星野茂樹氏、お子さんの病気で救急車に乗る

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

長い１日が終わった…結果オーライなので一応記録として残しとく。誰かの参考になれば幸い。はじまりは朝、子ども（10歳）が「片方の玉が痛い」とズボンを降ろして見せてきたことからｗ。（一）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

息子の左右の睾丸を見比べてると確かに片方が赤く、腫れているというよりむしろ固くて動かない、指で触ると「痛い！」と言う。よく分からないけど男性として危機感を覚え、ネットで検索すると「精巣捻転症」なる物騒な病気が浮かんでくる。（二）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

これはなにかの拍子で精巣（玉）がグルリと回転して精索という身体と精巣を繋ぐ管が捻れて血流が悪くなり、最悪精巣が壊死するというもの。だれにでも起こりうる上に一刻を争う（６時間以内の緊急手術が必要）予防策のない恐ろしい病気。（三）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

素人判断は危険だと思ってすぐに病院を調べ、日曜でも開いてる小児科も泌尿器科もある奇特なクリニックを発見、すぐに連れてゆくも日曜なので大混雑、どうやらまだインフルエンザも流行っている様子。（四）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

１時間以上待って受診、先生からもすぐに「手術のできる病院を紹介する。片方の玉の生殖機能が無くなるかも知れない。救急車で搬送を」と言われる。この時点で息子の片玉を失う覚悟をした。（五）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

日曜の環八は大混雑、救急車に乗るのははじめてだったが、大部分の車は道を譲ってくれて救急車のありがたさを実感。でも中にはサイレンで開いた道路に便乗して突っ込んでくる車が数台いて殺意を覚える。（六）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

救急外来から受診、超音波検査をしてみると捻れはなく、精巣そのものではなく、精巣上体という精巣をどんぐりに例えるなら帽子の部分が炎症を起こしているとのこと。精巣の機能は無事とのことで胸をなでおろす。（七）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

睾丸が腫れる理由は他にもいくつかあり、今回は幸い精巣捻転ではなかった。でも搬送先の病院でも最初は捻転を疑っていた。結局、超音波で確認しないことにははっきりとは分からないのだと思う。（八）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

子どもは痛みを伝えるのが下手だ。最初は「お腹が痛いかも」と言ってトイレに行ってた。あそこでもし「ちょっと様子みよう」と思ったら、それで精巣捻転だったら…手遅れだった時のことを思うと自分の玉がヒュンヒュンするｗ。（九）

星野茂樹（『解体屋ゲン』原作者） @KowashiyaGEN

ここから導き出される結論めいたものは、 ・子どもから症状を聞き出すのは難しい ・素人判断はしないですぐに医者に行く。日曜だからといって躊躇しない。 ・子どもの病気にどう対処するか、決断は親がするしかない くらいだろうか。連投失礼しました。（十）