鼓童公演「道」、感想が素敵です

kuu @kuu_sora_ame

KAATで鼓童特別公演2015「道」を。ここ最近、舞台のスタイルを大きく舵きりした印象の鼓童さんの、90年代の演目を中心とした特別公演。シンプルに太鼓の音の「おもしろさ」を追求する曲が多い分、超絶技巧の更にその先で、いかに個人個人が舞台に立つと言う事に練れているかが如実に出る→

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→この時期の鼓童さんの演目に、自分は特に慣れ親しんでいるから、知らず「懐古」の感情を通して観てしまうのでは、と言う部分で特に慎重に聴いてしまうのだけれど、純粋に作品それぞれ面白さを再確認した気がします。長らく人気演目として親しまれて来たのにはやはり理由があるのだと。→

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→今回は、鼓童さん次世代の若手にこれらの演目の真髄を手渡しする意味もあるのかなと言う構成と配役(？)で、大太鼓を打った中込さんをはじめ、それぞれのソロ部分ではお客さんと対峙する真剣勝負に剥き身を晒された感じがあるんじゃないかと思うのですが、それが同時に鼓童の舞台の醍醐味で →

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→肉体的にも精神的にもしんどい中で、お客さんから喝采を貰う瞬間と言うのは、これはやはり実際の舞台で、その日に集ったお客さんに伝える難しさを思い知らないと味わえない体験だと思うので、そう言う意味で観ている側でもなかなかエキサイティングな舞台だったと思います。→

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→　今日は久々の演目に高揚する感じもあって、客席の反応はあまり厳しめじゃないと言うか、拍手のレスポンスも早い感じだったかなぁと。ベテランさん組はキャラクターがそれぞれに立っている感じで柔らかく、若手は前面に出て鍛えられ、準メンバーも技術的に高いところを要求されてて。→

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→　個人的には「JANG-GWARA」「千里馬」「モノクローム」の、リズムの組み合わせの、針の穴を通すような精密を要求される演目の難しさと楽しさにもう一度気付かされたのが嬉しくて。多分、内部的には録音(録画)してあると思うから、聴くと色んな事が如実に解かると思われ。→

kuu @kuu_sora_ame

→「千里馬」は本来の、抑え気味のテンポで難易度を上げてきたと思う。「モノクローム」は久々にじっくり聴いて思ったけど、あれやっぱり全部が上手く重なると何か召喚するんだと思った(何^^;)銅鑼が鳴る瞬簡ハッと我に返る感じを味わったもの。締めの7つに灯りがともるような照明も素敵。→

kuu @kuu_sora_ame

→今回は3階席でしたが、初見さんがとても多かったみたいで、その分オヤクソクじゃない反応も多くて。途中でお菓子食べてたりがさごそしてる人も多かったけど、そう言う方が「大太鼓」→「屋台囃子」の移動に驚いて前のめりになり、やがてハンカチ取り出したりしてるのを感じて貰い感動したり。→

kuu @kuu_sora_ame

→慣れ親しんだ演目だから嬉しかったのと同時に、打ち手演じ手が変われば同じものにはならないと言う当然のことも改めて確認した想いでした。どうしてもそれまで演じて来た人たちが脳裏を過ぎるから、新しく演じる人の方がハードルは高くなってしまうのは避けられないのだろうけど、→

kuu @kuu_sora_ame

→それだけ挑み甲斐のある演目だと思うし、結局は演じ手それぞれのオリジナリティを追求するって意味では、「再演」を繰り返す歌舞伎や他の演劇とも通じる部分だと思うので、やっぱり鼓童さんの定番として、今後も演じて欲しい演目だなぁと感じました。あと、アンコールの曲名が思い出せないー^^;→

kuu @kuu_sora_ame

以前まとめて頂いた自分の呟きをもう1回貼ってみます。　／　これが藤本吉利さんの大太鼓 - togetter.com/li/705761

kuu @kuu_sora_ame

→以上、長々と、また言いたい放題をしました。単なるユルい鼓童ファンでございますm(__)mこの夏、私は行けそうにないのですが、久々にレナード衛藤さんと共演するアースセレブレーションも楽しみです。

mitsu @mitsunaga49

@kuu_sora_ame ご来場ありがとうございました。アンコールは「虹のなごり」でございます。