【連合】メイジとアーティストによる模擬戦【同盟】

同盟メイジ(エレメンタラー)https://twitter.com/ryle_will 連合アーティスト(投影体) http://togetter.com/li/781346 による模擬戦
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夏屋純 @Sunday_aftemoon

その戦闘は同盟と連合の最前線だった。一つの丘をどちらが取るかという、戦術的には重要で心情的には退屈な戦場だった。両陣の聖印が燦然と輝き、金属と金属がぶつかる音、己に刻んだ紋で駆ける者、どこまでも互角な泥沼の戦い。ライルはその中にいた。 #GC模擬戦

2015-03-09 19:29:10
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@ryle_will  堅実にただ堅実に被害を抑えるよう指揮し、少しずつ連合の旗を下していく。その陣は全周囲警戒で、上から見ればまるで一つの渦のように見えただろう。そしてもう一つの渦が少し離れたところにあった。似ても似つかぬ、破壊の渦だ。 #GC模擬戦

2015-03-09 19:31:59
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira さて、ノーラさんの登場シーンですよー!いつも通りな感じで繋いでいただけますか?

2015-03-09 19:34:58
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will ノーラは銃把を握り、いつものごとく戦場を駆けていた。 「埒が開きませんわよねえ」 ふむ、と銃を肩に担ぐように持ち上げて思案した。 「こっちが押され気味でもあるしな」 隣のプロフェットはそう答えた。 「まだ逆転の機会はありますわよ?」 #GC模擬戦

2015-03-09 19:41:54
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 「…まあ、そうかもしらんが。これ以上悪戯に兵力を削ってもいられないだろう」 一進一退の状態は長く続いていた。 こちらが進んだかと思えば、こちらが食い込まれる。 「と、なると。一騎打ちでも起きそうですわねえ」 銃を回し、ノーラは微笑んだ。 #GC模擬戦

2015-03-09 19:44:03
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 「これじゃ千日手だね…さて、そうしたらどうなるか」 ふと気づけば、完全に戦場の中心に出て来ていたことに気付いた。もう一つ気付いたことと言えば 「あれ、セブンライト卿が首に金かけてる人じゃないか」 そして、戦友の自慢していた人。 #GC模擬戦

2015-03-09 19:49:34
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira そして二つの渦がぶつかった。ライルは知っている。銃猫は、こんな状況で囲まれてから悪夢を見せるのだと。 「その人を相手にしないで!死ぬだけだ!」 この状況でライルができることは一つ。 「その人は僕が相手するよ」 挑むようにその人に杖を向ける。 #GC模擬戦

2015-03-09 19:55:29
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 「君が僕の友人、フーガと引き分けたって言う猫かい?悪いけど、この場は僕だけが相手だよ。」 言葉に、その間にいた兵士たちは道を開く。 (続きをどうぞですよー!) #GC模擬戦

2015-03-09 20:00:01
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 連合側も道を開ける。 「フーガさん、のお友達?」 顎の指をあて、少し思案する。 「そのようにお誘いをされてしまっては、手を取らなければ淑女の恥」 「お受けいたしましょう」 銃弾を再装填し、後ろのため息を聞きながらノーラは前へ進み出た。 #GC模擬戦

2015-03-09 20:04:44
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 「連合所属、投影体のノーラ・フォン・ヘルダーと申します。学もなく銃を撃つことだけが得手の身の上ですがどうか、よろしくお願いします。」 舞踏会で踊りに誘われた時のように、彼女は恭しく礼をし構える。 #GC模擬戦 (どうぞー)

2015-03-09 20:06:47
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 「同盟所属、魔法師のライル・ウィルヴォルテだよ。僕の方こそ、戦いにしか能のないもので失礼するね」 双方が礼をすると、一歩先んじたのは杖を突くだけのライルだった。 突かれたところから無数の石つぶてが噴き出し、ノーラに迫る。 「まずは小手調べ。」 #GC模擬戦

2015-03-09 20:16:30
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 数こそ多いし、痛いだろう。だが所詮は時間稼ぎ程度にしか使えないような目くらましだった。ライルはそのまま杖で空中に陣を描き、次の攻撃に繋げようとする。 「止めてくれるような人なら、苦労しないけどね」 5 [2D6] 1,4 (20:12:48) #GC模擬戦

2015-03-09 20:19:55
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 姿勢を低くする。 顔にだけは当たらないように、そのほかはどうだっていい。 礫を受けながら足を前に出す。 杖を軸に体を捻り、短剣を引き抜き投射する。 こちらも小手調べに過ぎない。 HP 5/100 #GC模擬戦 4 [2D6] 2,2 (20:20:56)

2015-03-09 20:24:29
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 「ええ、そうでしょうとも」 メイジに時を与えてはならない。 ノーラの狙いは、詠唱を中断させること。 「私の技術が、貴男の魔法のどれだけ届くか試させていただきます」 #GC模擬戦

2015-03-09 20:26:05
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira うまく凌がれた。そして間髪入れずに反撃の手が飛んでくる。その動き一つ一つが洗練されていて、前評判すべてが偽りなく彼女のことを指していたのだと理解する。 飛んできたナイフの目的まで読めば、対策は一つ 8 [2D6] 6,2 (20:26:12) #GC模擬戦

2015-03-09 20:33:20
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 「奇遇だね。僕の魔法が貴女の技にどこまで通じるか試させてもらうよ」 ナイフをかわさない。元々魔法師は障壁魔法を使えるのだから。 障壁の上から頬を割かれながらも、その傷を誇るようにライルは言葉を紡ぐ。 「熱量。君と戦うならこうだと思ってたよ。」 #GC模擬戦

2015-03-09 20:41:24
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 混沌が火炎を吹き、あたりを極端に加熱する。その炎はのたうちながらノーラに迫り、同時にライルもまた駈け出した。前へ、とにかく杖の間合いへ。 (どうぞー!) #GC模擬戦

2015-03-09 20:43:40
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 焔が彼女の目前に展開した。 赤い、熱いそれがノーラの肌を焼く。 服の裾が燃え、銃の金属部が持てないほどに過熱される。 だが、彼女は口角を釣り上げて笑っていた。 熱よりも、何よりも彼女の痛々しい邪紋が疼く。 HP 13/100 #GC模擬戦

2015-03-09 20:52:26
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 見えない壁に投射した短剣が阻まれたのは見えた。 杖の握りを持ち、機構を引き出す。 相手は元素を操る者。それの名手。 「遠慮は、要りませんでしたわね!」 銃口を相手に向け発砲した。 13 [3D6] 5,3,5 (20:46:58) #GC模擬戦

2015-03-09 20:56:16
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 「それが噂に聞く、銃って奴か…!」 弾は矢よりも圧倒的に早いと聞く。気づいた時には遅かった。放たれた銃弾はライルの脇腹を貫き、鮮血が噴き出す。力が抜けていく感覚を感じ、倒れこむ。 4 [2D6] 2,2 (20:58:21) HP17/100 #GC模擬戦

2015-03-09 21:05:28
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 「だけど、僕もただでやられてやるほどお人よしじゃなくてね…」 手に持った杖を離さず、それをノーラの足にぶつける。地から生えた土の手が、ノーラの足を掴んだ。 「受けてみなよ。僕の全力」 盛る炎も、銃口も、痛みも。ライルの集中を高めていく。 #GC模擬戦

2015-03-09 21:12:04
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 「くっ…」 土から生えた手に足を捉えられる。 足を動かしても、びくともしない。 大きく息を吐き、空気銃の機構を元のように戻し杖の形に戻す。 思い切り杖の先を土でできた手に突き立てるも崩れる気配さえない。 HP 17/100 #GC模擬戦

2015-03-09 21:35:46
つけるのはなしをしんじるな @kinoakira

@ryle_will 「やっぱり、魔法使いって不思議ですわね」 杖を腰に差し、袖を振り仕込んでいた短銃を二丁展開する。 機動が下がるのは凄まじい損害だ、土でできた手と杖に向かって銃撃を放った。 何か、来る。 9 [2D6] 3,6 (21:26:14) #GC模擬戦

2015-03-09 21:39:56
夏屋純 @Sunday_aftemoon

@kinoakira 銃弾は土の手と杖を叩き、土の手は崩壊。杖は弾き飛ばされ、ライルの手を離れた。轟音が耳を貫き、衝撃が傷を刺す。それでも、ライルは笑みを崩さない。 「光栄だよ。そして、遅かったね」 ライルが手にしていたのは、一つの羽扇。 HP26/100 #GC模擬戦

2015-03-09 21:45:40