【オウム真理教】高橋克也被告裁判弁護人最終弁論

高橋克也被告裁判弁護人の最終弁論の江川紹子さんによるまとめです。
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Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】高橋克也被告の弁護人は最終弁論で、起訴された5事件のうち、有罪となるのは假谷事件の逮捕監禁・死体損壊の幇助と都庁爆弾事件の爆発物製造・同使用、傷害の幇助のみと主張。いずれも主体的に関わったものではなく、「適切な刑は懲役10年を超えることはありえない」と述べた。

2015-04-01 21:31:57
Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】弁護側の最終弁論は、一般論のところはよく理解できるが、本件具体論になると分かりにくい。高橋被告は都庁爆弾で、起爆装置を作り、書籍爆弾を組み立て完成させたが、爆薬の威力を知らず、全体的な計画には関わってないから、「高橋さんの犯罪でなく、他人の犯罪の手伝い」である、と。

2015-04-01 21:32:14
Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】假谷事件で高橋被告は、路上を歩いていた被害者をワゴン車に押し込み、薬で眠らされた被害者を乗せた車を運転し、被害者の体を抱えて教団施設内に運び入れたりしているが、弁護人は大声で「常識で考えて下さい!!これが高橋さんの犯罪ですか?!ただの手伝いです」と。う~ん…

2015-04-01 21:32:40
Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】永岡VX事件で、高橋はVX入り注射器を取り出したり、実行役の山形がVXをかけた後に傘を差し掛けて被害者の視界を遮るなどの補助した。弁護側は、高橋を殺人未遂の正犯とするのは、ゴルフのパターを、傘を差し掛けたキャディのショットだと言うのと同じだ…と。同じ…ですかね。

2015-04-01 21:32:52
Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】弁護人は、假谷事件について「中川が殺した」説を主張するなど、随所で独自の説を展開。地下鉄サリン事件で、下見の際に運転役の杉本が事件の目的などを広瀬に尋ねたのは「2人が親しい間柄だったから」と主張したが、これは証拠にないだけでなく、事実に反する。

2015-04-01 21:33:00
Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】弁護人「いずれの事件も、高橋さんが関与したのは井上の部下だったから」と。それはそうだが、肝腎の麻原彰晃こと松本智津夫の指示、が抜けている。地下鉄サリンで井上が選んだ(と林泰男が言う)運転役に高橋は入っていない。井上憎しのあまり、問題の根っこを見誤ってはならない。

2015-04-01 21:33:26
Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】杉本受刑囚が、自身の裁判で、「実行役になるか運転役になるかなど、麻原の一言で決まっただけで、私も実行役に選ばれたなら、豊田さん、広瀬さんと同じように最後まで実行したと思います」と述べ、死刑が求刑された2人を前に、「いたたまれない気持ち」を語っていたのを思い出す。

2015-04-01 21:33:32
Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】最終意見陳述で高橋被告は、「私が関わってしまった一連の事件がなぜ起きてしまったのか、今何をなさねばならないのか、自分ができることは何か、回答を出すため、事実と向き合って、日々それを考えることが今、必要であると思います」と。最後まで、他人事のようなコメント。う~む…

2015-04-01 21:33:46
Shoko Egawa @amneris84

【オウム裁判】1月16日に始まったこの裁判。4月1日で結審。裁判員選任の時には辞退が相次いだらしいが、この長丁場で、裁判員6人と補充裁判員6人のうち、途中で出なくなったのは1人のみ。これはすごい!。判決は4月30日と。

2015-04-01 21:34:03