『不屈のインテリストッパー』牛島和彦 小話

まとめました。
雑談
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ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
『クローザー』 逆転勝利の芽を紡ぐ使命を与えられた投手たちは今日もチームの勝利を背負って最後のマウンドに登ります。 勝利の命運を握ったその投手たちに皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
150キロ超の豪速球で打球を前に飛ばさせないクローザー 『魔球』という変化球を用いて打者を打ち取っていくクローザー 変則的なフォームから打者を翻弄するクローザー こういったタイプの投手が思い浮かぶのではないでしょうか。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
しかし、クローザーに求められる最大の要素は投球以外のところにあると言われます。 それは 『極限のプレッシャーに打ち勝つ精神力』 そして 『どんな状況でも冷静に状況を分析できる能力』
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
今回紹介する選手は決して体格にも球速にも変化球にも恵まれないながらもその卓越した『マウンド度胸』と『インテリジェンス』、 そして逆境に負けない『不屈』の心を持ったとある大投手です。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
『不屈のインテリストッパー』 牛島和彦 小話 pic.twitter.com/xl7GPEAjAR
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三雲 @SIG_Shigure
山城さんのお話が始まったぞ
こつめ @otter07395
山城ネキのお話ハジマタ
ゆずおろし @yuzu_4showtime
今日のベイ山城物語は牛島投手の話👍
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
全国高等学校野球選手権大会。 毎年、春夏に行われる高校球児たちの夢の舞台には今年も高校球児たちが躍動しています。 たった1つの優勝旗を手に入れるため、甲子園で白球を追いかける少年たちの姿は全国に放送され、その人気は興業であるプロ野球を凌ぐとも言われています。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
1979年、春の選抜高校野球。 大阪の名門、浪商学園と和歌山箕島高校との決勝。 世間の注目は1年生からエースピッチャーとして浪商に君臨した世代を代表するエースと、その女房役で巨漢な風貌から『ドカベン』と人気漫画の主人公の愛称を授かった香川伸行捕手のバッテリーでした。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
世間だけでなく、プロ野球関係者も注目する浪商学園のエースの名は牛島和彦。 身長は170cmそこそこで70キロにも満たない身体は決して体格には恵まれていたといえませんでしたが、類まれなる才能を持ち、またその甘いマスクが女子学生の人気を呼び、多くの女子学生が甲子園へ詰めかけました。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
右腕から放たれる140超のストレートと高校生離れしたコントロール、更に精度の高い変化球に決め球のフォークボール。 まさに『本格派』を体現したようなピッチング。さらに『マウンド度胸』も身につけていました。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
甲子園大会決勝の箕島戦、8回表6-7と劣勢の中、牛島投手はマウンドに立っていました。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
2死2塁で打席に迎えるはその日それまで安打、三塁打、本塁打とあたりにあたっている相手打者。 当然、浪商学園の広瀬監督は伝令を送り牛島投手に『敬遠』の指示を送ります。 しかし、マウンドの牛島投手はその伝令を聞くと、伝令役に『凄み』を効かせてこう言います。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
『投げとんのはオレや。黙って見とけと言うとけ!』 なんと『監督は絶対』という高校球児の不文律を破り、今日滅多打にされている相手打者との対戦の臨みます。 案の定その打者に追加点となるタイムリー2ベースを打たれ、牛島投手は甲子園史上初の『被サイクル安打投手』となるのでした
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
結局、試合に敗れた浪商学園は準優勝。 怒り狂った牛島さんはその怒りを解消するため『取り巻き』を連れて夜の街へと繰り出します。 夜の街・・・?
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
実はこの牛島さん、高校球児最強のエースでありながら、同時に大阪の高校生たちの『ワルの頂点』でもありました… また、彼が通っていた浪商学園も高校野球の名門として張本勲さんや高田繁さんをら輩出していますが、どういう学校だったかはこの3名の名前を挙げれば大抵の方はお察しかと…
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
今では柔和な笑顔と親しみやすい解説で人気を博していますが、当時は非常に喧嘩早く、100戦100勝、『ウシジマくん』の名前を知らない不良少年はいない、というほど 非 常 に 恐れられていました。 。。
鷹城TARO@白銀旅程 @TARO_TAKAJOH_23
牛島組長が高校時代から危ない人やw
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
当然、『酒・煙草・女』何でもありの文字通り『不良』で野球部に所属していたものの、練習には参加せず試合前にいきなり表れては完封していくという凄まじい才能の持ち主でありました。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
『オレが投げれば絶対勝つ』 その甘いマスクとマスコミの前でも全く臆さずそう言い放つビッグマウスが話題を呼び、一躍時の球児となりました。 高校球児の頃の映像がこちらです。 球のキレがよくわかると思います。 youtu.be/cCu-holU1I0
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
牛島投手は3年の最後の夏、順調に甲子園へ進出し、準決勝で徳島池田高校と対戦。 0-2の劣勢で迎えた最終回、浪商学園は無死1,2塁の同点のチャンスを作ります。 打席にはエースとしてそれまで投げ切ってきた牛島投手。 バントの指示を出した浪商学園広瀬監督は牛島投手に問います。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
「打ちたいか?」 エースとして、そして何より自身のプライドにかけて、このままでは負われない。 牛島投手は頷き、打席でヒッティングします。 しかし、無情にもこれが内野ゴロ併殺打という最悪の形となり、チームはそのまま敗れ去りました。
ベイ山城さん@2019シーズン復帰 @Bay_yamashiro
試合後、その年限りでの退任が決まっていた広瀬監督に牛島投手は頭を下げます。 すると広瀬監督はこう言いました。 『監督生活の最後に、お前らみたいなワガママな奴らと個性的なチームが作れてきたよ』 自身の不甲斐なさを痛感した牛島投手は『プロ』としてこの借りを返そうと決意します。
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