【最終決戦】風の刃と銃猫【一夜の夢】

フーガ君とノーラの最終決戦まとめですー!
0
ただのつける @kinoakira

【戦闘/戦功9】最前線でノーラ@連合は、好敵手にふさわしい強敵と激突! この診断結果は特別に、他の勢力からの支援を受けられる。その場合HP-6、SP+10。でなければ一時撤退しHP+7。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 最後の最後でか!

2015-04-07 00:02:02
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works うん、ええ。そうしましょうか。 支援を承ります。

2015-04-07 00:12:11
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira (あっははははははは)(まさかこの犬っころを選んでもらえるとはおもわなんだw)

2015-04-07 00:13:11

これ以前に、大戦前夜の時間軸で一度。
模擬戦で一度二人は戦い、PL同士で
「一番最後に戦う相手にしよう」という話をしていた。

夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira 「――随分愛されてんな、ノーラ」 くく、とのどを鳴らす。 周囲にはこの大戦で輝いた綺羅星の様な英雄たち。 そんな連中に集られた一人の女に。 「まさかオレを選んでもらえるとは思ってなかった。これだけの舞台に来れるとも思ってなかった」 だからこの機は逃さない→

2015-04-07 00:25:34
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira 「最初の約束通り、最高の舞台での一騎打ち。この戦の〆を務めさせて頂く。  さあはじめよう。one-night-standの、最後の一夜のお話だ!」

2015-04-07 00:28:33
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works 少年の声を聞く。 それは生まれたての風のようで、はっきりと耳に届いた。 周囲には、観客にしておくには惜しいほどの人間たちが揃っている。 背筋を伸ばす。 「ええ、勿論ですわ。ミスタ・フーガ、約束は守ってこそですもの」 (続きます)

2015-04-07 00:33:09
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works 「ええ、良い舞台にいたしましょう。誰の記憶にも焼き尽く、吟遊詩人も唄うような、一夜限りの美しいひと時に」 銃を構えますよー!

2015-04-07 00:34:59
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira 構える。 この猫と相見えたのはこれで三度。 その中で見えたものも、見つけたものも、いくつもある。 息をつく。 獰猛に笑う。 「――推して、参る!」 風を蹴る。加速。加速。加速。加速。最大加速で突き抜ける。 穿つ。黄金郷の心優しい獣の爪を思い浮かべた→

2015-04-07 00:39:52
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira あの殺意を。あの苛烈さを。イメージしろ。研ぎ上げろ。 ――トレースしろ。 5mを超える風の大槍を、女に向けて撃ち放つ――! (ぱーす)

2015-04-07 00:42:32
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works 速い、ただ疾い。 空間を視るのは蛇の支援のおかげで慣れたが。これは、どうも。 なんと美しいのだろうとノーラは想った。やはりあの時に終わらせなくてよかった。以前なら避けなかっただろう、ここで終わらせただろう。 けれど、今は”これから”があるから。

2015-04-07 00:45:25
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works 紙一重に避けられるように足を踏み出す。 異界語の刻印が刻まれた兄弟を抜く。捻れた刃が生えた異形の銃。 今はただ、見届けて欲しい。 六発全て銃弾を撃ちだす、一見全て違う方向にむかうように。 彼女の心のように跳ねて、一直線に彼に食らいつかせる(ぱす!

2015-04-07 00:50:23
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira 銃声は六発。それも、殺意は跳ねて全て自分に向かうように。 ぞわりと背筋が歓喜の声を上げる。 ああ。やっぱり。 この猫の殺意は、本当に快い。 彼女の弾丸は必ず『中る』。それは彼女以外の銃使いと相対したが故にどれほど異質なのかは身をもって理解していた。→

2015-04-07 00:55:15
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira されどされど。 頭の悪い犬だとしても、『必中の魔弾』の対策をこの戦の中ずっと考えていれば。考え付くことくらいはある。 投影体の攻撃手段は突き詰めれば混沌干渉だ。 そして、邪紋使いの攻撃手段もまた混沌に干渉するもの。 であれば。 →

2015-04-07 00:57:40
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira ――風使いには、風に乗る混沌を操ることだって、できるはずだ。 風に乗る混沌を操作する。思いつきのぶっつけ本番では六つ全てを逸らすことはできないが、それでも三つ。半分狙いを外させた。 驚愕する魔弾の射手へ、返礼を。 轟と渦巻く風を上空から引き寄せた。→

2015-04-07 01:00:29
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira マイナス30度の零下の気。荒ぶる冷たい暴風を、圧縮する。形を成す。 それは、守護者の魔法師の見せた朱の鳥を元に生み出した冷気の翼。 いけ、と風を撫でる。 猫へと冷たい鳥の翼が突き抜けた。 (パース)

2015-04-07 01:03:08
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works 彼女の本質は「夢」である。 故に想像し投影したイメージが現れる、それがそうなるのは当然だ。 だが、想像力には限界がある。 見たことのないものは想像できない、範疇にないものは無理。 だから、それを見た時に嬉しかった。

2015-04-07 01:13:22
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works 冷気の翼が、鋭利なそれが凍傷を伴って彼女の脇腹を切り裂いた。 痛くて、とても嬉しかった。 何故か? あんなものが出てくるなんて、こんなに素敵なことがあるなんて。 予想だにしなかった、弾丸が逸らされることも、この鳥が来ることも。

2015-04-07 01:15:48
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works 血液も出ない、凍傷で灼きついてしまったから。 最高以外の何者でもない最高の観客達を前に最高の決闘を。 夢にまで見た風景だ、今まさに彼女自身が、たとえ”ノーラ・フォン・ヘルダー”自身ではなくとも。 その記憶を持っただけの『何か』であったとしても

2015-04-07 01:19:58
ただのつける @kinoakira

@nightcat_works 兄弟を持ち帰る。風使いに空気銃、とはお笑い種ではあるが。 とっておきの魔法の杖から機構を展開する。 時空を捻じ曲げる呪いがかかった黒い空虚を彼に向ける。 さあ、征け。一直線に極限まで圧縮された空間を解放し、凄まじい勢いで弾丸が射出された。(ぱーす

2015-04-07 01:23:31
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira 避けられないと直感する。 あの殺意が自分を貫けばどうなる。 この戦がはじまった時ならこれほど華々しい号砲の中で命を落とすことに、望んだ結果が齎されたはずだ。 けれど。 必中。必殺。必滅。 その概念に挑むくらいには。 (――惜しいと思っちまったんだよな)→

2015-04-07 01:28:09
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira 抗え。立ち向かえ。目前に迫る死に。最大の敵へ。 運命を握った殺意に、自分の牙を突き立てろ。 風を通し混沌を操り魔弾の勢いを削ぎにかかる。運命を操る的中の魔弾を凌ぐ為に。剥ぎ取り、削り取り、奪い去れ。 彼女の操る全ての運命を。自分の風だけをもって。→

2015-04-07 01:31:11
夜ねこ@紅オルタの為に河原に石を積む @nightcat_works

@kinoakira 風よ風よ。 万里を巡り大陸を駆け空の彼方まで流れる風よ。 ――運命すらも、吹き飛ばせ。 両の掌の数ミリ前。不可視の魔弾は完全に制止。ころり大地に転がって。 はあ、と息をついた。 「――悪いなノーラ。この首、くれてやるわけにはいかなくなった」 (パス)

2015-04-07 01:35:22