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next49 @next49
お題:どうやったら説明がうまくなるのか?研究室の学生から質問された。
next49 @next49
あと、「しゃべるのがあんまり得意でない人って思考回路が最適化されている http://bit.ly/evUXIV 」が大人気なことにちょっとひっかかるものがある。何かうまく自分の考えを説明できないことを肯定してくれることにすごくほっとしている人たちが多いというのがどうも…
next49 @next49
自分の考えを他人にわかるように説明するためには、1) 自分の考えがはっきりしている 2) 考えたことをみんなが使う用語で表現できる 3) 相手の理解度にあわせて説明の仕方を変えられる の3ステップが必要だと思う。
next49 @next49
卒論生がひっかかるのが、まず自分の考えをはっきりとできないこと。次に「みんな」が使っている用語で自分の考えを表現できないこと。
next49 @next49
案外、自分が話したいことが自分でわからないということが多い。私も話しながら、書きながら、自分の考えを明確化していくので、私の話を聞かされる方にしてみると面倒な話し手だろうと思う。考えをまとめてから話すためには、ある程度の時間が必要。
next49 @next49
自分の考えがはっきりしている人がひっかるのが「言葉が通じない」という状態。自分定義の言葉で話すので何を話しているのかがわからない。発言できるようになった卒論生がぶち当たって悩むのがこの点。日本語話しているからといって、話している内容が通じるとはかぎらない。
next49 @next49
たとえば、「論文において自作用語を使うときに注意すべきこと http://bit.ly/8oGWxi 」で書いたようなことを注意していない。
next49 @next49
半径5m議論だけど、日本の学生は小学校から中学校まで同年代だけで集められ、同質性を高められているため、背景をすり合わせる段階から会話を始める経験が少ない。たとえば、最近の話題がモンハン3rdなら「もう、買った?」「買ってない」だけでモンハンを買ったかどうかのやりとりが済んでしまう
next49 @next49
さらに、日本の文化として感情を「共感」してもらうのが強調されるため、理詰めで自分の状態を説明する、あるいは、相手の状態を質問で明らかにするという経験が少ない。友達同士でこれをやると、むしろ喧嘩開始の合図とされる。「あの映画楽しかったのよね」「うん、どこが?」はまずい流れ。
next49 @next49
共感で会話が済む場合、背景や前提知識が共有している場合は、自分が用いる言葉が相手にちゃんと通じるかどうかを配慮する必要は低い。だから、「~っていう感じ」「~というイメージ」というなんとなく理解してという言い回しをよく使うのだと思う。
next49 @next49
止まれ。会話しているもの同士が同じ言葉を使わなければ、相手の話を理解できないのは当然の話。Aさんが使っている「正しい」とBさんが使っている「正しい」が違う意味であるならば、会話が通じているようで通じていない。
next49 @next49
新聞や本を良く読む人のほうが説明がうまいというのは、自分の頭の中に浮かんだ考えを表現する語彙が多いからであると思う。新聞や本は、相手に伝えることを目的としたものであるので、使われる言葉はある程度良く使われるこものが選ばれている。
next49 @next49
自分の頭に浮かぶ100の事柄を表す表現が「チョーやばい」しかないなら、なにしゃべっても「チョーやばい」しか出てこないのは当たり前。自分が英語で会話するときを考えても、語彙がたりなさ過ぎて何尋ねられても「Yes」しかいえない。Thank you
next49 @next49
Thank you 言われたら Your welcomeばっかり。 Sureでもいいのに。
next49 @next49
相手に伝わる用語を使って自分の考えを説明できるようになったとして、次のステップは、相手の理解度に応じて説明のやり方をかえられること。池上彰さんは、この説明の仕方を変えるのがうまいはず。大御所の研究者の先生方が中学生にもわかるように研究の説明をできるのはこの技能に長けているため
next49 @next49
相手の理解度に応じて説明の仕方を変えるためには、自分の説明したい事柄の本質を把握していないといけない。どの部分が本質でどの部分が表現なのかを区別できなければならない。初級者は本質と表現の区別が付かないので自分が覚えた説明しか繰り返すことができない。
next49 @next49
自分の考えの本質をつかんでいる人は、抽象的にも、具体的にも、たとえありでも、たとえなしでも、適切に説明できる。
next49 @next49
まとめると、説明ベタな人が説明がうまくなるためには、まずは「自分の考えをはっきりさせる」「自分が使っている用語が相手に伝わらない可能性があることを認識する」が第一歩だと思う。第二歩は、説明の定番技術を身につけること。
next49 @next49
誰もが説明の達人になれるわけでない。でも、誰でもある程度のまでは説明できるようになれる(はず)。説明が下手なことを恥じなくても良いと思うけど、説明が下手なことについて諦めないで欲しい。どう考えても、説明ができるようになったほうが、自分も周りの人も幸せ。
next49 @next49
どんなに説明が下手だと思う人でも、自分と同じ背景を持ち、自分の話をじっくりと聞いてくれ、気軽にわからないことを問い返せる状況なら、何でも説明できる。
next49 @next49
ということは、背景をすり合わせる、じっくり聞いてくれるように頼む、わからなかったら遠慮なく尋ねて欲しいとあらかじめ準備しておけば、説明はできるはず。
next49 @next49
説明能力を先天的なものと捉えるのはやめて欲しい。これは文章能力も一緒。ある程度までは、訓練でどうにでもなるはず。
next49 @next49
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next49 @next49
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