【榊正宗の異説まとめ】企画書の作り方。

特に拡散したい内容でもないので、読みたい人だけ読んでくださいw長いですwでも、本気で企画者を目指している人には価値があると思います。
榊正宗の異説まとめ 企画書 ノウハウ 榊正宗
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▼榊正宗について

CGクリエイター、キャラクターモノの企画、ゲームディレクター、小説家など多方面で活躍するクリエイター。
TVアニメのCG制作協力多数。東北ずん子の企画。朗読少女の開発。伊勢神宮PV制作監修。iPhoneアプリ開発。以前は、三國無双、バイオハ ザード、ロストプラネット等のiアプリ開発。ゲーム業界小説、社長少女。

詳細なプロフィールはこちら
https://megamarsun.amebaownd.com/pages/61059/page_201506052113

榊正宗 @megamarsun
企画をつくる上で大切なのは、「なぜ、それは今無いのか」に焦点をあてること。でも、世の中の企画書の大半が、「いまこれが売れてるのでやりましょう」になっている。それは企画というより、計画。つまり、「いまこれが売れている」というコンセプトで入るのは企画書ではなく計画書。
榊正宗 @megamarsun
計画書を企画書と言って提示しているケースがあまりにも多いのだけど、まあ、それはそれで計画書だと思ってやれば、それなりに売り上げをあげたり成果をあげたりするので、世の中は回っていきます。でも、それって、企画者(プランナー)としては全然面白くないですよね。企画について少し連投します。
榊正宗 @megamarsun
企画をつくるのに向いてる人というのは、常に世の中に対して疑問を抱いている人です。「なぜそれは無いのか」「どうやったら実現できるのか」「それはほんとうに正しいのか」そういった疑問に対して、ふつうの人は特別な関心や注意を向けません。なぜそうなのかは分かりませんが経験上そうです。
榊正宗 @megamarsun
逆に、なにか疑問があったらとことん突き詰めて調べてしまう。そういう人は、企画者に向いています。企画の第一歩は調べる事だからです。なんせ、同じような企画がすでにあるのなら、企画そのものの優位性が危うくなるかもしれないからです。それに、調査する事で企画の精度が上がることもあります。
榊正宗 @megamarsun
もちろん、ただ調べるだけであれば、それは、単なるリサーチです。まず、企画のセンスが問われるのは、実は「なぜ、それが存在しないのか」という問いの部分です。何に対して焦点をあてるか。世の中に存在しないものは沢山あります。そして、存在しなくていいものもあります。
榊正宗 @megamarsun
このどうでもいいもの。「今まで無かった、これからも必要ない」そういった類の単なるキワモノアイデアは、企画上のノイズです。そういった、キワモノが斬新だと思い込んで徒労に終わる事は結構あります。その選択部分に企画者のセンスが問われます。森羅万象の謎を解き明かす探求者ではないのです。
榊正宗 @megamarsun
逆に言えば、すばらしい企画というのは、「ありそうで、無かったもの」を見つけ出す事から始まります。そして、この「ありそうで、無かった」には、必ずなにか原因があり、それを取り除くことで、大ヒットにつながるケースが多いのです。それを見つけたら企画者としては、勝ったもどうぜんです。
榊正宗 @megamarsun
企画者は、その「ありそうで、無かった」を見つけるために、普段からアンテナを広くはっておく必要があります。そして、それを見つけたと思ったら、すぐに形にして出来る限り早く世の中に出すための取り組みを始めなければなりません。なぜなら同時期に類似した思考の人間が同じ事を企画するからです。
榊正宗 @megamarsun
猿のイモ洗い行動のように、誰かがそれに気がついた瞬間に、そのアイデアは、ものすごい勢いで社会に浸透します。これが、なぜ起こるのかは現在の科学では分かっていませんが、猿の芋洗いは、物理的な接触が別の離島にも同時期に起こることがわかっています。

※猿の芋洗い現象は、実在しない疑似科学、オカルトだという指摘もありますが、分かりやすいたとえ話なので引用しています。それに類似する事が企画の世界で起きるという経験上の話です。

榊正宗 @megamarsun
これと、似た現象は様々な実験で立証されており、それについてここでは深く話しませんが、そういった新アイデアが、盗まれるどころか、あっという間に共有されてしまうのは、確かにある事です。企画者ならば、そこは割り切って自分が一番に世の中に提示できるようにスピードアップするしかありません。
榊正宗 @megamarsun
「なぜそれは、無いのか」という疑問の理由が、すでに世の中に共有されている場合もあります。次に、その解決方法が、技術革新で誰もが実現できる方向に向かっており、それを多くの人が同時に発見して、企画がかぶってしまう事もあります。盗作を疑うほど、同時期に同じものが出る事もあります。
榊正宗 @megamarsun
まあ、それはさておき、企画というのはそういった疑問を抱いて、それを検証する調査を行い、出来るだけ早く形にして発表できる状況をつくるのが大切です。発表するのは、世間に対してでも、どこかの企業への提案でもいいでしょう。そのために、企画書が必要になります。
榊正宗 @megamarsun
企画書の書き方というのは、世の中にいくらでも出回ってますので、そちらを見てもらうとして、企画を実現させるもっとも重要な要素は、企画書そのものより、実際にサンプルデモを完成させることにあったりします。どんなに企画書を立派に飾ってもなかなか人は理解してくれません。
榊正宗 @megamarsun
「なぜそれは、無いのか」こういった疑問をもつのは、企画のセンスがある人間だけです。ほとんどの人は、「無くても困らない」と考えます。なので、「それがあったほうが良い理由」をたくさん企画書に書いても、だれも理解してくれません。一番理解してもらえるのは、それを見せる事です。
榊正宗 @megamarsun
キックスターターなんかでも、企画を提示してお金をあつめるときは、単なる空想ではなく、モックをつくって「それがあったらこんなにすばらしい」というデモをするものが多くの支持を集めます。企画者は、そのモックを早くつくる能力にも長けてないといけません。
榊正宗 @megamarsun
企画者は、なにかの特別優れた才能は必要ありません。絵がうまいとか、演出ができるとか、天才プログラマーだとかそういった能力は必要ありません。「いままでに無かった事」に目を向けるセンスと、すぐにそれを形にできる広い知識が必要になります。スペシャリストよりもジェネラリストが良いのです。
榊正宗 @megamarsun
プログラム出来て、絵もかける、3Dも出来る。そういった人が企画者には向いています。もしくは、それが出来る人脈や資金を持っているでも同義ですが、企画を立ち上げるときはお金がまだでないので自分でサンプルをつくれるほうが有利でしょう。とくにスタートアップでは、ジェネラリストが有利です。
榊正宗 @megamarsun
最近才能の話ばかりしてましたが企画の才能はそういった意味では特殊です。また、ゲーム業界の話をすると「プランナー」というのは企画をしません。ゲーム業界でプランナーというと「データ制作」の仕事だったりします。実際に企画をやるのはディレクターです。なので、なかなか新人は企画できません。
榊正宗 @megamarsun
サラリーマンとして企画を通すには、社内で何重もの難関を越える必要があります。企画の才能があることと、企画が通るのは同義ではありません。社内で求められているのは企画書ではなく、すぐに利益をだせる計画書だからです。ここに矛盾があるのですが、それには対策もあります。
榊正宗 @megamarsun
企画のすばらしさを伝えるデモをつくるにしても、時間やお金は多少はかかってしまいます。企画の準備をするための企画書(というより計画書)が必要になります。なのですばらしい企画も、じつは計画書が必要なのです。それには、スタッフの実績や、企画書の見た目が綺麗な事も必要です。
榊正宗 @megamarsun
企画書の準備をするための計画書は、書類としてサラリーマンが通しやすい体裁を整える必要があります。奇抜な部分はぐっと我慢して、最初に話したつまらない企画と似た、すでにあるものを例に出してすぐにでも儲かりそうな内容に偽装する必要があります。そのとき本質は失わない事も重要です。
榊正宗 @megamarsun
世の中に、企画書ではない計画書があふれているのは、そういった事情があります。中には、この手順をふんで、実はすごい可能性を秘めた企画書が計画書のふりをして提示されている事もあります。企画書の作り方の本などにはそういった計画書を書く方法が書かれているのでそちらを参考にしてください。
榊正宗 @megamarsun
さて、そろそろまとめに入りますが、企画者として重要な事。 1、普段からアンテナをはる 2、「ありそうで無かったもの」を見つける 3、無難な計画書に偽装して初回の提案をする 4、いち早くデモをつくり説得力のある提案をする 5、スピード勝負で世間(もしくは企業など)に提示する
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コメント

榊正宗 @megamarsun 2015年3月14日
まとめを更新しました。
榊正宗 @megamarsun 2015年3月14日
まとめを更新しました。
榊正宗 @megamarsun 2015年3月14日
まとめを更新しました。
榊正宗 @megamarsun 2015年3月14日
まとめを更新しました。
榊正宗 @megamarsun 2015年3月14日
まとめを更新しました。
榊正宗 @megamarsun 2015年3月14日
まとめを更新しました。
あかみ@長らくありがとうございました @akami_orihime 2015年3月16日
これ、企画「書」の作り方というよりは、企画の作り方として捉えたほうがいいかも。それも真に新しく価値のある社会変革の作り方として。
あかみ@長らくありがとうございました @akami_orihime 2015年3月16日
この一連のツイートにみられる「企画」や「企画書」といった単語の定義が適切だとは思えないけど、通常「企画」として語られるものより狭いスコープに限定した話であればとても有意義なお話です。
のりしあん @noricyan2 2015年3月17日
いろんなことを盛り込むのはやめましょう
川田零三 @kawada0zo 2015年3月19日
ずいぶん長いなぁと途中から読み飛ばすと、次に目に止まるのが「いろんなことを盛り込むのはやめましょう」
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