2015.4.27作成「ATA小児甲状腺結節・がんガイドライン」抜粋和訳 Yurihiranumaさんのツイートまとめ

甲状腺結節と分化型甲状腺がんの子どもの治療ガイドライン:米国甲状腺学会の小児甲状腺がんガイドライン・タスクフォース
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

First Guidelines from the ATA for Managing Thyroid Nodules and Cancer in Children Published in Thyroid Journal view.liebertpubmail.com/?j=fe591773736…

2015-04-26 17:35:38
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

Thyroid Group Issues Guidelines for Kids' Nodule Management medpagetoday.com/Endocrinology/…

2015-04-26 17:36:08
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

米国甲状腺学会による、小児甲状腺結節・がんの初の治療ガイドラインが、Thyroid誌に掲載。山下俊一氏も著者の1人。(以下、PDF) online.liebertpub.com/doi/pdfplus/10…

2015-04-26 17:38:23
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「甲状腺結節と分化型甲状腺がんの子どもの治療ガイドライン:米国甲状腺学会の小児甲状腺がんガイドライン・タスクフォース」、略して、「ATA小児甲状腺結節・がんガイドライン」 online.liebertpub.com/doi/pdfplus/10…

2015-04-27 19:26:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

アブストラクトより:これまでの甲状腺結節・がんの治療ガイドラインは成人向けだった。小児甲状腺腫瘍の病理生理学、臨床像と長期のアウトカムは成人とは異なり、さらに小児においては、成人よりも死亡リスクが低いが過剰治療による長期的な悪影響のリスクが高い。

2015-04-27 19:27:38
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

訂正TW(2つに分けます) アブストラクトより:これまでの甲状腺結節・がんの治療ガイドラインは成人向けだった。しかし成人と比較すると、小児甲状腺腫瘍の病理生理学、臨床像と長期のアウトカムは異なる。 元TW twitter.com/YuriHiranuma/s…

2015-05-22 07:36:31
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

訂正TW 2 of 2 さらに小児においては死亡リスクは低いが積極的治療による長期的な悪影響のリスクが高いため、成人に推奨される治療法は不適切かもしれない。 元TW twitter.com/YuriHiranuma/s…

2015-05-22 07:37:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)このため、小児と思春期の若者向けのガイドラインが必要となった。米国甲状腺学会(ATA)により任命されたタスクフォースが、18歳以下の患者での研究論文を集中的に文献サーチし、2014年4月までに関連のある論文をレビューし、科学的エビデンスと専門家の意見に基づいた推奨を行った。

2015-04-27 19:35:49
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(アブストラクトは全訳してません)

2015-04-27 19:36:23
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

このガイドラインには14人の共著者がおり、山下俊一氏もその1人。ガイドラインそのものは、最初の3人(主著者と2人の共著者、共に小児病院の内分泌専門医)によって執筆され、小児内分泌学会も作成に関わり、ガイドラインを承認している。

2015-04-27 19:42:52
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

このガイドラインは、特に、小児で最も良く見られる甲状腺乳頭がんのために作成されており、小児で珍しい濾胞がんの治療については別セクションが設けられている。p.56-p.84は、29ページにわたる405の論文の文献リスト。

2015-04-27 19:50:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

2013年3月11日のNCRP年次総会での山下俊一氏の基調講演の内容(実際のプレゼンテーション fukushimavoice2.blogspot.com/2013/10/311.ht… よりも詳細に書かれている)の論文は文献番号34。 journals.lww.com/health-physics…

2015-04-27 19:53:26
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

どういう文脈で参照されているのかと思ったら、「甲状腺乳頭がん発症の大きなリスク因子は、甲状腺への放射線被ばくである」だった。同じ文章で参照されてた他の2つの論文は、低年齢での放射線治療による二次甲状腺がんのものと、これ。press.endocrine.org/doi/pdf/10.121…

2015-04-27 20:00:13
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

山下俊一氏のNCRP基調講演論文が参照されているのは、チェルノブイリでの甲状腺がんについて説明してあるからで、県民健康調査の甲状腺検査についてではないと思われる。

2015-04-27 20:10:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

環境省の3県調査論文は文献番号75。これは、「小児における甲状腺結節はどれほどよく見られ、悪性であるリスクはどれほどなのか?」というセクションの、

2015-04-27 20:10:55
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

「日本で行われた高感度の超音波機器を用いた大規模調査での最近のデータによると、小児と思春期の若者における充実性結節の発症率は1.65%であり、さらに57%で嚢胞が見られた。」の参考文献。(p.12)

2015-04-27 20:11:28
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

また、その下のパラグラフの最後の、「さらに、定期的な超音波スクリーニングでは、異所性胸腺のような所見が偶然見つかることがあり、臨床像を混乱させ、不必要な検査に繋がる可能性がある。」でも、3県調査の論文が参照されている。

2015-04-27 20:14:55
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

ガイドラインの全訳は無理(というか、日本甲状腺学会がやってくれるんですよね?ね?)なので、目に留まった箇所の紹介だけしておきます。 [A2] このガイドラインはどの年齢グループに適用されるのか? 推奨1:(このガイドラインでの)小児年齢は、18歳以下に限定する。(以下略)

2015-04-27 20:19:07
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

[A3] 分化型甲状腺がんと診断された小児の治療は、1つ以上の年齢グループに階層化されるべきか? 推奨2:年齢が低い(10−15歳未満)小児での疾患が広範囲にわたるのか再発率が高いのかは不明である。年齢以外の因子(治療法、遺伝的感受性、そして、またあるいは、放射線被ばく)

2015-04-27 20:31:25
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)が相互関連してこのリスクを変えるかもしれない。しかし、低年齢の小児の割合が大きい論文では、持続する疾患や再発のリスクが高い。

2015-04-27 20:31:54
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)このような議論の記述的特質を高めるため、将来の研究には、「思春期前」と「思春期・思春期後」の分類を取り入れることにより、統一性を高め、小児での分化型甲状腺がんの発生率と挙動への思春期の発達の影響の可能性をより正確に捉えることを推奨する。

2015-04-27 20:32:05
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

[B3] 甲状腺結節と甲状腺がんの事前スクリーニングから利益を得るかもしれないハイリスクグループはいるのか? (前略)甲状腺結節は、放射線治療を受けた小児がん生存者でよく見られ、中程度の悪性リスクを持ち、他には腫瘍症候群の小児でもリスクが高い場合がある。

2015-04-27 20:43:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)これらのがんは、小さいために、超音波検査なしでは検出されないと思われる。このタスクフォースは、これらの患者全員において甲状腺超音波検査を定期的なスクリーニングツールとして推奨できないが、甲状腺超音波スクリーニングにより偶発性の結節が見つかった小児に遭遇することはある。

2015-04-27 20:44:21
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)触診可能な結節と同様に、このような状況で検出された結節は、経験値の高い超音波技師によって超音波検査で念入りに調べ、超音波で懸念される特徴が見つかったり、サイズが大きくなった場合には、穿刺吸引細胞診を行うべきである。

2015-04-27 20:44:56
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

推奨4(B) 甲状腺への放射線被ばく歴を持つ小児においては、超音波検査により小さな甲状腺結節が検出されるというデータはあるが、診察により触診可能な以上が見つかる前に超音波検査により無症候性疾患が見つかることが長期的なアウトカムを影響するとは、このパネルは確信が持てない。

2015-04-27 20:48:34
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