今度は「忠臣蔵」を解体して、「誰かの遺した理想」に置き換えてみる＠榊一郎

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

いろいろあって今日は仕事になりませんでした。明日頑張ろう＜駄目人間の言い訳

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というか元々キネノベ大賞の対策（選考委員が対策書いてどうするよｗ）みたいなノリで始めた訳ですが、割と総論ぽい話は言い尽くした感が在るんですよね……極論してしまえば「小説の書き方？　原稿用紙の向こうに居る読者さんを想像して書く事」で終わっちゃうんですよね。 #sousaku

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なので学校でもこの後は大体、「で、何か質問あるか？　無ければいつもの三題噺いくぞー」みたいな事をやっている、とｗ #sousaku

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理想は私が噛まずに、生徒が別の生徒からのお題をまとめて話を組める様にする事ですが――これがなかなか難しいらしく。とりあえず、何がハードルなのか、分析理解するのが今の所、講師としての私の課題。 #sousaku

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ちなみに、実は、自分一人でやってるより、他人からお題を貰って組んだ話の方が、面白いものになり易かったりします。多分、自分一人でお題を設定すると、作りやすいものを無意識に選んで、いつもと同じものを組んじゃうんでしょうな。 #sousaku

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私の既刊の中でその典型なのは「君の居た昨日、僕の見る明日」で、アレは後書きにも書きましたが、某専門学校で神野さんが特別講師にいらっしゃった時にやった三題噺が元ネタ。 #sousaku

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「君僕」に関して言えば、最大のひねりは「学校の幽霊」ではなく「学校が幽霊」な訳ですが、これは「学校の幽霊ってありがちだよなあ。何か突飛にできんもんか」――で荒木飛呂彦先生の短編集にあった「家の幽霊」が脳裏に閃いたのが基本。 #sousaku

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ライトノベルではシリーズ物が多いというか、それが基本になってる感が在りますが、アイデアを拾う、構成を学ぶ、という意味では短編や一巻完結の話の方が遥かに色々学べたりしますな。効率という面での話ですが。 #sousaku

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ちなみに、学校「が」幽霊、というのはよく調べると「君僕」の前後にもちょこちょこ在りましたねｗ　まあそう突飛なネタではなかったとｗ　 #sousaku

森瀬 繚＠翻訳クラファン開催中（固定ポスト参照） @Molice

@ichiro_sakaki よくわかります。編集から「メイド」「学園」「クトゥルー神話」の3題を提示されて、ああなりました。(^,,,^

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@Molice その中ではクトゥルー神話、だけが異質ですなｗ　しかしショゴスをヒロインに持ってくるセンスも凄まじいですが（でも奉仕種族だからメイドさんというのには正当なのか……）、名前がやはりｗ　テケリさん可愛いよテケリさん。個人的にはカウンターヒロインもツンデレで好きですがｗ

森瀬 繚＠翻訳クラファン開催中（固定ポスト参照） @Molice

@ichiro_sakaki 実はいったん遠未来のダークファンタジー企画（でも「メイド」「学園」「クトゥルー神話」）を通したのですが、いろいろあって引き上げ、大急ぎで出し直したのが……。ショゴスのメイドさんそのものは以前からの持ちネタで、別の本でも使っています。(^,,,^;

五代ゆう @Yu_Godai

@ichiro_sakaki 正直その「原稿用紙の向こうに居る読者さんを想像して書く事」ができなくて止まってる人多いと思うんですよね＞小説　ＡＭ講師時代にも思ってたけど、今行ってる講師仕事でもかなり生徒さんの意識や技術は高いにもかかわらずそこができてない人多々。

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@Yu_Godai 原稿用紙の向こう側に仮想読者を設定する――ってそんな難しいですかねえ？　これがやっぱ私と生徒の「壁」になってんでしょうか。単に自分が読者だったらこの文章読んでどう思うよ、というだけの事だと思うんだけどなあ。

五代ゆう @Yu_Godai

@ichiro_sakaki 三題噺を自力が難しいって感じるのは、お題の「言葉」とか「意味」に縛られるせいだと思う。せいぜい「発送の出発点」程度に考えて、「リボルバー→回る→なんか回る建物→ハチノスみたいな建物（シリンダーのイメージ）のディストピア→(ryと進めたのが指南の私の話

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@Yu_Godai ああ。なるほど。つか――そこらの認識、作家としてのタイプが違うのに、割と五代さんと話合うのは、やっぱ関西人だからでしょうかｗ　ほら、意味を考えるときに、「で、どうやったらこの意味を逆手にとって意表をつける？　受ける？」みたいに考えますやん、わたしらｗ

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@Yu_Godai 五代さんのあの指南書の話でいえば、「回る」と「建物」の間に飛躍があるでしょう。普通、建物は回らない。だから回ると面白い。そこで「意表をつくから面白い」とかそういう思考にならんといかん様な気がしますね。

五代ゆう @Yu_Godai

@ichiro_sakaki たぶん「考えたことを文章にした」時点でゴール、と感じてしまうんじゃないかなあ、と思ってます。いや、趣味で書くんならそれで十分なんですけど、プロを目指すならやっぱりそれじゃ駄目だろ、ということに。

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@Yu_Godai あー。やり遂げた感を覚えちゃうんですなｗ

五代ゆう @Yu_Godai

@ichiro_sakaki そこらへんは関西人のサガ、というか習性ですわなw＞ついウケを狙ってしまう　それを作品作りにも行かせばいいだけなんですけど。こうボケたらどうツッコミがかえってくるやろ、みたいな。

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@Yu_Godai 関西に意外に作家が多いのはそのせいなのか……＜いや違うだろそれはｗ

ねこ飯 @takaturihonne

@ichiro_sakaki 先生、質問です。以前、投稿には完結した作品がいいとおっしゃっていましたよね？例えば勇者が魔王を倒す、というストーリーではあるけれどもその旅の途中で事件に遭遇し、それを解決した、という内容で一本書いたらそれは完結した作品になるのでしょうか？

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@takaturihonne なりますよ。その事件が過不足無く解決しているなら。だって「魔王を倒す旅の途中の勇者」と「真実の愛を探し続ける夢追い人」とに差なんてないっしょｗ　後者を主人公にした話でも全然アリです。

榊一郎@ノベライズ『サマナーズウォー』1&2発売中♪ @ichiro_sakaki

@takaturihonne ただしいかにもな感じで魔王を途中で話に絡めたら、微妙ですよね。あくまでそれは「主人公のプロフィール」位にしておいた方がいいかなあと。これも仮想読者的な理解で言えば「え？　これこのまま投げっぱなしで止めちゃうの？　殺生な！」とならなければいいかと。

ねこ飯 @takaturihonne

@ichiro_sakaki そうですか！ありがとうございました！これで気兼ねなく書けそうです！