恋愛というゲーム、そして自意識過剰

恋愛と自意識について、ものすごく簡潔にまとめているまとめです。
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めんたね(やさしい) @mentane

恋愛というゲームをうまくプレイするには、相手には「私は一回性の交換不可能なかけがえのない人として扱われている」と感じさせつつも、自分のことは「相手にとっては十分交換可能な存在で、どれだけ相手にメリットを与えられるかで選ばれるかどうかが決まる」と客観的に眺める必要がある。

2015-03-31 06:27:59
めんたね(やさしい) @mentane

自分については「他人は私を一回性の交換不可能なかけがえのない存在として扱うべきだ」と考えつつ、他人に対しては「お前は交換可能なモノ的な存在だ」と感じさせるように振る舞うと確実にモテない。でも、結構努力しないとすぐにこうなってしまう。そのぐらいには多くの人間は自己中心的だ。

2015-03-31 06:31:57
めんたね(やさしい) @mentane

恋愛に関してグレていく人、ふてくされていく人の中にはこの「他者にとって私は交換可能なモノ的な存在であり、メリットを提示できるかどうかで選ばれるかどうかが決まる」という現実に心が耐えられなくて、そうなっていく人もいる。

2015-03-31 06:35:23
めんたね(やさしい) @mentane

これは「私にとって、私は一回性のかけがえのない存在だ」ということを否定するわけではない。誰にとっても自分は自分だけの特別な存在だ。それは当然のことである。でも、他人にとっては自分は特別な存在ではないということだ。これを受け入れた人は恋愛に限らずコミュニケーション全般うまくいく。

2015-03-31 06:37:45
めんたね(やさしい) @mentane

自意識過剰」という言葉もまさにそういう人に向けられるべき言葉で「お前が過剰に気にしているそのことをお前以外の他者は誰も気にしていないよ。だってお前のことなどどうでもいいもの。俺にとって重要なのは俺だけだ」という話なのである。それを心の底から受け入れてしまうと楽になる。

2015-03-31 06:39:47
めんたね(やさしい) @mentane

そのためには他者からの肯定や承認に頼らずに、自分で自分を全力で肯定する、承認するということが必要になる。それができない限り、他者から自分を特別扱いしてもらう必要が出てくる。まあ、恋愛の多くは「他者から自分を特別扱いしてもらおう」とする営みそのものなのだが。

2015-03-31 06:41:05
めんたね(やさしい) @mentane

したがって、自分を他者に特別扱いしてもらう必要が減ってくるとその点では恋愛はうまくいくようになるが、今度はそもそもさほど恋愛を必要としなくなってくるので、恋愛に対するモチベーションは下がってくる。

2015-03-31 06:42:34