サブスクでは読書記録つけてます。無料公開は宣伝や雑談が中心。政治的な話題や炎上しそうなコメントもサブスクに書くようにしています。けっこう充実しているとの噂。そっちもよろしくお願いします。 バナーは3月30日に行われる「ゲンロン友の会総会」のポスターの一部。
日本で市民運動がうまく行かない理由のひとつは、「弱者」の側に「私の権利を守ってくれること」と「私の気持ちを代弁してくれること」の区別がついていないことにあるんじゃないかと思う今日このごろ。
2015-03-06 11:00:09批評とか言論とかジャーナリズムとかいうのは、本来だれかの気持ちを「代弁」するものじゃないからね。まあ、嫌いなひとは嫌いでしょうね。
2015-03-06 11:01:25頭悪い反応が来た。どうでもいいわ。RT @honemiwosarasu @hazuma 『お前は「弱者」だ。だから意識高い系で情報発信能力の高い俺様がお前の権利を守ってやる。お前の気持ち?そんなの知らね。』
2015-03-06 11:20:45「自分の気持ちを代弁してくれるひとが味方だ」というのは、要は「自分が気持ちがいいと思うものが正義だ」というのと同じ。けれど、日本自画自賛本ばかり売れるこの国は、いま全体的にそういうモードなのかもしれないね・・
2015-03-06 11:23:39さらに一般的に言えば、そもそも文化って「いっけん気持ちがいいと思わなかったが多少時間をかけてつきあうと良さがわかる」ものの蓄積であって、パッと見てパッと快楽感じるみたいなものばかり集めても文化なんて生まれない。でもサブカル万歳のいまはそれもわからなくなってるのかもね。
2015-03-06 11:26:34「自分の気持ちを代弁してくれるひとが味方だ」と思っているひとは必ず政治家やデマゴーグに騙される。だから代弁していないひとにこそ関心を向けなければならない、ということを教えるのが教育で、それこそ健全な政治や言論の基盤のはずなのだけど、日本ではその導入に失敗したように感じるな。
2015-03-06 11:33:11快楽原則からは正義も理念も文化も生まれない、というのは基本中の基本のはずなのに、どうしてこうも快感絶対主義の時代が来てしまったのか。
2015-03-06 11:35:16フロイトがなぜ戦間期のヨーロッパで「快感原則の彼岸」について考えなければならなかったのか、いまの日本を見ているとなんとなく身に染みてきます。
2015-03-06 11:37:32