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日曜日の昼下がり。東谷先生のいちファンが作ったbotの発言から、その話は広がりをみせた。
こんにちは中の人です。とても悲しいお知らせですが、北國アクタスにて東谷文仁先生が連載していた「恋と成」は、先月発売された2015年4月号をもって掲載終了とのことです。
2015-04-19 16:32:50関係者の方のツイート
その作家さんは石川・富山で発売されている「アクタス」という主に北陸地方での政治・経済等を取り扱う雑誌でギャグ漫画を連載している東谷文仁先生といいます。
2015-04-16 19:51:01そこで3年以上連載をしている漫画ですが、先月に出たアクタスでの掲載で「恋と成」は最後になりました。 東谷先生から「もうアクタスでは描けない」とお断りしたのですが、そこに至るまでの経緯をお伝えしたいと思います。
2015-04-16 19:53:21一番の原因は単行本の発行部数が少ないことです。 今まで恋と成の単行本は1巻につき5000部しか刷られていません。 全国はおろか、地元の石川県の本屋でも十分に置いてもらえる部数ではありませんでした。
2015-04-16 19:54:15そしてAmazon等でのネットでの購入なのですが、今現在1巻が手に入らない状況です。 何故かと言いますと、1巻で刷った5000部の中で北國新聞に返本されたものが全て処分されたからです。 さらに、これから先に注文の需要があっても「増刷はしない」という北國新聞からの決定がありました
2015-04-16 19:55:38これでは「恋と成」に興味を持った新たなファンが増えても本が手に入らない状況だったら描いていく意味がないと感じた東谷先生が連載を辞退したという事になりました。
2015-04-16 19:55:59先生が連載の辞退の旨を担当者に伝えた際に「ファンが悲しむから辞めないで欲しい」と止められたのですが、けれど増刷はしないという方針にどうしても納得いかないので辞退したそうです。
2015-04-16 20:03:26ちなみに今発売されている単行本は印税貰わずに刷ってもらったものです。 出版社が単行本を出すのを渋った為ならば印税はいらないから出してほしいと先生が希望して出したものです。
2015-04-16 20:04:56これが私がお世話になっている作家さんの事です。 この状況は以前連載されていた「黒いラブレター」でも起こったことで今回もこの様な状況にかなり参っています。 このままじゃ先生が本当に報われないと思って書いてみました。
2015-04-16 20:11:39今回の私のツイートでいろんな方々に読んで頂き嬉しい限りです。 東谷先生自身は「売れない作家の言い訳にしか聞こえない」と言ってましたが、私はそうは思っていません。
2015-04-17 01:03:28誰が読んでも面白いと思って手伝ってきました。 少しでも東谷先生の「恋と成」に興味をもってもらえれば幸いです。 本当に本当によろしくお願いいたします。
2015-04-17 01:04:52それに対するファンの反応
北陸新幹線も開通したことだし、ファンの集いとかいってオフ会でもしたいなあ、なんて思っていたところだったので、非常にショックです。
2015-04-19 16:42:17東谷文仁先生の作品が本当に大好きで、何度も読み返しては抱腹絶倒して元気を貰っていました。わたしは東谷先生の1ファンでしかないので、連載が終了してしまったら先生にファンレターを出す手段もありませんが、今後も先生の魅力を少しでも広めるお手伝いができればと、botを続けようと思います。
2015-04-19 16:53:13東谷文仁先生の素晴らしいギャグセンスなら、きっとまたどこかで新作を拝見できる日がくると信じております。その日を心待ちにしつつ、今後も応援して参ります。
2015-04-19 16:59:38恋と成、今日もちょっと読み返したりしていただけに連載終了は残念だなぁ。部数が少ないとか扱いとかは元がローカルな上に漫画誌じゃない雑誌だから難しいのもあるかもしれないけど、東谷さんの漫画絶対面白いのに。4巻は出るのだろうか…。
2015-04-19 16:55:53