中野善夫訳『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』のできるまで
よ、余裕です……RT @tolle_et_lege 『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』の価格が決まりました。4600円にたった今、決まったそうです。そんなに安くて大丈夫なのか。A5判504ページで4600円なんて。国書刊行会なのに。
2015-01-30 15:15:25『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』(国書刊行会)の表紙はこんな感じになります。装幀は柳川貴代さんで、装画(版画)は林由紀子さんです。 pic.twitter.com/v8tyR1T59h
2015-01-30 17:22:10『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』(国書刊行会):帯付きはこんな感じ。 pic.twitter.com/ZupYDwZUqb
2015-01-30 17:23:45ドイツロマン派全集の本を数冊買って、そのときに、これはヴァーノン・リーの資料として実に有益だった、買ってよかったと思った記憶があるのだが、それが何だったのか思い出せないまま訳者あとがきを書き終えてしまったのは、少し悲しい。
2015-01-31 01:01:08男の名前を筆名にしたヴァイオレット・パジェットだが、あまり真剣に女性であることを隠していたようでもなく、紹介記事などでheで示されていたのはほんの数年のようで、名前が知られるようになった頃にはもうsheで言及するものしか見当たらない。もっとちゃんと隠せよと思わなくもない。
2015-01-31 16:02:11国書刊行会から出ることになったヴァーノン・リーの小説集、既に盛り上がり方がやばくてとてもよい。個人的にはカストラートが登場する話が一番気になる。「国書刊行会にしてはページ数の割に安い」とか言われてて笑った。
2015-01-31 17:02:16アイザック・ディネーセンもそうだったが女名前だとそもそも著書刊行まで漕ぎ着けるのが困難だった故、戦略的に男名前を使っていたのなら、有名になったらもう隠す必要ないわけで。英国においてヴァーノンという名のイメージがどんなものかわからぬが、なるべく自分とかけ離れた名にしたかったのでは。
2015-01-31 17:06:19【告知】「教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集刊行記念 第三回 林由紀子展」を古書ドリス店内で開催することになりました。 blog.livedoor.jp/kosyodoris/arc… pic.twitter.com/y2y3Pid9Bv
2015-01-31 17:24:06カストラートのことはよく知らなかったので何冊か本を買ったがこの2冊くらいしか目を通さなかった。アンガス・ヘリオット『カストラートの世界』(国書刊行会)の表紙右上の肖像画が「悪魔の歌声」に出てくるカストラートのモデル。 pic.twitter.com/4EWyD3D55P
2015-01-31 18:54:51どうして、Vernonにしたのだったか……忘れた。Leeは、母親の前の夫の名前であるLee-HamiltonのLeeだったが。関心のないことはすぐに忘れる。
2015-02-01 10:10:52古書ドリス「教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集刊行記念 第三回 林由紀子展」に林さんの滞在時を狙って行ったら林さんのサインもらえたりするかな。
2015-02-01 10:13:31Hilary GrimesのThe Late Victorian Gothic (2011) を参考資料として紹介するのを忘れていた。第五章はヴァーノン・リーの幻想小説を考えるときに大いに参考になる。
2015-02-01 10:43:08ありえないことだが、今回のヴァーノン・リーの本が増刷かかったりすると、第二集が出せたりする……ということは残念ながらない。今回収録できなかったものを集めると300枚くらいにはなると思うが、一冊にするには弱い。誰かが出したらもちろん私は買うが。
2015-02-01 10:54:48Winthrop's Adventure/The Lady and Death/Sister Benvenuta and the Christ Child/The Hidden DoorにAriadne in Mantua, a romance in five actsを足して
2015-02-01 10:56:32ヴァーノン・リー(Vernon Lee)については「vernoラテン語=芽ぐむ」「vernonケルト語源=湿地のある平野」+「lee=風下・私に」をみつけたので、『教皇ヒュアキントス』の装丁や資材では「青々と芽ぐむ平野を風下からみつめる著者の眼差し」をイメージしてみました。
2015-02-01 13:11:47「教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー 幻想小説集 刊行記念 第三回 林由紀子展」古書ドリス店内にて2月末頃から開催します!日程は、国書刊行会で本の発売日が決まってから告知します。タイトルが長いけれど覚えて欲しいのです…。 pic.twitter.com/1pD8S7BKIF
2015-02-01 13:50:10ヴァーノン・リー(ヴァイオレット・パジェット)にちなみ『教皇ヒュアキントス』責了前に「PAGES LIQUEUR PARFAIT AMOUR」のVIOLETというスミレのリキュールを注文しかけてお酒をほとんど飲めないことに気がつき、イタリアLeone製のスミレのラムネを注文。
2015-02-01 22:11:23ヴァーノン・リーの作品3篇を収録したドイツのアンソロジーとフランスの短篇集。こういう暗くて不気味な感じの表紙にはしたくなくて、明るい美しい表紙の本になればいいと願っていたが、その通りになってよかった。 pic.twitter.com/JLvek5dPuN
2015-02-02 23:08:16ヴァーノン・リーの幻想作品には恐怖の要因もあるが、過去(あるいは現在)の美に取り憑かれることから始まるものだし、美を追求した作家なのだから、取り憑いてくるくらい美しい本でなければと思っていた。 pic.twitter.com/Fu9fH4x1Av
2015-02-02 23:14:57ヴァーノン・リー『教皇ヒュアキントス』(国書刊行会)は24日に配送が始まる見込みだという(24日に店頭に並ぶという意味ではありません)。どうしても24日に買いたい人は……(続く)
2015-02-03 07:39:24