IDC大塚家具は生き残ることが出来るのか

少なくとも生き残りの芽は残ったように思います。 反発や反目はいくらも出てくるでしょうけどね。
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涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

<大塚家具>父と娘の対決 久美子社長が勝利 61%賛成(毎日新聞) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150327-… ビジネスモデルの有り方がどうあれ経営者としての有り方としては現社長の方が会見は好感持てましたね。初動から。

2015-03-27 13:40:11
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

企業ブランドとか事業体としてしか見てないから親だの子だのはどうでもいい。不適なら変えれば良いだろうしそれができないままなら不適な代表の下で企業は潰れるだろ。それだけといえばそれだけの話(まぁ親子喧嘩に母親まで呼び出して総会やるな、というのは別問題として)。

2015-03-27 14:27:27
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

そもそも「今でも反抗期」みたいな極度に矮小化した話に落とし込んで実権取り返そうとした会長の方がよほど見苦しいしロクでもない。経営はそういう家庭内の喧嘩みたいな次元でやることではない。

2015-03-27 14:29:57
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

そういう私的領域に話を矮小化して話をしてしまう時点で少なくとも会長は経営には不適だろ。放逐された方がいい。

2015-03-27 14:31:56
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

それに現社長はおよそ凡人極まる自分には到底勤まらんようなキャリアを積んでいるわけで、同社を維持し得るのかどうか、という点は別途検討余地はあるものの、決して無能というわけではあるまい(少なくとも無能だったらあのキャリアでは再度呼び戻されても戻れんよ)。癖のある人だろうがね。

2015-03-27 14:35:00
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

会社が傾くと社員が振り回されるわけで社員にも生活があるんだからさっさと収束させて経営に専念すべきではある。少なくとも経営者にはまずもって社員を守ることは責務の一つでもあるのだから。

2015-03-27 15:01:22
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

大塚家具の一件は個人的には現社長支持ですよ。別に株持ってるわけでもないし大塚家具に何かを買いに行くことはそうそう無いだろうけど。女性社長だからとかそういうのでなく、ワンマン創業者に振り回されて企業がおかしくなっていく事例は山ほど見てるし経験もしているので、是非乗りきって頂きたい。

2015-03-27 21:30:46
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

とはいえ現社長のやろうとしている方向も棘の道だろうけどね。ただ生き残りを賭ける方向性としては必ずしも間違っているとは言えないとは思いますよ。会長の求める方向性では足掻いてもじり貧でしかないだろうし。

2015-03-27 21:38:57
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

経営とブランドのリポジショニングとしては、まだ現社長の方が10年後の可能性が見えるから。底が抜けて崩壊する前にベクトルを変えるタイミングはそれほど残されていないだろうし。

2015-03-27 21:40:49
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

会長と会長支持と目されていて実際そうだった長男がひたすら経営の問題ではなく家族の喧嘩に終始させようとして挙げ句に文春にあんな記事までやられたのは社員のことなんて欠片も考えてないからですよ。表向き経営方針と長期の体制変更、同族経営の悪癖からの脱却を掲げた現社長の方がナンボもマシ。

2015-03-27 21:44:47
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

会社を私物化したり同族の利益を優先していたのは会長側で、そうだからこそファンドやら社外取締役やらも今回は会長を支持しなかったのだろうよ。会社には社員がいて社員には生活があるのだから、企業はそれを維持していく必要もあろう。会長が社長復帰時にやったのは報復人事の粛清だしな。

2015-03-27 21:47:47
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

経営者、経営陣は相応に利益を得る権利があるが、私物化して良いわけではない。確かに現社長は必ずしも万人に好かれるタイプではないだろうが、同族内でさえ露骨に会長支持に回ったのは長男と母親だけで、それ以外の兄弟姉妹は今回はそうならなかった。同族経営に等しい役員構成であったのに、だ。

2015-03-27 21:50:52
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

少なくとも身内のはずの同族からも半ば見放されたような経営しか出来なかったのが会長その人だ、ということだろうよ。だいたい会長から社長に返り咲くとか後継者の育成に失敗したことを内外に公言するようなもので、その時点で経営者としても適格ならざるだろうよ。

2015-03-27 21:53:28
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

創業者としての功績とそれとは話が別ですよ。その点で創業者の手を離れる必要があるというのはその通りで、現社長は企業は五十年、百年続く必要があると明言して経営にあたっていたわけだから、そこには次の社長を身内で出すことは視野に入れてはいまい。他の親族がどう考えるかは解らんが。

2015-03-27 21:55:54
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

少なくとも経営を痴話喧嘩だの身内の不始末だのでやらかす視点でしか見てない経営者の下では働きたくないね。それだけでも反吐が出るくらいに見たくない。

2015-03-27 22:06:20
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

少なくとも今回の件を「経営の問題ではない」と言い放った長男とその長男しか支持しなかった会長というのが、もうどうしようもなくその時点で経営者としては不適極まるだろう、とは。現社長は株主利益も大義名分にしていたし社員にも確か詫びを入れていたはずで、格が違い過ぎ。

2015-03-27 22:11:49
涼風紫音/Protest the invasion of Russia @sionsuzukaze

人情だのなんだので経営やられたら社員は堪らんよ。

2015-03-27 22:12:37

何度も「少なくとも」という表現を用いているのは、今回の一件はどちらが最終主導権を握るにしても、当面短期には「マイナスでしかない」という当然導き得る帰結から「よりマイナスではない」選択は何か、という点でしか評価点を出しようがないから、なんですけどね。

個人的にはフル接客で完璧な応対で最高の商品を、というスタイルは解らないわけでは勿論ないし、そういうサービス・店舗が必要であることも十分理解はしている。同時にそういうサービスモデルは本当に極端に一部の層しか顧客にならなくなる。遠い将来ではなく近い将来か、或は現在進行形で。
残念ながらそういう層は圧倒的多数が高齢者で締められるだろうし、その次の世代はそこまでのボリュームは発揮できないのは人口動態上からも世代を経るにつれて収入が落ち続けていくだろうことからも、明らかだろうとも考えている。
豊かな中間層が不在になる時代へ向けて、会長の向いている方向性は確かにサービスクォリティとしては抜群のものを指向するだろうが、それを全体で維持しようとしてもそれだけの顧客が存在しない時代に差し掛かっている。
企業の永続性、継続性を考慮した際、明らかに顧客の母数が絶対的に縮小していく中でそれを全体に維持することが何をもたらすかは百貨店業態の衰退が止まらないことを以てしても自明的に過ぎるほど自明に訪れるだろう将来予測でもある。
逆に言えば現社長の方向性はある種の賭けでしかないので、結果として盛大に討死する可能性は否定し得ないし、少なからずそうなる可能性はある。緩慢な死を迎えるか生き残りに賭けるか。今回の株主総会はそのどちらを選択するのか、という点に於いて、少なくとも緩慢な死を選ばなかった、ということに過ぎない。現社長の経営としては、今回の総会はただの路線承認でしかなく、経営資質を問われるのは寧ろ今後だろう。
同時に、今回の一件を同族内の利権争いという点から経営の視点で企業の有り様を問うたのは現社長側なのだし、最低限そこに一定の支持は取り付けた訳なのだから、是非10年後、20年後も存続している企業であって欲しいとは思う。
そこの顧客に自分が存在するかどうかは解らないが、経営やブランドという点で考慮した場合、災い転じて福となせ、という意味において、現社長が支持されたことは一定の評価をしている。