#TRPG での現代アート芸術詐欺まがいについて

2014年9月に起こった #TRPG における現代アート詐欺まがい騒動屋のゴロツキの動きと2015年4月からの活動について また以上を知らない人に対しての注意喚起
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水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

ポストスーパーフラット・アートスクール展、卒業展示ということだったが、購入された作品もあるという情報があり、見に行く目的はみっつになった。単純な楽しみ、生徒の意識チェック、青田買い、だ。

2014-09-01 20:22:25
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

青田買いが入ったので、作品が良い生徒との会話は詰問するような形になったが、結局のところ「作品を売る」「アート系のプロになる」という目標を持っている者はいなかった。

2014-09-01 20:26:28
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

作品は個人的な欲求で作られ、課題に対する統一性は保たれていなかった。教師が峻厳さを保てなかったのだろう。

2014-09-01 20:28:27
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

その点も指摘したが、無論、良い顔はされなかった。しかし、講師が間抜けなことをしている点は、講師と個人的な付き合いがない者は知っていた。生徒が個人意志で参加していることは確認できたわけだ。

2014-09-01 20:30:51
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

生徒の意識が甘いことには驚いたが、特に撮影不可とされた作品の制作者が「それが公共のものになったときに何が起こるか」をまったく意識していなかったことには驚いた。そしてその内実はTwitter上ではほぼ公開されてしまったわけである。

2014-09-01 20:33:45
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

申し訳ないが、制作者当人には言説で責任をとる能力や経験には欠けていた。講師側の明確な落ち度、というか、悪意というか、ともかく負の行動があったことは間違いない。

2014-09-01 20:36:11
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

展示全体は学生ノリであり、参加者の多くはそれを受け入れていた。一方、それが「どこからどのように見られているか、見られたいか」については無自覚だった。そういう展示としてみれば、その程度のものである。

2014-09-01 20:37:53
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

『悪くない場所RPG』は美術史における批評用語「悪い場所」を扱ったRPG。なんと過去に行ってアートの概念を根付かせることで現代を「悪くない場所」にしたら勝利なのだ。(続

2014-09-02 02:55:33
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

フェアに読むために、ルールに引用されている解説のみで「悪い場所」という語を理解すれば、日本には過去「美術」という概念がなかったがため歴史的積み重ねが存在しない、という問題と解釈できる。(続

2014-09-02 02:58:32
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

そこでゲームならではの単純化で「歴史改変しようぜ!」という発想は面白い。(続

2014-09-02 03:01:00
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

ところがプレイヤーは「アートスクールの生徒」になり「課題を研究する=何がアートたりえるか」を「歴史遺物を例にとって検証する」というシステムとなっている。(続

2014-09-02 03:04:52
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

故にプレイヤーは「現代美術に関心がある人」限定となっているが、その対象は想定よりずっと狭い。アートスクールの展示を見に来る人でTRPG好き、となれば人数は100にはなるまい。(続

2014-09-02 03:09:10
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

となると感想を言うにも難儀となる。批評として見ても、評価するのに以下のレイヤー分けが必要となるだろう。 ・ゲームの出来 ・美術界への影響 ・アートそのもの 順に見ていく。(続

2014-09-02 03:10:57
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

ゲームとして見ると、まずタイトル。そしてゲーム概要。これは「マイナスをゼロにする」タイプのそれとして読める。「悪い場所」にしたのはプレイヤーではないので、他人のリカバリーをなぜかさせられるゲームだ。これではやる気が出ない。(続

2014-09-02 03:14:29
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

ところが内実は「現代の改変具合を笑う」ゲームとなっていた。タイトルと概要の言葉選びの問題なのだ。これはもったいない。(続

2014-09-02 03:16:08
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

TRPGとしてのルールは「アートの要素とは何か?」を全員で考えていく、というものに特化している。そう考えると、これは「ブレスト用の予備資料」なのである。(続

2014-09-02 03:20:11
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

とはいえ、アートなのだからゲームとしての評価に意味はない。次のレイヤーは美術界への影響だ。つまり「悪い場所」の研究にどれだけ迫れたか。(続

2014-09-02 03:32:55
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

これも「ブレスト」の一言で終わるが、「有能な評論家を集め」て「リプレイを作成する」可能性が見えたことは面白い。だが、その面で突き詰めた作品ではなかったことは残念。(続

2014-09-02 03:35:40
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

もっとも、ただの対談よりもTRPGだから成果があがる、と言い切れる要素は遠野さんにあったのかもしれない。これは作品から読み取れないので、本人から返答が期待される。(続

2014-09-02 03:37:51
水城正太郎/金澤慎太郎 @S_Mizuki

ちなみに、その「TRPGとしての優位性」が証明されなければ、マニュアルにある通り「アートって何?」はループする議論なのだ。(続

2014-09-02 03:39:19
でんねこ(なんかたくさんのアイコンが並んでいる) @denneko

現代アートの方々にはぜひsystemなるTRPGを取り扱って頂きたい。きっと何か爆発的な反応を起こしてアーティファクトがソリューションするとフィーリング

2014-09-05 11:43:33
kiniro @kiniro_system

現代美術は私も見ますがsystemはあくまでもゲームです。 RT @denneko: 現代アートの方々にはぜひsystemなるTRPGを取り扱って頂きたい。きっと何か爆発的な反応を起こしてアーティファクトがソリューションするとフィーリング

2014-09-05 12:23:41
kiniro @kiniro_system

広島現代美術館など私はよく行くが、ああいう現代美術は研ぎ澄まされた閉じた一発芸みたいなものでね。基本的にユーザー参加はない。

2014-09-05 12:27:21
kiniro @kiniro_system

そりゃあね。ワークショップとか動く彫刻とかあるよ。でもあくまでも、そのテーマの中での動きなんだよ。ユーザーが枠組みから作るなんて無い。

2014-09-05 12:29:42
kiniro @kiniro_system

system はフェアだ。製作過程も公開されているしライセンスもユーザーフレンドリーである。 #TRPG

2014-09-05 17:32:13