ミニパト風艦これ『かんこれ』から連想された「深海棲艦の干物」の話。

加藤勇気/yuuki katou @yuuki999

前に描いたミニパト風艦これ『かんこれ』まとめをあげとく。おまけで良いからこういうマニアックな斜め上のうんちくアニメ見たいなーｗ pic.twitter.com/bcPz5ZWdjB

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みたま @mitama_

.@yuuki999 『カンコレ』イラスト、たまらなくGoodです！頭の中で勝手にセリフを想像しましたが、1話冒頭の「あらゆる武器が、これを操る者の身体の外延を…」の部分はそのまま行けそうな気がしましたw

みたま @mitama_

今、艦これ版ミニパトとも言うべき「カンコレ」の脚本が頭に浮かびまくってる

みたま @mitama_

鎮守府内でその生活の全てが規定され、僅か一軒の酒保にて年間の食生活を規定される彼女たちにとっては、食生活の幅こそが生活の中心的命題とならざるを得ず、そして皮肉なことに正にその課題こそが、鎮守府の経済的破綻を救う事になるのでした。 …そう、深海棲艦です。 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

その生態の多くが不明である中、一体誰がそれを指摘したかは定かではありませんが、深海棲艦の可食性は当初から噂されていました。が、労働集約的な加工によって可食性が見いだされるとしても、その見た目から実食することは躊躇われる…言わば、廃棄物に過ぎない…。 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

しかし、食欲を満たさんとする者の思想には現実なるものはしばしば存在せず、深刻な食料事情を前に大量の駆逐艦級が山を為している状況は、必然的に食用への実質的な検討が開始されるに至りました。 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

航空母艦赤城を筆頭とする「非常時食料統制委員会」が答えが見出すまでにそう多くの時間は必要とされず、「駆逐艦に可食性あり」との判断は瞬く間に鎮守府内に広がりました。そして ・ロ級、ハ級が美味である ・肉質は水っぽいが干物にすると美味である #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

という委員の個人的な感想までもが公然の情報として伝播して行きました。通念に反して駆逐艦ロ級、ハ級の干物は、癖はあるものの相当に美味であり、…そしてここからが重要なのですが、給糧艦間宮謹製のそれ、 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

アラから抽出した漬け汁に浸して天日に晒したそれは強い習慣性を持っており、鎮守府内の大多数が「干物中毒患者」となるのには、大した歳月を要しませんでした。その習慣性の虜となるや、干物なしでは演習もままならず、 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

荒天が続き出撃が延期となるや"漁獲"の落ち込みによる生産量の減少は艦隊内の士気低下を招き、軍紀の乱れを干物禁止令によって抑えこもうにも、特定の空母を胴元とする闇取引がそれをなし崩しにしていました。 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

鎮守府内での軍紀の乱れがいよいよ作戦計画に影響を及ぼさんと危惧された時、正にそこに着目したのが練習巡洋艦香取だったのです。 彼女の参入は事態を思わぬ方向に向かわせる事になりました。そう、それまで間宮食堂の一角にて家内制手工業的に行われ、 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

艦隊内での自給レベルで抑えられていた干物作りの大量生産体制への移行がそれでした。彼女はその眠れる能力を発揮し、豊富な人脈を動員して断固として商品化の道を開いたのでした。原材料の確保に向け非番の艦娘は無論、手空きの艦娘には根こそぎの動員がかけられましたが、 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

量的な限界は勿論、従来の釣り糸を垂れる方法は技量の差による不安定な釣果は量産体制を阻む要因となりました。釣りという趣味的な技法から安定した原材料の供給へ向け、彼女は最後の境界を踏み超えます… #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

そう、艦隊の装備運用による本格的漁業への進出です。一体どうやってあのようなソナーの改造と漁網の開発を艦政本部に認めさせたのか、そして夕張はいつの間に乾燥機を開発していたのか、それは今に至るも不明のままですが、ともかく魚探と漁網は完成し、 #艦これ #パトレイバー

みたま @mitama_

海軍工廠の技術力を結集した義勇漁労艦隊は、陸軍沿岸砲部隊を尻目に敵勢力圏下の海域へ向け、漁業権を完璧に無視したまま、満艦飾を施し軍艦旗を大漁旗に変えて出漁していったのです！！ #艦これ #パトレイバー