一般生活でのガラスバッジ使用の素人理解(使っていいのだと思います)
.@clear_wt さんの「ガラスバッジによる個人の線量測定」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/778890
2015-03-01 16:18:53計測器やガラスバッジはに対しては、使われるそのときそのとき、こう計測されるべきだ、と修正をのぞむよりも、それぞれこのような値を表示するする装置だと理解することのほうがだいじ。
2015-03-01 17:28:41計測器はからだの正面から放射線をうけたときの影響量で環境全周からの放射線をカウント、1時間あたりで表示する(かな?)。ガラスバッジは放射線作業員が胸に付けて放射線機器を正面に作業をしているときに作業員がうける真の影響量に近い値を表示する(かな)。
2015-03-01 17:45:54今回の事故で、ガラスバッジは放射線作業員でなく一般市民の胸に付けて使われた。放射線はからだの正面へ向かって進むものだけでなく、環境全周からうけることになる。ガラスバッジの示す表示値に対しては、作業員のときとは別な解釈が必要(ということかな)。
2015-03-01 17:52:50*
遠藤先生のスライド
http://www.slideshare.net/tomohiroendo315/20130518-endo-rev0
(この遠藤先生のスライドと、cwt先生の説明が、私の放射線計測機械の仕組みを学ぶ教科書)
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千代田テクノルさんの説明。
http://www.c-technol.co.jp/archives/1038
(ガラスバッジの中心的メーカーさん(?)。わかりやすさのために、もーちょっとなにかお願いしたくおもうのですが)
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「cwt 先生の「放射線測定についての少し詳しい解説(暫定版)」を読んで、0.7倍の意味を理解しようとしました。(http://togetter.com/li/657373)」
私自身はこのまとめのとき、なんとか考え回して、いまの考え方に。
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人は正面から放射線を受ける時一番ダメージが大きいという。その一番ダメージの大きい場合の値を計測器は表示するとのことである。実際にも人はからだのあらゆる方向から放射線を受けるのだから、計測器値そのままに時間を掛けた被曝量計算はすこし大きめの値となるらしい。
2015-02-28 19:42:31これまで環境全周からうける放射線をはかるという考え方はあまりなかったようで、今回一般市民が胸に付けたガラスバッジの示す値が計測器による計算値より3割ほど小さい事に疑問も発せられた。
2015-03-01 18:04:22感覚的には次のように受け取れて被曝量が実際より低く表示されると思ってしまう。 「ガラスバッジが胸につけてあれば、正面からの放射線はそのままカウントされるけども、背中の方からのはガラスバッジをつけた人の身体が邪魔になって、ちゃんとカウントされなさそう」 でもこれは早合点みたい。
2015-02-28 19:34:11ガラスバッジは確かにそれを実につけた人自身のからだにじゃまされて、カウントされない放射線があるようで、ガラスバッジの表示する被曝量は、計測器表示値から計算する被曝量よりも3割ほど小さな値となるということだ。
2015-02-28 19:49:35でも、その計測器表示値からの計算よりも3割小さいというガラスバッジの値が、結果的にガラスバッジを胸に付けた一般市民の真の放射線影響量に近い値であることは、専門家のあいだでは理解されていたよう。
2015-03-01 18:08:27*
↑一般放射線計測器の性質とガラスバッジの性質。校正の基準。(ガラスバッジにはもともと放射線作業員のためにつくられたようにうけとれた。)
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ガラスバッジの使い方は作業者の場合、一般市民の場合共に周知されなければいけないことなのでしょう。一般市民の場合は3割程度といわず、理論的に何十何点何%計測器計算の場合より小さいなどと、詳しく解析して置くべきことのようにも思います。
2015-03-01 18:15:32原子力発電所が重大事故を起こすなどとは考えられない、あるいは考えないという雰囲気が世の中にあったことが、ガラスバッジの使い方でも、いろいろの場合が周知されなかった原因なのだろうなと想像。
2015-03-01 18:19:56*
↑タブーなしがこれからだいじかと
(命、健康、楽しい生活を守っていく上で何が一番大事かを正直に考える事。だけど深刻に一辺倒になりすぎないことも重要なよう。怠ける事もあるだろうし、ごまかすこともあるだろうし、逃げる事もあるだろうし、重要な事を見極めながらも、バカになる事も大事。寛容であることも大事。)
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dot.asahi.com/news/domestic/…では、ガラスバッジ表示値が測定器値からの計算値より低くなる事について、放射線入射方向の要因も述べているけども、メーカーが”10μSv/h以下の環境で性能試験していず測定値の保証をできない”と聞いたというところにより原因を求めている印象。
2015-03-06 20:55:23自分は詳しい所まで読み理解する事はできないから、きちんと論評できないけれど、感覚的には、”性能試験をしてないので測定値が保証されない”為にガラスバッジ値が計測器計算値より低いというのではなく、”ガラスバッジを付けた人自身のからだが放射線の遮蔽”の為、のほうがやはり信じられる。
2015-03-06 22:10:12そして、”ガラスバッジも計測器も、からだの正面から放射線を受けた場合(放射線の当たり方としては最もからだに悪いという)に合わせてあり、からだの遮蔽でガラスバッジのほうは低くでるのだが、かえって真の被曝量に近い。”、という見方で理解するのが合ってそうに思えるな。
2015-03-06 22:35:00今回の事故は、避難基準が年20mm。国の計算の仕方で3.8μSv/hが境界値。放射線環境が10μSv/h以下だとガラスバッジ測定値の保証ができないというのでは、今回の事故の影響測定にガラスバッジは使えないことになる。もっと過酷な事故にしか使えないならなんだかおかしい話ではないか。
2015-03-06 22:54:28*
↑ガラスバッジ計測による被曝量と一般放射線計測器計値からの計算値とで差があることの、ネットの記事での理解について。
千代田テクノルさんの社報(?)
http://www.c-technol.co.jp/cms/wp-content/uploads/2014/04/337fbn.pdf#page=9
2ページ、「ガラス線量計の基礎的性能-診断領域の適応-」という論文に、ガラスバッジの特性について重要な説明がされているということ。私にはちょっと難しく、読み切れません)
放射線計測やその影響について、そもそも放射線を扱う研究者の安全のためのものだとすると(ICRP103のはじめにそういういみのことが書いてあった記憶..)、そして研究者の方達が、放射線の危険をその10μSv/h当たりから上と考えられていたとすれば、今現在においても、低線量環境での計測はあいまいなところを残す、ということはあり得るかもしれません。
10μSv/hというのは一日24時間、一年365日と計算すると、年87.6mSvの被曝。いわゆる年100ミリを示す基準かと。
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この4年間の経緯があったとしても、緊急事態で計測器値10μSv/hとなったところにそのまま住み続けるというのはできないなと思います。4μSv/hをきれば、とは思っていますが。