プレゼンテーションにおけるユーモアとは

2015/05/02 22:30~ プレゼンに求められる「面白さ」って何なんだろう。その意義、特徴、注意点についてまとめてたよ!
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【はじめに】
ここで取り上げている「ユーモア」は、プレゼンの本筋と独立したものを想定しています。つまり、本筋を引き立たせる手立てとしてのユーモアです。
本筋そのものを面白くする類のものとは異なる旨、ご理解ください。

プレゼンたん @presen_tan

やっほー!プレゼンたんだよー!社会人3年目(という設定)になりました~♪ というわけで、久しぶりに連ツイをしようと思います!時間は22時から、テーマは『プレゼンテーションとユーモアについて』です! (急用が入ったら明日に延期するかも) (原稿が膨大なので2回に分割するかも)

2015-05-02 18:44:03
プレゼンたん @presen_tan

プレゼンは、論理的なだけでは不十分。感情面にまで配慮してこそ「良いプレゼン」になる。・・・とは、私の言葉ではありません。数多のプレゼンマスターが繰り返し主張してきたことです。

2015-05-02 22:33:18
プレゼンたん @presen_tan

というわけで今日は、感情面にアプローチする方法の1つとして、『プレゼンテーションとユーモア』というテーマでお話したいと思います。

2015-05-02 22:33:39
プレゼンたん @presen_tan

こんな章立てでいこうと思います(・∀・) [A] なぜユーモアが必要なのか [B] プレゼンにおけるユーモアとは [C] 使うにあたって

2015-05-02 22:36:00

[A] なぜユーモアが必要なのか

プレゼンたん @presen_tan

突然ですが「好きなお笑い芸人を1人(1組)思い浮かべてください」と言われたら、誰を思い浮かべますか?

2015-05-02 22:39:59
プレゼンたん @presen_tan

この時、皆さんは芸人のプロフィールではなく、ネタそのものを思い浮かべたのではないでしょうか。「ラッスンゴレライ」をやってる人=8.6秒バズーカー、とか「あったかいんだからぁ」をやってる人=クマムシ、みたいにね。

2015-05-02 22:47:22
プレゼンたん @presen_tan

つまり、人によっては(「ダメよ~ダメダメ」のネタをやってる人なんだけど、名前が思い出せない)みたいなこともあるでしょうが、(元の名前は「日本パブリック連合」、タイタン所属の2人組お笑いコンビなんだけど、名前が思い出せない)とはならないはずです。

2015-05-02 22:50:26
プレゼンたん @presen_tan

あくまでも一般論ですので、プロフィールが先に思い浮かぶ、というのでもいいかと・・・(「今が旬のお笑い芸人といえば」と問うたほうがよかったかもしれない) twitter.com/Kirinndede/sta…

2015-05-02 22:52:24
キリン @Kirinndede

@presen_tan 普通に「タモリ」というプロフィールが先に思い浮かんだのですが…

2015-05-02 22:49:53
プレゼンたん @presen_tan

また、これは私の経験則とも近いですが「プレゼンは、面白いだけで記憶定着が8割増し」という格言もあります。これまでに受けたプレゼンや授業を思い返してみると、話の本筋は覚えていないけど、なんか面白かったとか、インパクトがあったから覚えている、ってことも多いでしょう。

2015-05-02 22:52:57
プレゼンたん @presen_tan

つまり、ユーモアには『記憶のフック力』があるということです。

2015-05-02 22:53:46

[B] 実際にどう使えばいいのか

プレゼンたん @presen_tan

ユーモアを面白さと同義に捉えるならば、"funny""interesting"の2系統に分けることが出来ます。後者は、ガリレオでお馴染みの「実に面白い(興味深い)」という奴ですね。 pic.twitter.com/DQ9S2osZHU

2015-05-02 23:00:04
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プレゼンたん @presen_tan

ですが、面白いプレゼンというと、前者を意識することが多いのではないでしょうか。ネタ画像を入れる、一発芸をやる、奇抜な衣装で登場する・・・。もちろんそれも悪くありませんし、個人的にはドンドンやってもらっていいと思います。

2015-05-02 23:00:59
プレゼンたん @presen_tan

(かく言う私は、学生時代から今に至るまで、好きなキャラクターの手作りコスを着て登場してみたり、ネタ画像(や好きなアニメ画像)を散りばめたスライドを淡々と表示してみたり… と色々やらかしています。当初は苦言を呈されたこともありますが、最近は何も言われなくなりました)

2015-05-02 23:04:46
プレゼンたん @presen_tan

(というか、「あいつはそういうヤツだ」と諦められたのだと思います)

2015-05-02 23:04:59
プレゼンたん @presen_tan

但し、TPOを弁えるのは最低限のルール。あと、「面白ければ何をやっても許される」と思い込んで、本筋と全く関係ない、意味不明なネタを混ぜるのは頂けません(自己紹介やブレイクなどの目的があれば別でしょうけど・・・)。

2015-05-02 23:09:30
プレゼンたん @presen_tan

「とりあえず脱いどけ」「とりあえず『もしかしてだけどぉ~』と叫んどけ」のような「とりあえず生中」的なユーモアは、プレゼンについて何も考えていない証拠です。聴衆の頭のなかでは(これって一体何なの?)とクエスチョンマークが乱立し、却って逆効果となることが多いです。

2015-05-02 23:09:56
プレゼンたん @presen_tan

さて、難しいのは"interesting"なユーモア。うまく使えば聴衆の注意関心をプレゼンター側に向けることが出来るのですが、これが中々難しい。"interesting"なユーモアを実現するためのヒントとは何でしょうか。

2015-05-02 23:12:52
プレゼンたん @presen_tan

1つの解は「驚き」「予想外」です。期待を裏切る展開、ひとひねり、どんでん返し… 人はこのような展開や仕掛けを無意識のうちに求め、そこに面白さを見出すのです。我々が話にオチを求めるのも、そのサガかもしれません(ちなみに私は関西人です)。

2015-05-02 23:19:35
プレゼンたん @presen_tan

大衆に支持されているアニメやドラマを思い浮かべれば分かりやすいと思います。謎解きミステリー、勧善懲悪、アクション… 完全に平坦なストーリーなどありえません。たとえ「日常系」と呼ばれるジャンルの中にも、大なり小なり起伏があり、それが「驚き」や「予想外」に繋がっているのです。

2015-05-02 23:21:40
プレゼンたん @presen_tan

プレゼンの場面で考えると、スティーブ・ジョブスの決め台詞「One more thing...」は有名ですね。プレゼンが終わると見せかけて、この言葉とともに重大ニュースを発表するという「どんでん返し」で、会場を湧かせる手法です。

2015-05-02 23:23:32
プレゼンたん @presen_tan

さて。「驚き」や「予想外」を演出する上で、多くのプレゼンで無意識のうちに使われているのが「自虐ネタ」です。例えば『(今でこそこの分野のオピニオンリーダーとして持ち上げられてますけど)昔は、こんな失敗しちゃってたんですよね~(テヘペロ』みたいな感じです。

2015-05-02 23:26:58