刀剣男子の顕現が人の形を取ること、敵についての一考察
- rakuinkyo_sitai
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刀剣って艦娘と違って審神者の力で人型なんだよな。とすると、刀剣たちが人型で生活してるのってもしかして審神者が常に力を消費しつづけてる状態なんじゃないか。必要なときだけ人型にしてるのかもしれないけど、本丸放置台詞的に少し不自然だし。
2015-03-12 23:28:47もちろん審神者が膨大な霊力を持ってるとか、呼び出すときにしか霊力を使わないとかっていう可能性もあるけども。個人的には、自分が消耗してでも刀剣たちに人として過ごさせる意図を考えるの楽しい。
2015-03-12 23:32:52散々言われてるけど刀剣にわざわざ肉と意思を与える行為、リスキーすぎてお偉いさん何考えてるのんてすごく思うよね。いやまあただ単にそれしか手立てがなくて、苦肉の策でなのかもしれない。改変者予備軍を使わざるを得ない状況がおもしろいはずないから、審神者を憎々しく思っているお偉いさん…
2015-03-12 23:38:10刀剣男子が人の形というのは動き、考え、交流することを前提としているため、普通に考えると人手が足りない、考えて動ける存在でなくてはならない、人の心を持つ存在でなくてはいけないという理由が考えられる。使われる存在であるだけの刀剣の時とは比較にならない膨大な情報量を処理することになる
2015-03-13 03:17:54矛盾を抱えずに生きていける人間などいない。刀剣男子として顕現した瞬間から矛盾を孕む言動を行う陸奥守の精神構造は最も人間に近いように思う。そして今まで刀剣としての生しかなかった刀剣男子が人の形として生き、交流していく過程で、おそらく心に矛盾が生じていく。
2015-03-13 03:18:24心を持つことは変化していく心の脆弱性と、変化適応していく強さを併せ持つことになる。そして歴史改変阻止の最中、刀剣男子達は自身のルーツとしがらみに強制的に向き合う事となる。これは悩むことによる心の成長を促す行為だ。つまり最終目的のためには人の強さと弱さこそが必要なんじゃないだろうか
2015-03-13 03:18:55タイムパラドックスの解釈は他の方に任せるとして、歴史修正主義者本人を直接倒しに行かない理由は何か。使い手と道具、同時に攻略が行われている可能性もある。それ故の純粋な人手不足による刀剣男子の具現化という解釈も考えられるが、それだけなら鍛刀等で見える式神を使えばいい為理由として薄い
2015-03-13 03:19:49歴史修正主義者の狙う歴史修正は、以前に述べたように日本が統一国家として自立する道ばかりを執拗に阻止しているように見える。審神者は刀剣男子と共に過去へ飛び、そして各時代を遡るのは刀剣のみ。なぜ一度審神者は過去へ飛ばなければならないのか。2205年現在から飛ばさない理由は何か。
2015-03-13 03:20:18歴史修正主義者の使う敵は、どのように歴史改変を行っているのか。実際戦っている敵はなんなのか。ここで、2205年という世界設定を考えてみる。
2015-03-13 03:20:48190年後の世界というものは正直想像もつかないが、少なくとも人工知能の演算能力と予測能力は人を遥かに超えて発達していることは間違いない。これらからもたらされる発展は、指数関数的に人類の活動領域を拡大させたはずだ。
2015-03-13 03:21:16専門でないためさっぱりだが、現在はほとんどが解明されていない次元・空間・時間・生命・エネルギーの理解と利用、そして超自然的とされてきた様々な概念としての神秘をただの現象として利用可能となっている可能性もある。
2015-03-13 03:21:48その解明と利用に際しては、他国の完全支配を受けず統一国家として存在しつづけ、2015年現在未だに皇室が存在し、伝説の遺物が多数現存し、神道が2000年という途方もない時間、綿々と信仰が現在まで途絶えていない日本こそが最も重要な役割を果たしていたと考えるのは自然ではないだろうか。
2015-03-13 03:22:20もし一度でも他国による完全支配を受けた国は、まずその伝統を破壊される。その民族が持つアイデンティティこそが支配者にとっては最も厄介であるからだ。その為に日本が統一国家として存在する可能性をそぎ、他国からの支配を受ける方向性へ歴史改変を行っているのだとステージ選択からも解釈できる
2015-03-13 03:22:52この場合、歴史改変は一度成功し、日本という国家は一度次元から消滅した。しかし先に時の政府(日本とは言っていない)は次元から逸し、審神者は時代を遡り(この文言をどう解釈するか…)、刀剣男子による対応を行っている。強引かつ穴のある解釈だがとりあえずこういうことにしておく。
2015-03-13 03:23:27公式紹介文では、審神者とは眠っている物の想い、心を目覚めさせ、自ら戦う力を与え、振るわせる、技を持つ者。また原義的な意味では、神の声を聴き伝達する者の意味を持つ。
2015-03-13 03:23:58物でなく、神でなく、人でない、そして全てであるものの可能性。元々神道における神とは非常に日本の土着宗教との関連が密接であることが特徴的であり、それゆえの多様性を持つ。歴史と戦争が切り離せないように、刀そのものが持つ歴史は日本の歴史と密接に関連を持つ。
2015-03-13 03:24:31審神者が呼び出す刀剣男子達は戦いの道具であるとともに、日本という国が確かに存在したという概念の楔にしているとするとロマンがある。さて。刀剣が生み出される過程は神産みと神殺しと出産の概念を内包する。
2015-03-13 03:25:03ホノカグツチ(火の神)を産んだ傷が元でイザナミが亡くなる時に生まれる神がカナヤマヒコとカナヤマヒメ(鍛冶・金属の神)、ハニヤスヒコとハニヤスヒメ(土・陶器の神)、ミツハノメ(水の神)とワクムスビ(農耕の神)。火、金属、水と武器を造る三要素そして生活を営む農業に関わる要素。
2015-03-13 03:25:34最も日本の基盤を作った神をも死に導く力を持ち、その後の生活発展の基礎となる神たち。刀の製法は木炭によって熱した玉鋼を水減しし、鍛練などの諸作業を行った後、砥石によって仕上げをとする。ホノカグツチから始めカナヤマヒコ、ハニヤスヒコを持って完成となす。
2015-03-13 03:26:06初期刀5振りのことを見直してみると、江戸時代の作刀は陸奥守吉行(320年)、蜂須賀虎鉄(350年)、加州清光(340年)。山姥切国広は安土桃山(425年)。歌仙兼定は室町後期(500年)。どれもあまりに時代が若く、強い神性を持つには至らない。
2015-03-13 03:27:08