早野龍五先生に訊く ほんとうのこと、なかなか伝わらないこと。

VERY4月号 http://veryweb.jp/magazine/ 早野龍五先生に訊く ほんとうのこと、なかなか伝わらないこと。 ※2016年5月2日  Akoさんのお話を追加しました。※ 続きを読む
震災 知ろうとすること。 科学 東日本大震災 VERY
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2016年5月2日追加。「嬉しい事」
Ako @heart8255
今日、嬉しい事がありました。 勤務先に訪ねて下さった一人のご婦人の事です。 震災後から自主避難をしていたお嫁さんとお孫さんが今年の3月に戻られたお話をして下さいました。個人を特定しないお約束をしたので、お話を思い出しながらゆっくり呟きたいと思います。
Ako @heart8255
ほぼ一年前、VERYという雑誌に早野先生(@hayano)のインタビューの記事が載りました。このインタビュー記事は短くわかりやすくまとまっていたので、中途半端な知識でいる方に是非読んでもらいたいと思いました。
Ako @heart8255
コピーOKという雑誌社さんからのお返事をもらい、こんな表紙(表紙というか、ただの紙…(TT))をつけて勤務先に置き、この1年で28部がどなたかの手に渡りました。 pic.twitter.com/Ck7khwvBSe
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Ako @heart8255
福島市内に子供2人を含め4人で住んでいたこの方の息子さんご家族は、震災直後家族で話し合い、納得の上でお嫁さんとお孫さんの3人がお嫁さんの実家に避難されたとの事でした。当時の3月の春休み中、放射能云々というより、事故がどうなるかわからない状況の中での避難だったとお聞きしました。
Ako @heart8255
お話を聞いた中で私が一番驚いたのは、自主避難中のお嫁さんの方からそろそろ福島に戻り、親子揃って生活を始めようかという話が出たにもかかわらず、お姑さん(お話を聞いたご婦人)ご自身がそれを拒否したという事でした。
Ako @heart8255
お姑さん自身が放射能は怖いものと思い込み、孫に何かあっては困ると思っていた事。そして何よりお嫁さんの実家に遠慮があった…と話されたことでした。 少し目を赤くしてのご婦人の話に、私には気付けなかった難しい問題があったんだな、と頷いて聞く事しか出来ませんでした。
Ako @heart8255
放射能を漠然と怖いものだと思ってはいても、今までは近くにいた孫たちになかなか会えなくなってしまった寂しさも感じていたそんな時、病院帰りに早野先生の記事をコピーした冊子に目がいったとお聞きしました。嬉しいことに表紙の言葉を見て、読んでみようと思ったと話されていました。
Ako @heart8255
ご婦人の話の中で私が気になったのは次のような事でした。 彼女のそれまでの情報源はほぼ新聞とTV。チェルノブイリと同じレベル7の事故になってしまったのだから被害も同じなんだろうと思っていた事。線量が元に戻るまでは、甲状腺や他の病気になる可能性がずうっと続くと思っていたこと。
Ako @heart8255
そんなご婦人が、お孫さんたちを福島に迎えようと気持ちが切り替わった大きなきっかけは、今の福島市に戻ってもお孫さんが放射線のせいで甲状腺の病気になるリスクはもうほとんど無いと解ったからとおっしゃっていました。放射性ヨウ素の事、セシウムとの違い等を理解されたのかなと嬉しく思いました。
Ako @heart8255
(この記事の中で、早野先生はチェルノブイリとの違いをきちんと示して下さっていますからね。そしてヨウ素は初期の被曝が問題になるという事も。)
Ako @heart8255
息子さん家族が4人揃っておばあちゃんの家の近くで一緒に暮らせるようになって良かったと思う半面、このような事で5年もこの方の悩みが続き、家族が離れて暮らしていた残念というかもったいない気持ち。そして若い人だけでなく、高齢の方への正しい知識の提供の必要性と難しさを感じました。
Ako @heart8255
早野先生のVERYの記事を読んだ後、記事内に紹介されていた本(多分「知ろうとすること。」)を買ったともおっしゃっていました。これも大きなきっかけになったと思います。お孫さんやお嫁さんをまた福島に迎えるため、自分で行動する事になったきっかけです。すごく嬉しかった!
Ako @heart8255
もちろんこれだけではなくて、ご婦人自身がとても真面目な方で、息子さんのお話もきちんと聞いておられたこと。それでも自分が抱えている不安や怖さをどうしようもなかったこと。加えてお孫さんの将来に何かあったら困るという至極当然の祖母の気持ち。それらを自分で解決されたのだと思います。
Ako @heart8255
声をかけてくれたのはたったお一人ですが、もしかしたら28部を手にとった中の何人かの方にも、安心が届いたかもしれません。震災後からずっと福島に心を寄せて下さって、女性誌のインタビューを受けて頂いた早野先生に、改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
Ako @heart8255
なお、私がコピーさせて頂いた早野先生のVERYのインタビュー記事については、 yuriさん( @syoyuri )が詳しくまとめて下さっています。こちらも是非ご覧ください。 togetter.com/li/795546 連投失礼しました。
ryugo hayano @hayano
@heart8255 ありがとうございます.ぼちぼち,嬉しく読んでます.終わったら,まとめていただけると嬉しいな^^
Ako @heart8255
@hayano こちらこそ今日は嬉しくて少し興奮気味でした(^-^;先生の思いと色々な不安をかかえた方との橋渡しが出来たかなと、感慨無量です(感涙)その年代ごとの悩みや、抱える問題の違いにも気付かされました。私にとっても良い経験になりました。感謝です (まとめは他力本願(TT))
以下、2015年3月に作成したまとめです。

VERY4月号 http://veryweb.jp/magazine/
早野龍五先生に訊く ほんとうのこと、なかなか伝わらないこと。
是非ご覧くださいね。

まとめ 早野龍五先生に訊く ほんとうのこと、なかなか伝わらないこと。 VERY4月号 http://veryweb.jp/magazine/ 早野龍五先生に訊く ほんとうのこと、なかなか伝わらないこと。 ※2016年5月2日  Akoさんのお話を追加しました。※ とても良いインタビュー記事ですので、たくさんの方が読んでくださるとうれしいです。 そして、まだ心配しているママたちに"カメラを向けられると手元のカメラで「撮り返す」というお茶目な先生。"のことばが届いてほしいなって思います。 44426 pv 1134 21 users 181
yuri @syoyuri
VERY4月号より"4年前、私たちは、同じ大地で揺れ、見えない放射能に怯えました。原発事故直後からツイッターで自らチェックしたデータを発信し続け、私たちの心の支えになってくれた物理学者・早野龍五さんに、節目のインタビュー。高校時代物理0点だった編集に、やさしく答えてくれました。"
yuri @syoyuri
VERY4月号より。"高校時代物理0点だった"という編集の方が「半減期」を理解されるようになったのは新潮文庫「知ろうとすること。」を読まれたから。記事には「知ろうとすること。」について"発売3か月余りで早くも10刷"という紹介も。 pic.twitter.com/mOWP6zaqVv
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yuri @syoyuri
VERY4月号 早野先生インタビュー、NOTES(文責・編集部)では<ウランを含有する花崗岩の多い西日本には東日本より年に1ミリシーベルトほど自然放射線量が高い所がある。自然放射線も人工の放射線も人体に与える影響は同じ>などの説明も。 pic.twitter.com/scKWgBvttI
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yuri @syoyuri
VERY4月号veryweb.jp/magazine/ 早野龍五先生に訊く「ほんとうのこと、なかなか伝わらないこと。」 3ページのインタビュー記事の早野先生のことばは穏やかで、編集の方のことばには尊敬の念が込められていて、素敵な記事なのです。是非多くの方に読んで欲しいな。
yuri @syoyuri
かつて「放射能」の危険を煽る記事を掲載したVERYが、今 早野先生のお話をしっかりと伝えてくださることが嬉しいのです。 2012年1月3日の「今日のダーリン」を思い出しました。 1101.com/20110311/20120… "ただ信じろで、信じてもらえるはずもなし、ですから。"
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コメント

nao @parasite2006 2015年3月16日
こちらhttp://bit.ly/1x7fF4q に写真で引用されている記事の部分に、ちょうど下水汚泥から検出されるヨウ素131とヨウ素内服療法の話が書いてあるのをみてうれしくなりました。放射性セシウムが増えていないのにヨウ素131だけが検出されている場合、原因はこれ。原発は関係ありません。下水汚泥のヨウ素131を測定し公表している自治体も現在では数えるほどしかなくなりましたが、もしそんな測定値を見かけたらぜひこの記事を思い出していただきたいと思います。
yuri @syoyuri 2015年3月16日
parasite2006 早野先生インタビュー、NOTES(文責・編集部)も含め良い記事なので、このまとめをきっかけにできるだけ多くの方が購入して読んでいただければと思うのです。そしてまた良い記事を掲載してくださると嬉しいですから。
nao @parasite2006 2015年3月16日
syoyuri このインタビューを抜き出してPDFファイルにし、次の号が出た後も雑誌ホームページで長期公開していただくわけにはいかないものでしょうか?震災直後、自然科学系の出版社のなかに自社の出版物の中から放射線関連の内容を抜き出しオンライン公開していたところがいくつもあったのを思い出します。
nao @parasite2006 2015年3月16日
もう一つこの機会に改めてご紹介させていただきたいのが、琉球大・前野先生(@irobutsu )のアニメーションページ「半減期ってなあに?(動く図を使って)」http://bit.ly/dMTHNU です。半減期と経過時間を打ち込めば最初の量の何分の1に減ったかを一発計算できる計算コーナーもついていますので、ぜひ一度ご覧ください。
濱祐㌠砂岩石(ユジ) @hamayu_sandrock 2015年3月16日
ほんとうこと(事実)が、なかなか伝わらない原因は、伝える人の主観や思想、論理、価値観などの、事実以外の余分な意図やメッセージが多すぎる(または、それらがメッセージとして機能してしまう)からだと私は思う。これらを区別できるように読むことができるようになりたい。事実だけは歪めずに伝えてほしいし、まず先に事実を押さえたい。(この記事は読んでみたいと思いました)
neologcutter @neologcuter 2015年3月16日
マスコミは「ほんとうのこと(事実)」より「記事になりそうなネタ」を優先する傾向がある… #東京新聞 の反原発報道見ればわかるっしょ? 
江頭キチジロー @yanagomi 2015年3月16日
それでも「ほんとうのこと(事実)」を伝えるために奔走した早野龍五さんを尊敬する。震災直後にかれのフォロワーになって本当によかったと思う。素面では言えないから今ツイートする。
トドえもん@リンガ提督 @todo08 2015年3月16日
煽るほうが売れちゃうし自分の思考をお手軽にしてくれるからどうしてもそれに流れるのは人間の宿命だけどそれを続けている内は何の問題の解決にもならんよね、それで余計に事を拗らせてるし。
ジョエーウ @joejoeu 2015年3月16日
ここまでようやく来たでやんす。2012年◯月号の「美味しいごはんに放射能フリーの知恵」から長かったですなー。
YumiKusumoto㌠ @Yumingongon 2015年3月16日
スピリッツの惨状を観てこうなったのなら、微妙だけど結果オーライ。婦人服のカタログ雑誌だし。
yuri @syoyuri 2015年3月17日
まとめを更新しました。
hase_zzz....zz... @hase_zzz 2015年3月17日
この特集をするのは良いけど、EM菌で除染とか震災から2年半経ってもベクレルフリーとかやってた事に対して自己批判なり反省なりはしてるのかね? http://togetter.com/li/547081 これまで4年間、ベクレルフリーとか書いておいて半減期も知らなかったんだったら、やっぱり放射脳と言われても仕方ない。(その当時編集に関わってた人なのかは知らないけど)
志ん弥 @shinya_taguchi 2015年3月18日
自己批判は、まあ大事だろうけど、まずは少しでも良くなったことを素直に喜びたい。
眠る羊 @sleep_sheep2010 2015年3月25日
こうして正しい冷静な情報が、静かに少しずつ広まっていくのは、非常に喜ばしい。
yuri @syoyuri 2016年5月2日
Akoさん ‏@heart8255 がご報告くださった「嬉しい事」を追加させていただきました。
園芸家 @engeikana 2016年5月2日
こういう記事が増えてくるといいですね。
佐倉統 @sakura_osamu 2016年5月2日
まとめていただきありがとうございました。じんわりと嬉しいお話しでした。
B.cos式十字固め @bcosizm 2016年11月4日
よくよく見てみると「国際原子力事象評価尺度」といってもその定義は人体への影響についてはまったく言及していないんですよね。ただ皆がそれを知ってるわけもなく、自分の中の「なんとなくすごい」と「チェルノブイリ」で受けとってしまう。>「チェルノブイリと同じレベル7の事故になってしまったのだから被害も同じなんだろうと思っていた事。」
炎と怒り @live20130702 2016年11月4日
福島の原発事故で放射能の害は何も無かった。それがほんとうのこと、なかなか伝わらないこと。
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