ドイツの植民地時代も、アメリカ統治時代も、「あんな小さな島どうでもいい」といわんばかりに放置されがちだった。その点日本人は良くも悪くも熱心である。日本だけが厳格な土地調査や、厳しい教育、警察官の監視、民間資本の進出があった。
2014-09-13 22:48:54ちなみに日本が1933年に国際連盟を脱退したとき、当然「もはや委任統治の資格はない」という議論もされたが、国連にはなんの力もなかった。
2014-09-13 22:53:21戦後はアメリカの信託統治下に入ったが、可もなく不可もないやる気のないものだった。だから統制が厳しくとも、豊かだった日本統治時代が懐かしく回顧されるようになったという。
2014-09-13 22:33:07ちなみに南洋群島の日本人は、尊敬ばかりされていたわけではない。原住民は日本人の仕事熱心さに感心したが、中には糞便を集めて肥料として売りさばくものを「あんなことまで商売にするのか」と嘲笑していた。
2014-09-13 23:02:04「パラオは親日」といわれている。「なんでも親日なんだね・・・」といいたくなるような保守派好みの親日ネタのひとつだが、「パラオの国旗は日本国旗を元にデザインされた」という風聞については、反証するツイートも流れてくる。
2014-09-17 21:22:35「独立する際、日本に併合を申し出た」という話もあるが、これも胡散臭いなぁ。テレビドラマ「命ある限り戦え、そして生き抜くんだ」では、パラオの原住民は「私達も一緒に戦う」とすごく協力的に描かれている。
2014-09-17 21:27:11南洋群島では原住民青年の志願兵部隊も機能していたから、少なくとも日本式教育を受けた若者が、日本への愛国心に燃えていたのは事実だろう。しかしピーティー「植民地」では、太平洋戦争末期に、住民が日本軍と距離を取るようになったことが記されている。
2014-09-17 21:28:15「粗暴な日本軍」とのぎくしゃくもあったので、逆に言えばパラオの「粗暴でない日本軍」とはうまくいってたかもしれない。しかし太平洋戦争末期には、日本本土でも年配層ほど「日本は負けると思った」というアンケート結果がある。
2014-09-17 21:30:41(小熊英二「民主と愛国」)純粋な若者と違い、世間知のついた中高年には、戦争の先行きが見通せていたのだろう。パラオの原住民も、純粋だったとは思えない。
2014-09-17 21:31:46パラオ国旗は日の丸を参考にしたってのは嘘だったのかblog.canpan.info/fukiura/archiv…国旗デザインしたスキーボング氏「全部違うね。私はもちろん日の丸を知っているが、特別にそれを意識してデザインしたわけではない。日本は日本、パラオはパラオだ。パラオの美しい月を表現したもの」
2014-09-23 02:01:38日本統治時代のパラオやミクロネシアは、新天地で一山当てようと思った人から進出した大企業の社員まで、様々な日本人が移って来た。主に日本人男性とパラオ人女性の結婚、混血も進む。
2015-04-07 19:55:30南洋の専門家マーク・ピーティーは、もし太平洋戦争の敗北で委任統治領が失われていなかったら、純粋なポリネシア人はいなくなっていたのではないか、と想像している。
2015-04-07 19:55:42相変わらずサンケイ系列らしい日本自画自賛のどうでもいい記事だが、イギリス人とかが「日本の植民地統治はうまくやっている」とほめていたのは歴史的事実のよう。 【戦後70年、今も輝く 英霊たちの足跡】パラオ共和国zakzak.co.jp/society/domest… @zakdeskさんから
2015-04-08 18:27:20日露戦争からしばらくの間は、英米で「勤勉な日本人」ブームがあった。太平洋戦争があってから、なかったことにされているが。そこをトリミングすれば、このざくざく記事のようなものも出来る。
2015-04-08 18:32:25追加
追加。日本は日露戦争において、旅順港内のロシア艦隊を奇襲攻撃して宣戦布告した。この戦略を欧米人、特に同盟を結んでいたイギリスと、多額の戦費を貸し出していたアメリカは絶賛した。
2015-04-08 22:52:58追加
「日本はパラオを占領したんじゃない、国際連盟に委託されて統治していたんだ」というツイートを何度もみたけど、連盟脱退後は国際法上の権限なく居座り続けたってことでいいの?
2015-04-09 16:19:34@hashikawa_kei 国際法上の詳しいことは知りませんが、国際連盟の委任統治領というのは、「住民の福祉向上を図る」ことが目的で、毎年連盟に報告書を提出する義務があります。連盟を脱退した後の日本は、たぶん報告書を出していません。
2015-04-09 18:12:39