでのラノベ史をコンパクトにわかりやすくまとめたというのは賞賛に値します。少しもの足りないなと思うのは、僕より年下なんだろうからだろうな…orz w
hatikaduki @hatikaduki 2015年3月5日
うっかりしてSFファンダムが得たものの中にSFアニメを入れ損ないました。富士見・電撃の王朝交代や富士見の王道・電撃の王道の話はするとちょっと長くなりすぎるかなと思ってやらなかったっす。
垂直応力 @normal_stress 2015年3月5日
SF史観だとソノラマ文庫の存在が大きかったと思う。
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2015年3月5日
イラスト入り少年少女小説だと戦前から辿らなくちゃいけないし(佐藤紅緑とか吉屋信子とか)、少女漫画だと高畠華宵やアール・ヌーヴォーの影響やムーヴメントを語らないといけないんで、これは単に「体感として知っているライトノベル史観」ですね。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg 2015年3月7日
朝日ソノラマ時代のダーティペアやクラッシャー・ジョウ辺りと、富士見Fの直前くらいの時期のハヤカワ系若手作家群の話は②に入ってくるのかな。
ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2018年11月5日
2に入るやろね… http://lanopa.sakura.ne.jp/column/ でもソノラマの話は触れられてる。1の戦前からの少女小説、への違和感にもまた触れられてるので、上記リンクはオススメです。
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