ギルガメッシュ死亡記録

ギルさんと死ぬ前の会話 そして死んでからの話。 最初はシリアス。 その後の流れは 察しろ。
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きっかけはなんだったか。
なんでか自分を母と呼び始めた条約の君主ギルガメッシュ。
そこから発生したよく解らない疑似家族。
三国間で出来た謎の繋がり。『三国家族』
友人というにはおかしな、あたたかい繋がり。

しかし、どうやら彼は死ぬらしい。

ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「母上、建国したのでご報告に上がりました。」 随分と痩せたギルガメッシュが、ゆっくりと1人で母上のもとへ歩きつつ、朗らかに笑っています。 「なんだか、母上と会うのは久しぶりな気がするな…」

2015-03-28 22:32:05
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「そうか……!ちゃんと国は出来たんだな……。おめでとう温厚なる獅子王、ギルガメッシュ。お前はその二つ名の通り、王になったんだなぁ……」 頷きながら笑う。 「確かに久しい気がする……。 あ、俺様の部屋に来るか?立ち話ではキツかろう?」 (勝手に道端イメージでした)

2015-03-28 22:41:39
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

中の人のシリアス力なんて!!!!そんなに無いぞ!!!

2015-03-28 22:43:10
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「ありがとう、母上。 しかし、母上に二つ名を呼ばれるとなんだかくすぐったいな…」はにかむギルガメッシュ。 「ああ…ありがとう…ようやく立てるようにはなったのだが、まだ万全ではなくてのぅ…」 (おっけーです!!)

2015-03-28 22:45:41
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「くくく、馴れない呼ばれ方はどうしてもくすぐったいものだからな。ふむ、では無理をするな。どれ、俺様が持っていってやろう」 ひょいっとギルさんを抱えてそのまま部屋にもって帰りますね!!お前なんかお布団の上に乗せて!!温かいものを飲ませてやる!!!

2015-03-28 22:49:45
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「う、おっ、母上すごいな…我まだ60はあるはずなんだが…」 抱き上げてもらうなど何年ぶりだろうか…スフィダンテ殿の腕の中で遠い昔に思いを馳せます。 やだー!!母上すごい優しい!!!慈母!!

2015-03-28 22:53:53
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「普段俺様が持ちあげてる槍の半分も無いな息子よ。軽い 脅威的な軽さ 」 肉では無く骨自体が軽くなっている。食事も殆ど取っていないのだろう。重心がおかしい。もうすぐ死に逝く者の身体である事を感じながら苦笑する。ぽすぽすとその背を叩きながら「国はどんな様子だ?」

2015-03-28 23:03:33
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「母上、それは女子に言ってやれ…モテるから。」 きっと気づかれてるだろう、そう思いつつも茶化して濁してしまう。きっとこれが最後になる、笑っていて欲しい。 果てる時に笑顔を思い出せるように 「良い、かな…。まだまだ出来たばかりでわからないな…」

2015-03-28 23:08:19
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「はっはっは!ミューズに対しては重さなど感じぬ!全員羽の様だ!」 笑いながら自分の部屋の玄関を開け、自室へと入る。物がさほど置かれていない、質素な部屋。そのベッドにギルガメッシュをほいっと軽く投げる。もふ。 「しかし、王亡くして、国は平気なのか?」 単刀直入に。

2015-03-28 23:15:53
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「…なんだか、今日の母上は意地が悪いな」ベッドに寝転がりながら目線を合わせずにそう答える。 「問題ない。後継者として教育したものがいる、血筋も良い者だ。国交にも支障は無いだろう…」腕だけの筋肉に頼り、起き上がる。 「我が居なくとも問題は無い。」

2015-03-28 23:21:08
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「ん?そうか? はは、それはすまん。いや、しかし、聞きたい事が在ったのでな……」 聞こえた言葉に、何かを言おうとして、しばし考える。うん。と1つ頷いてから、先に自分の得たい情報を優先しようと口を開く。 「後継者に、その二つ名は受け継がれるのか?」

2015-03-28 23:27:15
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「はっ?」 まさか二つ名を継がせるか、という質問が来るとは思わなかった。 「考えておらんかったな…、しかし、あやつはネコが嫌いだから継がないだろう。」 笑いながらそう言い頭を掻く。何故そんなことを聞くのだろうか、温厚な獅子など誉れ高い名でもなかろう

2015-03-28 23:33:55
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「んむ、そうか。はっはっは!ならば良い!」大きく頷いて笑いながら、その頭をわしわしと撫でる。それから少し考える様に口を閉ざし、ベッドの横にしゃがんで、目線を合わせる。 「お前がいなければ、その国は無かった。その者が継ぐ事も無かった。お前は、何より大切な、一番だ」

2015-03-28 23:40:13
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「ああ…嬉しい。とても嬉しい言葉だ…」そこでグッと、言葉に詰まってしまった。 嬉しかった、とても、とても嬉しかった。暴君の血を継ぐ自分が母上と呼び慕う、誰よりも焦がれた人にその言葉をもらったのが。 万感の思いで答える 「ありがとう、スフィダンテ殿」

2015-03-28 23:47:49
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「だから誰も、お前を忘れたりせんだろうし、お前が居ない事を寂しく思う、と俺は思うぞ。 誰かが消えれば、必ず問題は起きる。 だが、死に逝く者にそれはどうする事も出来ない。」だから と言葉を続ける。 「お前は、その先を笑いながら天より見届けるが良い。きっと大変だぞ」

2015-03-28 23:43:08
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「ああ……っ……あぁ……ありがとう…ありがとう……母上…。」 目の奥が熱い、骨と少ない肉でできたこの体で目だけが燃えるように熱い…泣いてしまいたくは無い、愛しい人の中に残る自分はずっと笑顔であって欲しい。 思いとは裏腹に頬を涙が伝う、いくつもいくつも

2015-03-28 23:53:30
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「……はは、泣きたい時には泣くと良い。」隣に腰掛けなおして、その頭を抱き寄せる。そのままゆっくりと頭を撫でながら、柔らかい音でもって言葉を紡ぐ。 「折角だ。泣けるだけ泣いておけ。それは尊い事だ。今しか出来ない大事な事だ。なに、大丈夫。お前の笑顔も、忘れはせんよ」

2015-03-28 23:59:26
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 隣にある熱が心地良い。自分じゃない心音に心から安堵する。 優しくて何よりも愛しい人達。それだけが気掛かりで、それだけが心配だった…だから、しっかり伝えよう。母上がくれた温かい言葉のように 「母上、ありがとう。どうか…どうか笑って生きていて下さい…」

2015-03-29 00:07:18
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 返された言葉に困った様に、笑う。生きてくれ、という言葉は、とても重い。嘘を言う性分でもない。しかし、やるべき事が自分には出来た。 「……お前と共に、国を作る日は、遠くなってしまうが……待っていてくれ。尽力してくれる人間を数多連れて、そちらに向かうとする。」→

2015-03-29 00:13:42
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「その日まで、見守っていてくれるか?沼で溺れて死ぬような、無様な死に方等しない様。 死屍累々の戦場か、あるいは、穏やかな日差しの下でもって死ぬ、その日まで。今から去り逝くお前の分まで、この名を轟かせたいと、思うんだ。」

2015-03-29 00:17:43
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「もちろん、ずっと見守っていよう。ずっと遠い空で母上を待とう。母上が我と同じように温かな場所で生を終えるように神に祈ろう。」そう答える。 涙を拭い、自分のいつも上にある顔を見上げる。 「天までスフィダンテの名が届くのを楽しみにしている!」笑顔で言った

2015-03-29 00:27:30
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil 「ああ、ありがとう。ギルガメッシュ お前と同じ場所に行ける日を、心から待ち望んでいるぞ!」 にっ といつもの様に笑って 「あっと言う間に届くかもしれん。俺が送った人間に、逆恨みされん様、気をつけるんだぞ?」少し悪戯小僧の様な顔をして、その頭をつよく撫でる。

2015-03-29 00:34:17
ギルガメッシュ墓bot @bakagil

@dindesfidante 「ふはっ、母上よりも弱いものに負けるはずがなかろう。」温かな手に触れる、木漏れ日のような優しい熱が冷えた我が手に伝わる… 「母上、これを。」一輪のシャクヤクの花をその手に乗せる 「別れといつかの遠い再会を、この花に約束しよう」 別れの挨拶をしよう。

2015-03-29 00:39:50
スッフィー@今は休憩中 @dindesfidante

@bakagil その花をそっと受け取って、笑う。「ああ、ありがとう。花に誓うとは、中々に洒落た事をするのだな。」 この花は、薬になると聞いた。初夏の頃に咲く物だったか。 その根で花の王を育てる、休眠をする花。 眠りを妨げる事は、出来ない。してはいけない。ならば →

2015-03-29 00:51:51
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