“怪獣”の初出をたどったら春秋戦国時代までタイムスリップしてしまった

怪獣のルーツをたどる旅
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怪獣の初出は?

亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

心身ダメ人間。https://t.co/lvNqRtqZwk 別名かめぞ、亀尾 敦。元?フリー編集&ライター。立東舎『信じちゃいけない身のまわりのカガク』https://t.co/WAFk4Txl9y 、楽工社『おかしな科学』 https://t.co/Evzi8SdB7h など。ときどき連ツイ、しばしばブコメ。

https://t.co/NMa4fleM3t

亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

「いつ、誰が『怪獣』という名称を思いついて、どの作品から使われているか」なんてことは、どこかで誰かが調べていてもよさそうなものなのだけど、ちょっとググったぐらいでは見つからないというのは、なんというか大げさに言えば「サブカルに詳しそうなWeb」の限界を示しているような気もする。

2015-04-21 00:44:21
亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

ところで、なんでこんな話に逢着したのかというと、「ウルトラQ」の録画を観ていて、劇中では「怪獣」とは言わずに「怪物」「モンスター」と言ってるなあと気づき、「いったい、『怪獣』という名称はどこから使われているのだろう(初出はどこ?)」とググりはじめたせいだったりする。

2015-04-21 00:38:46
Chosa @chosa_gol

@kamezonia で、どこだった?>初出

2015-04-21 00:40:12

1956年 空の大怪獣ラドン

亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

「怪獣映画史年表」というWebページを見つけて、そこにラインナップされている作品タイトルでは1956(昭和31)「空の大怪獣 ラドン」が最初なんだけど、それ以前の作中には出て来ないのかな?/怪獣映画史年表 h2.dion.ne.jp/~magara/nenpyo…

2015-04-21 00:40:57
Chosa @chosa_gol

@kamezonia あれ?「ウルトラQ」より前??

2015-04-21 00:43:27
※ウルトラQ:1966年
Macometal(7/6難波屋8/8ビッグアップル) @kikumaco

@kamezonia ウルトラQの歌ががあってね、テレビでは使われてないけど、ソノシートで出てて、そこには「怪獣」「大怪獣」っていう歌詞が出てくる

2015-04-21 00:58:06
亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

@kikumaco 歌は知らなかったー。 「怪獣」って、当時もそれなりに「知ってる人は知ってる言葉」だったっぽいですねー。

2015-04-21 01:10:23
gallery @gallerytondemo

@kamezonia @kikumaco 先日カラオケで歌ったばかりです>ウルトラQのうた。 youtu.be/RieYHa8dpxE

2015-04-21 01:14:40
亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

.@gallerytondemo @kikumaco 「怪獣、怪獣、大怪獣」って連呼してはりますね^^ 劇中のセリフでは使われていないのは、なんかこう「口語じゃない」みたいな感じでもあったんですかね。

2015-04-21 01:38:26
亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

@chosa_gol 初出はわかんないのよ。んで、ラドンはウルトラQより前ですね。 活字作品なんかでは、どうなんだろうなあ。

2015-04-21 00:47:52

1954年 原子怪獣現る

こばやしゆたか @adelie

@kamezonia 「原子怪獣現わる」(1953/米)の日本の公開は何年だったのかがちょっと気になります。

2015-04-21 00:43:49
亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

@adelie Wikipediaには日本公開「1954年12月22日」とされていますね。とすると、ラドンよりこっちの方が早いですね。/原子怪獣現わる - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F…

2015-04-21 00:50:10
亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

ラドンより古い用例。1954年日本公開のアメリカ映画。この邦題を付けた人はどこから思いついたのか?(どっかから引っ張った?)/ゴジラの元ネタ映画『原子怪獣現わる』(1953年) youtu.be/NbqhbrycSGE

2015-04-21 00:55:54
リンク Wikipedia 原子怪獣現わる 『原子怪獣現わる』(げんしかいじゅうあらわる、The Beast from 20,000 Fathoms)は、1953年に制作されたユージーン・ルーリー監督によるモノクロ特撮怪獣映画。製作はアメリカ合衆国のワーナー・ブラザース映画。 核実験で現代に蘇った恐竜と人間との攻防を描き、映画史上初めて核実験の影響を受けた怪獣が登場した作品。『Monster from Beneath the Sea』のタイトルでも知られる。「核実験で蘇った巨大な怪獣が都市を襲撃する」という本作の設定や特撮技術は、『ゴジラ』(195
こばやしゆたか @adelie

@kamezonia あ、そんなところにあっさりありましたか^^。この邦題をつけた人がえらいのかしら

2015-04-21 00:51:47
亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia

@adelie えらいと思います^^ が、洋画の邦題で使われていたからってわけでもないですが、それ以前からどっか(古い文献とか)にあったんじゃないかという疑いもありますよねー。

2015-04-21 00:54:06
こばやしゆたか @adelie

@kamezonia 岡本綺堂の1934年の作品に「怪獣」があるのを発見しました。 bit.ly/1JZwGzn

2015-04-21 00:55:20

1934年 岡本綺堂

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コメント

義明_雑談用 @yoshiaki_idol 2015年4月21日
これは凄い探求ツイートまとめ。
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nekosencho @Neko_Sencho 2015年4月21日
「勇者」みたいなもんだよな、あれもファンタジーで魔王と戦う英雄って扱いになったのはドラクエから(たぶん)だけど、言葉自体はえんえんと昔にさかのぼるわけでさ
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亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia 2015年4月21日
まとめていただきどうもです。こんなご指摘 https://twitter.com/chronekotei/status/590268087963754496 もいただいたので、「一般的な語彙だったものが昭和怪獣映画で独特な用法に変化した」と知ってる人は知ってたようです^^
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亀@渋研X(リハビリ中) @kamezonia 2015年4月21日
ちなみに、ツイートでは省略しましたが青空文庫中には太宰治、梶井基次郎、中谷宇吉郎、寺田寅彦などなど錚錚たる作家・科学者による用例がありました。いつごろから「昭和怪獣映画的な意味合いで使われるようになっていくか」を調べてみてもおもしろそうだと思います^^
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ぼんじゅ〜る・Fカップ @France_syoin 2015年4月21日
世界的にどの程度広まってるかも興味あるわw
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yakunintengoku3 @yakunintengoku3 2015年4月21日
金で雇われたプロの殺し屋が、赤穂義士を批判しているようなものだ。 毎日装花新聞は、百人斬り報道のように、私利私欲で捏造するから悪質だ。 一般市民をなじる前に、そろそろ謝罪したらどうだ? 川崎国は日本の縮図だ。川崎国に加担する一部の警察、マスコミ、宗教関係者が 庶民をいじめている張本人なんだよ。
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早海徒雪 @hayami_toyuki 2015年4月21日
これは素晴らしい。私も以前、同様にルーツをたどってみたのですが、江見水蔭「暴れ大怪獣」(1925 少年倶楽部掲載)まではたどり着くことができたのですが、まだまだそれより先があったとは(現在は三一書房「少年小説大系 12 明治大正冒険小説集」収録)。「暴れ大怪獣」に登場する「大怪獣」は後年の「怪獣」のイメージに近いので、この時代の少年活劇ものが、影響を与えているとは思うのですが。
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kaoru @kaokaokaoruchan 2015年4月21日
春秋時代の山海経は殷周の青銅器の饕餮文ににまつわる伝説が下敷きですよね。
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デュアルハート @haniwaras 2015年4月21日
チョットした考古学の域に達しているな
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星五94体の地方妖怪 PGERA @PGERA_RX 2015年4月21日
怪獣の言葉のルーツとはここまで遡るのか・・・
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年4月21日
青空文庫の検索も定番のて手だけど、「近代ナントカライブラリー」というやつのデジタル資料館も検索できたはず。以前、「売国奴」の語源探しで教えてもらったよ(笑)。その割にうろ覚えですいませすいませんが…
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はるを待ちかねた人でなし @hallow_haruwo 2015年4月21日
日本の伝説で蛇や龍系以外で単に動物とかがでかくなっただけの形状じゃなく怪獣っぽいサイズの存在ってーと、身のたけ十八丈(約54m?)っても言う両面宿儺がとりあえず思い浮かんだ。
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neologcutter @neologcuter 2015年4月21日
「(伝説の)怪しい獣」…日本と違って人型の妖怪が少ないって事なのかね。
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はるを待ちかねた人でなし @hallow_haruwo 2015年4月21日
国立国会図書館の近代デジタルライブラリー http://kindai.ndl.go.jp/ のことですね多分。私も浄瑠璃本調べるのにちょいちょい使わせてもらってますわ。ここ昔のSPレコードをデジタル化した歴史的音源とかも聞けますし。
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3mのちくわ(20禁) @tikuwa_zero 2015年4月22日
久々に良いTwitterの流れを見た気がする。三人寄らば何とやら。素晴らしい!
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あるぺ☆ @alpe_terashima 2015年4月22日
ルーツではないけど、のらくろが見世物小屋から逃げ出した剣竜を退治する歳、怪獣(ルビは"くわいじゃう"だったかな? いずれにしろ旧仮名遣)と発言していたので、この時点で怪獣という言葉は子供に分かる対象だったのでは。
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年4月22日
うーん、この話題を事前に教えてくれれば、実家の「のらくろ小隊長」から画像を持ってきたのに(笑) いま検索したら、広大なインターネット界にも田河水泡描く怪獣の図版がないとは!!あとで追加しておきたいが、戦前出版の「のらくろ小隊長」に、ほぼ今の概念に近い怪獣が登場してたのは間違いないところです http://www.amazon.co.jp/dp/B000J97FPU http://kaijuhouse.blog.fc2.com/blog-category-6.html
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年4月22日
どーいう必然性があるんだと言われると困るが、山本弘先生 @hirorin0015 に意味無くリプライをとばしておこう。
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もよん @moyonn 2015年4月22日
歴史のある言葉だったんですね。昭和からだとばかり思っていました。
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もるだでぃ(・灬・ )ノ🐹 @morudaddy 2015年4月22日
コメントで饕餮についての言及ありますけど、呂氏春秋にも饕餮の解説で怪獣の語が使われているようですね。原文見てないんでその通り書かれているか未確認ですが(他力 饕餮絡みなら他にもあるかもしれませんね。
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signal9.jp @Signal9J 2015年4月22日
ちぇ、乗り遅れたw。 近代デジタルライブラリだと、明治末には例がありますね。 怪世界 : 珍談奇話(明41) 『驚くべき怪獣退治』 アラスカでのケラトサウルス目撃談。 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/885790/13?viewMode= 目次レベルから判断すると、「恐竜」という言葉が一般化するのはもう少し後だったようです。
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signal9.jp @Signal9J 2015年4月22日
近デジにはありませんが、『明治妖怪新聞』で漁ってみると、こんなのも。 高知と愛媛の境、篠山で身長凡そ6.3mの巨大な人型の骨が発見された(朝日新聞 明治12年6月10日)。「扨是は如何なる怪獣の骨とも判然らねど猿猴の部類ならんかといふ説もあり」 怪獣という言葉は明治10年代の新聞記事ではけっこう使われています。
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signal9.jp @Signal9J 2015年4月22日
『明治妖怪新聞』をざっと眺めてみると、化物・妖怪との区別はあいまいですが、『怪獣』が使われているのは、『動物っぽいが、既知のものに比定しにくいモノ』くらいのニュアンスでしょうか。 例えば、巨大であっても外見が蛇とか鳥とかならば、大蛇・蟒・怪鳥などと呼称されていることが多いようです。
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Taka @taka_antifa 2015年4月22日
春秋からの言葉なら、大抵の時代のフィクションで「怪獣」の語を使えるわけだ。『キングダム』の信が「まるで怪獣じゃねえか」みたいなセリフを吐いちゃってもいい。
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はるを待ちかねた人でなし @hallow_haruwo 2015年4月22日
『キングダム』だと秦の怪鳥・王騎将軍がいらっしゃるので「怪獣」が出ても不自然じゃないっちゃないかコココココ
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はるを待ちかねた人でなし @hallow_haruwo 2015年4月22日
で、信が「怪獣っつっても王騎将軍ほどじゃねぇな!」とか言ってズバーッっとやるパティーン
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岡一輝 @okaikki 2015年4月22日
『獣』という漢字からして、根拠もなくわりと新しい字ってイメージしてたなあ。『怪獣』という単語がそんなに古い言葉なら、『珍獣』『野獣』『猛獣』とか、『怪人』『怪傑』『怪物』の方が新しい言葉だったりするのかな。実は『怪獣』を根にする派生語だったりとか。面白いねえ。
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年4月22日
中国古典なら、例の四神とか、あるいは麒麟や竜を「霊獣」あるいは「瑞獣」いうたんだよね。こういう用語、定義は善玉の限定なのかしら。成田亨さんって、晩年に雑誌「宇宙船」でこういう神話の獣をぜんぶ成田風に解釈したイラスト書いてたよね。
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konoe @konoesyu 2015年4月25日
「妖怪」とか「悪魔」のほうはいろいろ調査されてるけど、「怪獣」はこのまとめで始めて見ました。面白かった。
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Épouvante @epouvante 2015年5月7日
UFOと同じように正体不明の動物を普通にいうと怪獣になるのでは
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gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan 2015年5月8日
この前はこの面白いまとめを有難うございました。これに影響を受けて、この前紹介したくて出来なかった、「のらくろの怪獣退治」エピソードを画像を含めて紹介する文章を書きました。いろいろ小細工が多いですが(笑)⇒【のらくろ漫画から怪獣の歴史を「氷菓」の古典部メンバーが考える(或るtogetterを受けて)。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20150508/p3 】
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yajifun @yajifun 2015年6月17日
「海外新話」の2巻に「出青田縣怪獣事」という話が載っていて「怪獣図」もあります。嘉永2[1849]年。 http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ri08/ri08_05488/index.html
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しないつぐみ @tsugumi_shinai 2016年8月19日
「のらくろ」に出てきた恐竜(剣竜だったと思う)が「怪獣」って呼ばれてたような記憶が…
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