発送電分離と鈴木耕さん

鈴木　耕 @kou_1970

本日の朝日。「発送電分離 後ずさり」「法改正、盛られぬ可能性」…と。今度の通常国会に出される法改正案に「発送電分離」が盛り込まれない恐れが出てきたという。電力会社と守旧派官僚たちの凄まじい巻き返し。昨日お会いした飯田哲也さんも、その危惧を表明していた。復活する原子力ムラ！

鈴木　耕 @kou_1970

うーむ。本日の新聞見出し。「発送電分離は見送り、経産相、改正法案で方針」（朝日）、「発送電分離時期を明記、経産相、事業法改正案で方針」（東京新聞）。どういうことだ？つまり、今度の通常国会での電気事業法改正案では「発送電分離は見送り、ま、いつになるかは付則で触れます」ということ。

鈴木　耕 @kou_1970

経産省の有識者委員会は電力改革での「発送電分離」は5年後をめどに、と答申。分離については、電力会社の子会社に送配電部門を切り離す別会社方式を採るという。だが、子会社は親会社の意向に逆らえない。結局、現在の電力会社の力は温存されかねない。それさえ5年後。なんだか骨抜きの可能性も…。

鈴木　耕 @kou_1970

経産省は電力改革の報告書をまとめた。「発送電分離」と「家庭向け電力小売自由化」が主な柱。だが電力業界は「送配電の分社化は、原発再稼動後に判断すべき」として、発送電分離そのものに反対の姿勢。自民党も電力業界から多額の支援を得ているため、発送電分離には慎重論が強い。うやむやにされる？

鈴木　耕 @kou_1970

安倍首相の「原発再稼動は３年以内」発言の１日前（６日）、茂木経産相は「発送電分離は５～７年後に実施したい」との改革方針案を示した。安倍発言はこれを受けたもの。原発さえ再稼動してしまえば自然エネ普及は遅れるから、発送電分離など次第に議論に乗らなくなるだろう、という目論みか…。

鈴木　耕 @kou_1970

電力改革の根幹である「発送電分離」が、安倍内閣の下でさっそく骨抜きの可能性。原発を残すための方策。→＜電力改革＞発送電分離　自民党内の反対で「努力目標」に（毎日新聞） - Y!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130318-…

鈴木　耕 @kou_1970

最近の原発関連。④ついに「発送電分離」に赤信号。電力改革の目玉として、２０１５年の国会に発送電分離法案が提出される予定だったが、自民党が強く抵抗。「提出を目指す」と文面を後退させた。電力会社からの強い要請が背景にあり、改革は後戻りの恐れ（各紙）。

鈴木　耕 @kou_1970

本日の東京新聞。「自民党は２１日の政調審議会で、発送電分離を柱とした電力制度改革案の了承を見送った。党内で発送電分離に慎重論が強いことに配慮した」と。電力改革は、こうしてどんどん骨抜きにされていく。何しろ政調会長が高市早苗氏だからなあ…。

鈴木　耕 @kou_1970

自民党政調審議会は、結局、発送電分離という電力改革案を見送った。２０１５年に発送電分離も含めた電気事業法改正案を国会へ提出するという約束だったが、党内の原発容認派から不満。政調会長の高市早苗氏は「党内意見を別途文書にまとめて提示」という方向で検討。なにしろ、高市氏だからなあ…。

鈴木　耕 @kou_1970

発送電分離をようやく閣議決定。大分先延ばしではあるが、とりあえず決定はした。うやむやにしてしまおうという勢力は強かったが、さすがにそれは批判に耐えられないと安部はイヤイヤ判断したらしい。つまり、多くも人たちの批判を無視できなかったということ。これからも、きちんと批判を続けよう。

鈴木　耕 @kou_1970

やっぱり「逃げ道」を作った安倍。電気事業法改正案で「発送電分離は2018～20年をめどに実施」としたものの、「法改正案の提出は15年の国会提出を“目指す”」と付則に書き込んだ。要するに、15年の提出を「努力目標」に後退させたわけ。自民党内ではそれすらも反対という声も。ひどい話…。