2015年3月12日 #まいまい京都 塩小路幹線 地下迷宮物件コース

京都クネクネ またまた異動！ @kyoto_qunequne

本日の#まいまい京都 は塩小路幹線。地下迷宮物件です。集合場所の目の前が枳殻邸。源融の六条河原院跡と言われてます。その後御土居が造られて、付替後は東本願寺に下賜されました。現在は石川丈山の作と言われるお庭があります。 pic.twitter.com/zcPo3TlXMg

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本日の集合場所は住宅地の一角にある塩小路幹線の発進ヤード。稚松（わかまつ）児童公園の場所が発進ヤードになってます。#まいまい京都 pic.twitter.com/xDlMAU3UaL

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先ずは座学から。シールドの隙間を埋める水膨張ゴム。奥はシールド表面に付いている刃。超硬合金などで出来てます。見た目以上にびっくりする程重たいです‼︎#まいまい京都 pic.twitter.com/YzhmOIV1Q1

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塩小路幹線の目的は、最近の豪雨が既存の下水管では対応し難くなっているので、雨水・下水を一時保管をする場所の構築にあります。既存の下水管が通っている所は何と旧河川！元々水が集まり易い場所。土地の記憶ですね。#まいまい京都 pic.twitter.com/hwBDehtdob

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既存の下水管の上部を切開して、溢れた場合に更に地下の塩小路幹線に導水する分水枡を設置されてます。都市に流入する雨水は直接河川に流せないとの事。河川は国交省の管理、都市流入の雨水は各地の上下水道局の管理になります。#まいまい京都 pic.twitter.com/kZAQslIttX

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既存の下水管も付替等の工事が必要になりますので、バイパス管の役割もあるとか。京都駅周辺の下水道が複雑になってて、今後のメンテナンスが課題になるそうです。#まいまい京都 pic.twitter.com/0L5GayJhh5

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発進ヤードの内部。工場の雰囲気満点です。ちゃんと置場の管理も徹底されていて、部外者の素人が見ても「整然」と言うものを感じられます。ウチの職場も見習わないといけません…#まいまい京都 pic.twitter.com/XKZOX7sVgH

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シールドです。6分割されてます。四周に水膨張ゴムが付いていて、地中の水分により目地の役割を果たします。画像は屈曲部用のショート形。直線用はコレの倍の幅があります。この断面部にシールド機のジャッキが当たります。#まいまい京都 pic.twitter.com/CcEeI3Y12C

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いよいよ中に入ります。結構な高さです。入口には中に誰が居るのか？解る様にボードがあります。非常に穏和な雰囲気でしたが、「安全」に関しては細心の注意を払っておられました。危険を予知した対応だと思います。難しいんですよねぇ。#まいまい京都 pic.twitter.com/WqB5vkCjWn

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階段の途中には高さ表示やら、最大積載荷重やら、現場の雰囲気があります。この辺りから「土」の香りが漂ってました。地下ですねぇ。#まいまい京都 pic.twitter.com/ob9H7LCDyj

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地底に到着しました。ライトの関係でとても良い雰囲気になってます。シールド機の到着部から順次二次覆工をされてますので、発進ヤードは未だ完了してません。#まいまい京都 pic.twitter.com/QDfVggR3Lg

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セグメント（シールド）剥き出しのトンネル内部。当然円形に掘ってあるので、仮の床が敷いてあります。その上を砂利運搬用の電動機関車がありました。#まいまい京都 pic.twitter.com/Gc3l6DgzZ3

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排ガスが出ない様に電動です。河原町通りです。七条通りに向けて勾配5%の下り坂。最大勾配が5%が限界です。物理的に動力車が重力加速度の慣性の影響を受けるので、安全に制動出来る勾配が5%だとか。#まいまい京都 pic.twitter.com/ypkIqLPEgA

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最大限度5%の勾配には法律的な意味合いもあります。実は「労働安全衛生規則」の第202条に「トンネルにおける動力車を使用する場所での勾配は5%を限度とする。」とされてます。恐らく炭鉱などを念頭に置いた法律かと思います。#まいまい京都 pic.twitter.com/LTxxByJjPR

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セグメントに謎の注入口があります。コレはセグメントの外側にコンクリートを流し込む穴で、外に置いてあったアノ鉄板が、内側に膨らむぐらいの圧と量を注入しています。#まいまい京都 pic.twitter.com/QqaqJxaaKw

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天井付近にあるゴムフックは、二次覆工の時にコンクリートを流し込みますが、その時に空気を逃す為の物です。#まいまい京都 pic.twitter.com/qUyA2uhBWn

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七条通り大宮町辺りにある下水管からの導水口。石コロ一つ欠けただけでも全体に大きな影響を与えるので、この界隈は凍結工法を用いて地盤を固めています。#まいまい京都 pic.twitter.com/GSGkLsV6lq

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河原町通りから七条通りへの屈曲部。緩くカーブしています。動力車のレールが無いとこんな感じの床になってます。セグメントのフレームを利用して工具類が置かれてます。仕事してるって感じですねぇ。#まいまい京都 pic.twitter.com/0HvzpT6vO9

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セントル。セグメントの内側にコンクリート壁を仕上げる二次覆工の機械です。この機械の奥には厚さ30cmのコンクリート壁が出来てます。#まいまい京都 pic.twitter.com/fmJhtrdK8C

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二次覆工と一次覆工の境目。セグメントに赤い筐体を押し当ててコンクリート壁を仕上げてます。二次覆工終了側に移動用の自転車があります。#まいまい京都 pic.twitter.com/3c6dHPBgTG

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仕上がった所。シームレス仕様でツルツルピカピカ！誰も見る事の出来ない場所ですが、素人が見ても凄い出来映え。内径は3.2mです。近未来的な雰囲気は今しか見れません。急げ！ロケ班‼︎って感じやねぇ。#まいまい京都 pic.twitter.com/EiybuZkcqn

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地下30mの渉成小学校前と地上の絵。小学校は2・3階に格子が付いてます…京都では1階なんやけど、普通…って感じなんですが、転落防止用の金網を設えなアカンので、無機質な金網より格子を採用したようです。#まいまい京都 pic.twitter.com/NJtQWsxNWr

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良く見ると、小学校に併設して消防団があります。ココは京都駅から程なく近い場所です。駅近に消防団…だいたい一次避難所は小学校ですから、昔の番組小学校みたいに消防団と交番を併設したら良いのにね。#まいまい京都 pic.twitter.com/vAmVnMqkBR

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地下30mの空間では温度が16度。夏は涼しく、冬は暖かいです。事前に上着は要りませんって言われてましたが、実際は脱いでも汗ばむ感じでした。#まいまい京都 pic.twitter.com/k1OkQUXxC0

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七条通りから東洞院通りへの屈曲部。地下と地上。航空写真で見ると、ここの交差点の一角の角度が変！実は市電の軌道があったので、こう言う形になってます。そこを上手く利用してます。しかも塩小路幹線、きっちり市電の軌道跡です。#まいまい京都 pic.twitter.com/cmkEYtaCyJ

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