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Beer Money: 13th century tokens from Winetavern Street, Dublin. irisharchaeology.ie/2015/03/beer-m… New blog post #archaeology pic.twitter.com/mBvdq1tc1U
2015-03-11 04:31:06>RT これは興味深いです! 13世紀、ダブリン、ワイン居酒屋通りから発見された代替貨幣「ビール銭」だそうです。
2015-03-11 23:10:50代替通貨(トークン)というのは、通貨経済が浸透するに従い貨幣不足が起きた時期に盛んに作り出されたようです。通貨の替わりに使われるコイン、もしくはチケット的なものなので、中世以降も戦時や現代でも様々な形で使われています。ゲームでも交換財などをトークンと言ったりしますね。
2015-03-11 23:15:24このトークンは、ピューター(スズと鉛の合金)で作られていています。中世の汚水貯蔵槽に何かの袋に入った状態で投げ入れられてたようだということだそうです。 おそらく、酒場が独自に作成したトークンだろうということです。この時期エドワード1世によってファージング(1/4ペニー)貨が(続
2015-03-11 23:19:59承前)作られたので、その前にこのようなトークンの禁止令が出た可能性があり、それで捨ててあったのではということです。
2015-03-11 23:21:01トークンはローマ時代からあり中世盛期に再び流通経済が盛んになると使われました。素材は鉛、スズ、ピューター等。サービスへの対価として日常的な場面で使われていたようです。教会が発行する事もありました(3枚目は教会発行の少年司教のトークン) pic.twitter.com/jafuU0OieU
2015-03-11 23:33:11代替通貨は必ずしもコインではなく、他に皮幣や、特に商取引では地方によって様々な物が代替通貨になりました。 ブランデンブルク 穀物、雌鶏、胡椒 フリースラント 樽ビール モラヴィア 緋色の毛織物 イタリア 胡椒、ミョウバン、乳香 pic.twitter.com/J1bvEx8C7f
2015-07-02 21:45:56どうして貨幣が不足していたのでしょうか。商業需要に貨幣発行が追いつかなかった面もあるようですが、中世盛期の貨幣経済復興と共に貴族、教会、騎士団などが貯蓄するようになり、また貴金属流出を防ぐため禁令が度々出されたからという説もあります。 pic.twitter.com/Eme3vlm0xY
2015-07-02 21:50:09このような貨幣不足を人々は代替貨幣という「苦肉の策」で乗り切り、やがて商取引では「約束手形」による商取引が盛んになります。約束手形は現在でも使われている一方、後に銀行が一括して発行する紙幣につながります。 pic.twitter.com/xE1ICBVxRb
2015-07-02 21:54:26今回のツイートは以下の他様々なサイトを参考にさせていただきました。 中世ヨーロッパの金貨・銀貨と貨幣制度(上) ameblo.jp/sumire93/entry… コインの散歩道 homepage3.nifty.com/~sirakawa/Coin/
2015-03-12 00:16:18フォロワーさんの反応
@tenpurasoba4 こりゃおもしろいですねぇ。 当時、この地域周辺の宿屋ギルド?が、かなりの力を持ってた証拠でもありましょうなぁ。
2015-03-11 23:17:49@stackfield_trpg 面白いですよね!そうですね!一店舗だけというよりギルド単位で発行していたんでしょうね。そのあたりの背景事情も気になるところですね!
2015-03-12 00:07:34