「出口」と「入口」 ~デトックスと薬物代謝~
昨日、デトックスというか、「身体に残るものと残らないもの」についての講義がありました。
@Butayama3 「代謝」だと、ブドウ糖からエネルギー作ったりとかの話まで広がるので、この場合は「薬物代謝」あたりで調べるといいかと。「酵素ちゃん」のときに出てきた、グルクロン酸包合とかの話につながるよ。
2015-03-05 08:55:20--昨日も解説をして下さったryoko先生が、「出口」、つまり尿と便について語ってくださいます。
@Butayama3 代謝の話につっこむと長くなるんで、まず最終出口(尿と便)の話からぼちぼちいきますね(かなり途切れ途切れになるんでよろしく)
2015-03-05 10:09:44先ずは尿。
@Butayama3 尿は腎臓で作られます。まず、糸球体という場所で血液が濾過される。血球は濾過されないし、タンパク質もほとんどは濾過されない。血液中でタンパク質にくっついて運ばれている物質も濾過されないけど電解質やアミノ酸、ブドウ糖などは濾過されるので、いろんな成分が入ってる
2015-03-05 10:27:38@Butayama3 これ(糸球体濾過液)が尿の大もとですが、もちろんそのまま出てくるんじゃなく、身体に必要なものは再吸収して使い回します。ブドウ糖やアミノ酸は100%再吸収される。逆に使い回しようがないものは再吸収されずに捨てられる。ナトリウムなどの電解質や水は
2015-03-05 10:54:45そして便。
@Butayama3 で、今度は便ですけれども。便の主な成分は水と、消化吸収されなかった食物成分、新陳代謝した粘膜細胞、細菌の死骸、あと消化液とともに分泌されて再吸収されなかった電解質とか、同じく再吸収されなかった胆汁成分(ビリルビンの代謝産物など)とか。
2015-03-05 11:39:36@Butayama3 で、胆汁とともに腸に出ていく不要物であるビリルビン。新生児ではこれが大量生産されるため黄疸が出る、その程度がひどいと脳に障害を起こすのでその前に治療するんだけど、それはもちろん「浣腸して便を出す」ことではない。血中からビリルビンを追い出すのがだいじなので
2015-03-05 12:01:19@Butayama3 胆汁経由で排泄しやすい形に変える(光線療法)とか、もっと危険なレベルなら血液を入れ替える(交換輸血)、あと再吸収しにくくするために母乳を一時期やめて人工乳に変えることもある。まあ真剣に毒を追い出そうとすればたとえばそういう方法になるってことで。
2015-03-05 12:09:53ちょっと見えてきました。
便秘と、「細胞内に物質が蓄積する」ことは違いますね。
@Butayama3 ずらずら書いてて思ったんですがこれ、「便が腸に溜まる」のと、「何かの物質が身体の中(血中だったりいろんな組織だったり)に溜まる」のとの混同があるんじゃないかな…
2015-03-05 12:15:16