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drsteppenwolf
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「(甲状腺)癌そのものが実際に増加している可能性」はもちろんあるけど、その可能性と長瀧重信氏の主張は両立する。というか、sivad氏が紹介している文献に過剰診断“overdiagnosis”について普通に書いてある。
2015-03-08 15:27:24
甲状腺がんの罹患率が増えている理由として、「バンバン検査するからだよ」という専門家もいれば、「それだけではなく、癌そのものが実際に増加しているという要因もあるのだよ」という専門家もいるだろうけど、「検査のせいで増えている」ことを否定する専門家はいないだろうね。
2015-03-08 15:32:42
甲状腺がんに限らず、がん検診の有用性の評価における過剰診断の問題については最近のトピックである。別に専門家の間に限らない。たとえば、若年者に対する乳がん検診に懐疑的な要望書が出されたのが2010年( cancernet.jp/kenshin/ )。
2015-03-08 15:43:20
こうした基礎知識を持っていれば長瀧氏の過剰診断に関する主張( kantei.go.jp/saigai/senmonk… )は普通に理解できる。「日本語がわからない・・?」や「なんか逆になってるんじゃないですかね」という反応は出てこない。
2015-03-08 15:45:45
長瀧氏の主張を理解した上での、合理的な批判はありうるだろう。「過剰診断の議論は子供には適用できない」「一部に過剰診断があるとしても検診は必要だ」「過剰診断が起こったとしてもその責任は東電にある」等々。批判するにしても、まず、批判対象の主張を理解しなければはじまらない。
2015-03-08 15:49:40
kantei.go.jp/saigai/senmonk… 「世界の甲状腺癌の現状」長瀧重信 長崎大学名誉教授 (元(財)放射線影響研究所理事長、国際被ばく医療協会名誉会長) (公財)放射線影響協会理事長
2015-03-09 00:17:33
引用 : 甲状腺癌と診断され、手術される患者の数は確実に増えているにも関わらず、甲状腺癌の死亡率は減少していません。少なくとも手術される患者の増加に比べて死亡率の減少は、はるかに緩やかです。
2015-03-09 00:17:38
男女平均年齢別死亡率で、 1970, 1990, 2012 年を比べてみる。以下、左 から年齢範囲、 死亡率 1970, 1990, 2012 年。 10 万人あたり。
2015-03-09 00:17:46
甲状腺癌:粗死亡率と年齢調整死亡率の年次推移 @onkapi (わが国における甲状腺癌の罹患率,有病率,死亡率について jsco-cpg.jp/guideline/20.h… ) pic.twitter.com/gQBXpUzuGj
2015-03-09 06:43:35

私がなにか勘違いしているのでなければ ( その可能性は結構あると思うが ) 死亡率が減ってないとかいうのは書いた人が年とってボケたのではないかという気もしなくもない。
2015-03-09 09:00:01