2005年のユリイカの小劇場特集号で、「動かない、全員常に正面向き、シラブル単位の発話のカットアップ」の地点『三人姉妹』と「意味なく走りまわりながら超高速で発話」のミクニヤナイハラ『3年2組』を並べて書いたのだった。それが10年後にこんなふうに急接近するとは予想だにしなかったよ。
2015-03-14 03:27:24地点「三人姉妹」をみました。パワフルでエロい‼︎‼︎と誤解を恐れず言ってみます。そしてチェーホフの台詞がまさに「活き活き」と現代に蘇っていました。言葉が輝いて見える瞬間が何度かあって、ハッとさせられました。特に三人の姉妹は衣装(可愛い‼︎)の色と相まって生きてる!って感じがした。
2015-03-14 03:19:23地点、新版『三人姉妹』、フィジカルシアター?ダンス?いや端的にミクニヤナイハラ化してる!って思った。全編激しく動きながら発話するわけで。その結果迫り出してくるのは「情動」であり「思念」だ。それで、チェーホフの今日的アクチュアリティの提示(旧版にはそれがあった)がやや後景化する。
2015-03-14 03:04:37読みました。僕は『蒲団と達磨』にも地点「三人姉妹」が提示してる「リアリズム」と同じものを感じました。「人間(のコミュニケーションの)」のわからなさ。「現在性」ではなく「普遍性」。@pulfujiko
2015-03-14 02:44:59楽隊の音が遠くから聞こえてきた時に、その遠近法によって政治を仄めかすのがふつうの演劇だし、それでけっして悪くないと思う。ところが、地点の『三人姉妹』はそうではなかった。三姉妹の格闘を見よ! そして四人目のあの女を! 男たちを! これこそがアクチュアリティだ。
2015-03-14 00:56:21地点の演出家の三浦基は無神論者だと思うけど、こんなに世界を愛してる人もまたいないだろうと思う。そしてこれは愛と孤独の話でもあるのだ。だからとりあえず昨日失恋して呑み屋のカウンターでグダ巻いてたM君、すぐさま『三人姉妹』を観に行きなさい!
2015-03-14 00:53:05十数年前のアトリエ春風舎での地点『三人姉妹』を幸運にも観ていて、それはわたしにとって重要な、何ものにも代え難い演劇体験だった。まだ劇評とか書いてないし学生あがりでフワッとしてたけど、イメージだけは強烈で。だから今回のは楽しみでもあり、怖くもあった。しかし、いやはやこれは……
2015-03-14 00:46:58演劇を観る時「今自分は音楽に感動してるのか、俳優なのか、脚本の言葉になのか?」とか考えて引き裂かれながら観ることが多いのですが、地点『三人姉妹』に関しては、そうした自制的態度はまったく不要であることがすぐにわかったので、あらゆるものになぎ倒されて打ち震える幸せを全力で感じた。
2015-03-14 00:45:16地点の『三人姉妹』、サイコーだった……。みなぎってた。この感動をなんと表現したらいいのだろう。世界最高レベルの演劇が観られることの幸せ。KAATはほんといい劇場になってるなあ……
2015-03-14 00:39:52三人姉妹は好きな戯曲だ。地点の三人姉妹は想像以上にバッサバッサいってたことが読んで改めてわかったけど、それでもコアのところはぴったり重なっている。
2015-03-13 23:46:09今週9日から神奈川芸術劇場で始まった三浦基さん率いる劇団地点によるチェーホフの『三人姉妹』。10年以上の長きにわたってチェーホフ劇の上演を続けてきているが、 本場ロシアの観客をも唸らせ、感動させてきた地点が、その熟練の技と揺るぎない実験精神で再び挑んだとか。明日のチケットも僅少。
2015-03-13 22:53:14KAATで地点『三人姉妹』。お芝居に、チェーホフに、正解はないのだろうけど、正解を観たらこれが正解だとわかる。誤解を恐れずに言えばそういうものなんじゃないか。どの一瞬をとってもふに落ちる、私にとっては本当に素晴らしい上演でした。初演と随分違う気がする。…むちも・うまい(*´∀`)
2015-03-13 21:53:49【イチゲキ了】19:30〜 地点「三人姉妹」@KAAT中スタジオ #1geki 地点はアンダースローで観た「ファッツァー」以来二回目、KAAT中スタジオもTPAMで観たホクソン以来二度目。 あんなにいいハコだったんですね、気に入っちゃった。
2015-03-13 21:24:50地点の三人姉妹見てきました………… なんと言ったらいいのかわからない 断片的なセリフがつながってわたしの中でもう一度チェーホフが脚本書いてるみたいな感じ
2015-03-13 21:05:14KAATで地点「三人姉妹」。もとの戯曲を切って貼って入れ替えてするのはDJみたい。よかった。声も動きも舞台美術も。地点は「光のない。」につづけて二度目で、これから見ていきたい。こういうものを見るのが必要ね、生活には、人生にはね! 生活は、あっとゆーまに埋もれていくからね!
2015-03-12 22:25:47地点「三人姉妹」 リアリズム。違うとは言い切れないが、この代わりに当てはまる言葉を、私は持ち合わせていない!煩わしさと愛くるしさ。惑い惑わし、聞いて聞かぬふりをして、すれ違う。人間らしさって?
2015-03-10 22:34:25といった感じかなぁ。面白かったです。実は三人姉妹ちゃんとストーリー知らないまま観たのだけれど、とにかく矢印の方向を隠せない人たちをみて気持ちがもやもやした。 すごく笑った。と同時に虚しさ。 今回が特別なのか地点を観る自分が出来てきたのかわからないけれど、全部ついていけた気がした。
2015-03-10 20:42:34地点、三人姉妹、プレビュー公演 始まった瞬間、イェルマを思い出す。重なったり、煙たがったり。力にはされるがまま。だけれど愛されたい愛したい気持ちには勝てない。 全員視野が80度。聞きたくないことは聞かないし、見たくないものは見ない。叫んでもみんな驚くくらいの影響力。興味はなし。
2015-03-10 20:36:29KAAT×地点『三人姉妹』思い立ちプレビュー公演を観ることができた。ずっとすごい動き〜それぞれ多くの出会いとつながりが生まれ、知って、驚き嘆き、飽きたり諦めたりしながら、別れとまた出会いを延々続けている。人生。各人の言うことがもだんだん耳に入ってきて、やはり三人姉妹だった。
2015-03-10 07:28:52地点「三人姉妹」@KAAT。観ていく内、半透明の壁にぶつかり、床を這いずり、互いに押し合いへし合いしている役者たちの身体が、辺野古ゲート前の機動隊と強制排除される人たちの姿に脳内でモンタージュされて仕方なかった。この戯曲の軍人たちの末裔が恐らくオデッサの階段の兵士なのだろう。
2015-03-10 03:41:25