【泥】オルタ化企画まとめ【祭】
―――それは、とある夜のこと
@wandkayneth こんばんは、アーチボルト。私も不思議に思っていたところだよ。まるで嵐の前の静けさの様な。(フラグを立てながら振り向き)
2015-03-05 20:07:09@wandkayneth はは、こういった夜だからこそ、そう称してしまいますな。まるで泥のような空じゃないか。(真っ暗な空を見上げて不敵な笑みを浮かべ)
2015-03-05 20:13:11@sb_omi ――泥、だと?其れは貴殿の裡に棲む闇の事ですかな。私としてはもう少し、澄んだ空気が好ましいのだがね(釣られるように星の無い闇夜を見、のっぺりとした黒に顔が自然と曇り)
2015-03-05 20:16:58@wandkayneth 何を言うかと思えば。泥も悪い物ではない。貴殿も帯びてみるといい。(ふと振り返って目を細めるもすぐに柔らかい笑みに代わり)――冗談だよ。そう易々と流れるものでもあるまい。
2015-03-05 20:20:59あ、…………っ、(今朝方から感じていた虚脱感が強まるのを感じると、ティーカップが右手からするりと抜けて床へ垂直に落下し )……あぁ、やってしまった。
2015-03-05 20:07:03……今朝から、とても嫌な感覚。胸の奥にぽっかりと穴が空いているみたい。ざわざわとして落ち着かないのに、ひどく空虚で。息をするので精一杯だわ(割れたティーカップを片付けようと床へと降りるも、両脚からも力が抜け落ちそのまま膝を付いて)
2015-03-05 20:10:16静かないい夜でいやがる。なんかワリィこと起きなきゃいいがな…。(ふと零した瞬間、闇に響いた陶器の割れる微かな音へと顔を向け)
2015-03-05 20:17:17@kirei_sabamine ……あぁ、神父さん。こんばんは。大丈夫よ、少し調子が良くないだけ……構造的欠陥、と言うのかしら。……あぁ、駄目。こんな感覚は我慢出来ないわ(途中で顔を背けると空虚を埋めるようにして胸部を掻きむしり)
2015-03-05 20:13:11@Irisviel_nrkr ああ、今晩は。善い夜だな、ふむ……少し肌寒いだろうか?お前もメンテナンスが必要かな?(肩を竦めて笑みを浮かべるも、常と違う婦人様子に眉根を寄せ、その華奢な肩に手をかけ)……どうした?
2015-03-05 20:17:22@kirei_sabamine そう、そうね、とても寒い。いえ、寒くはないの、ないのだけど……とっても、心の中身が……?……あ、ああ。本当どうしたのかしら、変ね、急に泣いたりして……(焦り目尻を拭うも黒色の雫は止まらずぽろぽろと流れ落ち)
2015-03-05 20:20:42@Irisviel_nrkr 私は財布の中身が寒………アイリスフィール!?(突如女の身から溢れ出た黒色の滴に瞠目し、肩を掴んでいた手を離す)(初めて目にする汚泥に得体の知れぬ危機感を覚え、距離を取ろうとし)
2015-03-05 20:25:59……おや!?アイリのようすが……!!
(額を床に擦りつけるようにして蹲り荒い呼吸を繰り返すも息苦しさは消えず)あ、ああ、私……。私、このままじゃ、私、私でなくなってしまう。胸が苦しいの、私……私は、一体、誰、誰なの……?(堰を切ったように独語を吐き、同時に目尻から一筋の黒色の雫が流れ落ちて)
2015-03-05 20:17:35え……?あ、ああ、何これ……嫌な色……。……いえ、私、これ、知っているわ。これは…………(表情の無い顔で目尻から黒色を流し続け、一瞬感じた嘔気と共に口角からも同じく黒色の液体が流れ出て)……うふ、うふふ、私は、私……
2015-03-05 20:23:36@Irisviel_nrkr ――御夫人?(荒い呼吸音に慌て傍へと歩み寄り)何処か具合が、私が看よう(蹲る女の足下に広がる白銀の長い髪、其処にぽつりと落ちた黒を男は不運にも見逃し、片膝を付いて手を伸ばし震える肩へと)
2015-03-05 20:23:45@wandkayneth ケイネスさん、私、私ね。うふふ、私やっとこの世に生れ落ちることが出来たのよ、やっとよ。…………ん?ああ、ありがとう、ケイネスさん……駄目、駄目よ、私もうだめなの
2015-03-05 20:25:37@Irisviel_nrkr 御夫人、一体どうなされたのだ。駄目?一体、…(女の醸し出す空気が粘つくように肌に絡み付く感覚、頬が引き攣っていく)(動けない)
2015-03-05 20:29:21…………!う、あ…………私…………や、いやああああああ!(何かから逃れるようにして頭を両腕で抱えるも、全身から粘性をもった黒い液体が洪水のように溢れ出し室内を汚染し。室内に居た男4人へ黒色が押し寄せていき)
2015-03-05 20:29:43ッ――!?(アイリスフィールから距離を取ろうと後方に跳ぶも、生き物の様に動く粘性を持った泥に足を掴まれ床に叩き落とされる)(男はその侭黒い泥の濁流へと飲み込まれて行く――)
2015-03-05 20:34:21