2015年3月12日 文化審議会 著作権分科会(第41回)
於 中央合同庁舎7号館 東館 文部科学省 3F 1特別会議室 / 文化審議会 著作権分科会 第41回 / 傍聴席確保。軽く実況予定です。会議自体は 10:00~ ですが、議題 1・2 (補償金額決定) は非公開なので、関連ツイート開始は 10:15 頃からになるものと思います。
2015-03-12 09:39:1410:18 / 土肥会長:法制・基本問題小委における議論についての議題に。審議の経過について主査の私から報告。(以降、資料3を参照しつつ説明)
2015-03-12 10:19:3610:40 / (資料3 - 法制・基本問題小委についての説明終了) 土肥主査:説明した内容についてご意見・ご質問があれば。(発言希望者出ず)
2015-03-12 10:42:0110:42 / 土肥主査:続いて、著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会の審議経過について、私から説明。(資料 4-1 を参照しつつ説明)
2015-03-12 10:43:1210:45 / (土肥主査からの説明終了。発表者を秋山課長補佐に引き継いで、クラウドロッカーサービスについての検討結果の説明を開始 [資料 4-2 / 4-3 を参照しつつ])
2015-03-12 10:46:38ふむ。概要 (資料4-2) を見るとかなり踏み込んだ書き方だな。MYUTA も含めてタイプ 2 (ユーザアップロード&プライベート型) は「権利者の許諾は基本的に不要」か。
2015-03-12 10:50:1010:57 / 松田委員:報告書だけ見るといささか小さな報告書かなという印象を受けるかも。しかし、歴史的意義を評価してほしい。日本版フェアユースは審議会では類型を整備して立法にゆだねたが、残念ながら一部の類型については立法が実現できなかった。
2015-03-12 11:00:32松田委員:この報告書を受けて、ネット法関連の議論を蒸し返したり、あるいはフェアユースに関する議論を蒸し返すようなことはすべきではないが、具体的な立法事実があるものに関しては積極的に出していただいて、議論を進めるべきと考える。
2015-03-12 11:05:15松田委員:具体的な立法事実には至らないが、ビジネス的に重要である場合については法的な対処ではなく、それ以外の手段での実現を考えるべきなのだろうと考える。
2015-03-12 11:05:2311:05 / 吉村委員 (経団連):技術革新と著作権の関連は深いが、この報告書の記述に関してコメントを。タイプ2について許諾不要とまとめられたことは意義深い。音楽集中管理センターに期待するので早期の実現を。
2015-03-12 11:07:4511:07 / 山浦委員(新聞協会):新聞協会としてはスナップショットアーカイブ、盗作検証に関しては許諾の下に実行されるべきであり、フェアユースを想起させるような柔軟な規定に関しても居直り侵害を発生させる恐れがあるので反対という意見を表明した。その旨報告書に記載いただき感謝する。
2015-03-12 11:12:1811:10 / 河村委員(主婦連):松田委員よりの意見があったが「柔軟な規定」に関しては十分な議論がされたとは考えていない。小委でも「ここは柔軟な規定を議論する場ではない」という発言があった。
2015-03-12 11:14:3411:13 / 松田委員:日本版フェアユースにおいて、C類型を含めた報告書を出したが、法制化は成らなかった。この状況でそのままC類型の報告書を出したところで、内閣法制局で止められて法制化は成らないだろう。
2015-03-12 11:18:05松田委員:そうした前提で、状況を変えるためには立法事実を積み上げるしかないと考えている。それ以外の方法では日本の法律を変えることはできないと考える。
2015-03-12 11:19:12松田委員:同じ議論を繰り返しても無駄であり、「この小委が柔軟な規定について議論する場ではない」ということはその通りで、適切であると考えている。
2015-03-12 11:24:0211:19 / 山本委員:松田委員の意見は今後の審議会の議論に関わるので一言。フェアユースに関して過去議論をして通らなかったといって議論を封殺するのはよくない。過去通らなかった議論もその時点では時期尚早であったからということもある。状況が変わればまた議論をすることはあってよい。
2015-03-12 11:24:3711:21 / 土肥会長:この場ではこのぐらいにして。松田委員・河村委員には小委での議論に感謝。引き続き、国際小委の審議状況についての議題に。
2015-03-12 11:25:10