メイキング オブ「ふくしまからきた子 そつぎょう」 ~春野さん&いづみさん交流の軌跡
目に入れても痛くないほどにかわいい、はちきれんばかりの笑顔と、いきいきと生きる子どもたちの姿を描こうと決めました-霊山を取材して描き上げた松本春野さん 「ふくしまからきた子 そつぎょう」 urx.nu/hYC7 pic.twitter.com/Zg8dWm4ITq
2015-03-09 23:56:30この2月26日に出版された
「ふくしまからきた子 そつぎょう」
そのはじまりは・・・
2013年2月にさかのぼっても
いいのかもしれません。
春野さんのブログについての
何気ないやりとりだった日々…。
昨日の夜中に書いたブログに人間の小ささを思いっきり書いてしまって今日になって正気になってその部分を削除。夜中に書くもんじゃないよな〜^^; うっかり恥ずかしいことした〜^^; 堂々といかないとな(` ´)キリッ!
2013-02-19 14:05:11@HarunoMatsumoto こんにちは!朝一番で読みました。リツイするかどうか悩みましたが…確かにちょっと心細かったのでやめときました(^m^)でもあれはあれでなんだか楽しい文章でしたけどね!ではあらためて。
2013-02-19 14:26:03@haru348 \(//∇//)\ご親切なお気遣いありがとうございました\(//∇//)\ 堂々といこうと決めていても弱気になってしまうときがありまして。優しい方がブログを読んでくださってると知ってうれしい限りです!
2013-02-19 14:29:55そんななか、こんなニュースがとびこんできました。
よかった!嬉しいニュース!自分が信じる説を正当化するために「そんなわけない」と否定するのはしたくない。今後もずっと福島の子どもたちの健康を見守っていく検査やサポートを続けてほしい。→福島県内・県外の子供達の甲状腺の嚢胞の様子は同じbit.ly/WP6U7A
2013-03-09 08:37:13@HarunoMatsumoto ありがとうございます!こちら福島ですが、よかれと思ってされる運動に心を折られたり。福島の心は今ひどく複雑になっています。福島に寄り添うこのような発信はとてもうれしいです。
2013-03-09 08:48:11@haru348 子どもたちの健康と幸せを願ってはじめた反原発運動です。このニュースで日々不安の中で生活している福島の親御さんがどんなにホッとしたか。こうやって多くの人が一喜一憂するんだから、ニュースは真実だけ流して欲しいです。真実であることを心から願ってます!
2013-03-09 12:04:12このころにはすでに春野さんのなかでは
なにかがかわりつつあったのかもしれません。
震災から3年たった春
春野さんは再び福島を訪れました。
新しい作品に向き合うために。
福島に来ています。行く先々でいろんな考えや思い、選択や工夫を聞いています。県職員の方、子育て真っ最中のお母さん、Twitterで繋がった二本松のオバチャマ。皆さん本当に十人十色。一緒にお茶を飲んで、顔を付き合わせ、普段の暮らしの話を聞くことがどんなに大切かを実感中。
2014-03-12 23:05:58何々大学の教授や、医者や、ジャーナリストの話もいいけど、福島で日々を暮らしている一人一人も、この三年間、脳みそが沸騰するほど考え、測り、決断してきていて、驚くほどしっかりとした自分の言葉や考えを持っている。今日私が会った人たちは、そういう方たちだった。
2014-03-12 23:15:16午前中は福島市渡利のさくら保育園へ。砕かないでいい測定器を早くに導入した保育園。食べ物のみならず、ザリガニ、ダンゴムシ、殺さずに測れます。線量を確認して遊ぶ。測って知ることで暮らせる、遊べることがわかってきた、と園長先生。 pic.twitter.com/HtuVJmN8I9
2014-03-13 11:48:47砕かないで測れる測定器話。1匹のザリガニを入れ、測定10分。。ふたを開けたら、、2匹に!なんと脱皮してたんです〜!わははは!と先生たちw pic.twitter.com/0dqtEgSQel
2014-03-13 11:57:47測って知ることで暮らすと書いたけれど、もちろん地域差や、専門家やその測定チームとの連携がとれるかどうかの問題もあるとのこと。「福島」とくくるにはあまりにも状況が多様で、個人の感覚も様々。
2014-03-13 12:13:05無知だから暮らしている、無知だから遊ばせてるのではない、と。そういう括りをされることに怒りを感じていると、昨日からの取材の中で拾った気持ち。目の前に子どもがいるからこそ、誰よりも測って誰よりも可能性を探ることに真摯。その子たちをちゃんとした大人に育てることに責任を持とうとしていた
2014-03-13 12:25:16昨日の福島民報に「ふくしまからきた子」の記事が載っていました。 滞在中にたまたま出くわしてびっくり!全然知らなかった! fb.me/6xP5ZYB6W
2014-03-14 11:20:54今日は以前伺った飯舘村の3校含む5校の小学校へ。前にもお世話になった先生方はもちろん、私が来なかった間に着任された先生方も温かく迎えてく下さり、たくさん話を聞かせてくれた。伊達市の富成小ではまさかの卒業式練習の来賓役で参加。卒業証書授与練習、大きく立派な返事に涙ぐんでしまった
2014-03-14 17:46:20先生方は、震災以降赴任した小学校それぞれの課題を教えてくれた。とにかく、ここだけじゃなく、浜通りの小学校や、バラバラの地域への避難となった町の小学校にも話を聞きに行ってほしいと言う。そして子どもたちに会ってほしいと。欲しい支援は「対話」や「交流」と言う先生もいた。
2014-03-14 17:54:10いづみさんのなかでも
震災から3年たって
また 春野さんとの交流するうちに
なにかがかわりつつあったようです。
そしておふたりは初めてお会いになられたようでした。
いづみさんは春野さんの絵本を手にとります。
2012年春に出版された
「ふくしまからきた子」です。
その思いをいづみさんはブログに綴りました。