でもたかのん知ってるよ 相対的にしか自信をもてない人は、自分でもその危うさをうすうすわかってて、知らない相手はその自信を脅かす危険があるから排除したり無視したりするんだよ 創作するタイプのオタクにそれが少ないのは、相対的な自信と絶対的自信の違いを知ってて、後者が少しはあるからだよ
2015-03-27 07:53:41絶対的な自信は、何か発信して、いいかんじに受信してもらえることでしか生まれないから。絵とか音楽とかそういうのでなくてもいいのよ。スキって言って貰えれば…。
2015-03-27 07:55:21この相対的自信と絶対的自信の区別方法とそれぞれが有る時無い時の人間の行動傾向は中学校あたりの保健体育の教科書に詳しく載せるべき物だと思うんだが、老人になっても知らない人は知らないし、学生からそのままなっちゃう人が多い教師はほぼ全員知らないだろうのでどうにもならんか。>RT
2015-03-27 13:49:16生きていくために自信が必要なのは誰でも薄々知っていて、だから自信獲得が必須である事は誰も否定しない。でも相対的自信しか知らないと「生きていくためにはサル山のボス争いが必要でそれが重要(あるいは全て)」という結論を導き出しちゃう。時々いる「いじめは必要だ」って言っちゃう人はこれ。
2015-03-27 14:03:55「人が生きていくために自信が必要なのは自明。その自信を保つためには誰かを蹴落とし続ける必要があり、そのために常に自分より下の存在が必要」と論理を帰結させると、自分より下の存在を作る手段、上下を確認する手段として「いじめが必要」が必ず付いてきちゃうんだね。
2015-03-27 14:19:13でも絶対的自信は自分より下を必要としないし、持てば持つ持つ程他人を蹴落としに行く必要性が薄れる。労力無しで生きていくのに必須な物を持ち続けられるのでそれを得るために割く労力はいかにも無駄に思えるし、すぐ崩れる相対的自信に四苦八苦するのは刹那的でいかにもチンケに思える。
2015-03-27 14:44:36まだサル山のボス争いで手に入る相対的自信しかしらない中学生あたりには、カケラでも良いからこの事を教えるべきだと思うし「イジメ、カッコ悪い」という標語にある種の人が抱く「なぜいじめがかっこ悪いの?」という素朴な疑問の答えでもある。
2015-03-27 15:03:06そしてこれは道徳ではなく、生物としての人間の体と心を合理的に扱い、健康を保つために教える教科である保健体育の範囲だと考えている。
2015-03-27 15:08:31相対的自信しか知らない人には絶対的自信は絵空事に映るものだけど、私は鬱病になった時、相対的自信と共に普通の人が無自覚に持っている絶対的自信まで失った。絶対的自信の存在の確実さと、それを誰でも多少なり持っている事、それが生きていくためにどれほど必要な物なのかもハッキリ自覚した。
2015-03-27 15:12:06ただ「絶対的自信の存在を知っていて、持っていて、なお相対的自信もあるだけ全部欲しい」という貪欲な人間に対してはこの話は無力なんだよね。これを補えると良いのだけど。
2015-03-27 15:17:39あと相対的自信も他人を蹴落としに蹴落としてもう蹴落とす人がいない状態になった時「擬似絶対的自信」とでも呼ぶような物になってしまう事にも触れておきたい。これが相対と絶対の区分を曖昧にする。
2015-03-27 15:20:24自信の話に限らず「なんでもかんでもあるだけ全部欲しい。そのために社会や他人がどうなっても知らん」というエゴイストへのまともな対処法というのは人類の歴史上見つかっていないんだよね。昔なら問答無用で殺しちゃってたけど、今はそういう人にも人権がある。
2015-03-27 15:36:36文章がもってまわってて「なぜいじめがかっこ悪いのか?」の答えがきちんと書いてないな。いじめをやる人は儚い相対的自信を維持するために多大な労力を割いていて、その様子は転がる小銭一枚を必死の形相で追いかける人のようにチンケで貧乏臭くて恥ずかしくてみっともないから。
2015-03-27 16:39:32「イジメ、カッコ悪い」は短い標語だがよく出来てる。相対的自信を得ようと必死な人に「カッコイイ/悪い」という相対的評価のカウンターをぶつけ、相対的に考える事に疑問を抱かせつつ相手をくさすこの皮肉ったらしさ。読む人がバカじゃなければ効果てきめんだ。
2015-03-27 16:46:42絶対的自信を持っているかいないかで変わる行動傾向は「空腹になるとイラつきやすい」とか「生理が始まると精神的に不安定になりがち」とか「発情すると理性的な判断力が鈍りがち」程度には全ての人間に普遍的な物で、だからこれは道徳じゃなくて保健体育の話だな、と私は考えている。
2015-03-27 18:00:41