「ホルホル番組」ではなく「モルヒネ番組」と呼ぼう

やくみつゆ @happyworks420

インターネットではその番組を「ホルホル番組」と称する番組がある。 最近良く見る世界からみた日本はこんなに凄いんだ！っていう不自然なまでに日本を大プッシュする世界の反応をまとめた番組だ。

やくみつゆ @happyworks420

確かにお客様としてもてなされる側としては、日本はとても最高のサービスを提供して貰え、しかもチップを取らないという世界から見れば素晴らしいと思われる日本の一部がそこにはあるのは事実だ。しかし今のテレビ番組に代表されるような不自然なまでの日本プッシュには異常さすら感じる

やくみつゆ @happyworks420

一部の外国人の一部の意見をあたかも外国人全員がそう思っている、日本はそう思われているんだと言わんばかりの放送内容。ただ思考停止し日本は素晴らしい、日本は最高。世界から愛されている。そう思わせるような番組をほとんどのテレビ局で毎日のように目にする。

やくみつゆ @happyworks420

過去にあった「ここがヘンだよ日本人」であがる議題のように、日本のここはおかしいんじゃないか？これってどうなの？と思われるようなネガティブな内容は一切カットしているという薄気味悪さ。

やくみつゆ @happyworks420

ネイバー翻訳の機械翻訳によって生み出された「ホルホル」という単語。 これは言わば誇らしげに笑っている姿を表しているのだという。 なんでもかんでも起源を主張し、その偉業を誇らしげに笑っている韓国人をあざ笑う為に使われていた表現だ。

やくみつゆ @happyworks420

その「ホルホル」という言葉を使い、日本凄い＝日本人凄いと思わせ、誇りに思え。とアジテーションする為の番組を「嘲笑っていた韓国人を馬鹿に出来なくなった」という意味合いから「ホルホル番組」というようになった

やくみつゆ @happyworks420

その語源からしてヘイトな意味合いを持っている「ホルホル」という単語はあまりにも今の番組には相応しくない。むしろ「モルヒネ番組」の方が適切ではないだろうか。

やくみつゆ @happyworks420

モルヒネは末期癌等の患者に使われるとても強力な鎮痛剤だ。 それを投与されると痛みが和らぐばかりか多幸感につつまれ、 今まで苦しそうだった顔がとても穏やかで幸せそうな顔になるという 最終手段として使われる薬だ。

やくみつゆ @happyworks420

日本を異常なまでに持ち上げる番組にも同じことが言えるのではないか。 そう日本は日本人はとても病んでいる。とても苦しんでいる。 チェルノブイリ原発より遥かに大きな大災害が起きてしまったからだ。

やくみつゆ @happyworks420

チェルノブイリ事故が起きた当時、マスメディアはこぞって「俺達には関係ない」と言わんばかりに不安と恐怖を煽り立て、原発事故によって黒い雨が振り、多くの人がその事故の影響により健康被害を訴え苦しんでいる。とても恐ろしく最悪な事故が起きてしまった。と不安を煽り立てた。

やくみつゆ @happyworks420

そして、その後ソビエト連邦は崩壊した。原因の一端はチェルノブイリの事故があると報道された。その過去を知っている人なら尚の事想像しただろう。 日本が終わってしまう。崩壊してしまう。 そう思ったことだろう。

やくみつゆ @happyworks420

そして日本はギリシャ以上に自国の借金を抱え、金融政策によってその財政を 立てなおそうと試みている。その現実を見たら誰だって目の前が真っ暗になることだろう。

やくみつゆ @happyworks420

チェルノブイリの事故から30年近く経とうとしているが、一向にその事故の残骸が残り、石棺も老朽化が進み改修をしているが資金難により難航してるという事実。 これがこれからの日本を待っている現実だ。癌で言えばステージ4にあたる程の末期症状と思ってもいいだろう。

やくみつゆ @happyworks420

これは風評でもなんでもなく、現実だ。完全ブロック、アンダーコントロールと豪語しても出口の見えない状態であることに変わりはない。 そんな希望の持てなくなった日本ではあるが、世界の人から見れば羨ましがられる部分だってあるんだぞ。と言わんばかりに始まったこの手の番組

やくみつゆ @happyworks420

そんな強い痛みという現実の中で、日本は素晴らしい、日本は羨ましいと連呼されたら少しは痛みが和らいでくるのではないか。そういう意図で番組を制作しているのであれば尚の事「ホルホル」というインターネットスラングではなく、「モルヒネ」というだれでも知っている単語を使いわかりやすくしたい

やくみつゆ @happyworks420

そんな意味で日本人の日本の痛みを和らげる（かどうかという問題は別にして）目的、誇らしいと少しでも思えることで希望が持てる。そういう番組を 「モルヒネ番組」と呼んでいきたいと思うし、そう呼ぶのが適当ではないかと思う。