日本とアメリカの宗教観について。もしくは宗教とreligionの正確な訳語

とりえ @trpla226

日本人の行動規範はメタ宗教だからね☆ RT @masmt: ご都合主義の日本教。“@paradoxnote: クリスマスにはキリスト教、正月になったら神社へ行き、生きている間は徹底的な宗教批判を展開しつつ、いざ死んだら仏教式の葬儀。日本人のルーズさマジ凄い。（良くも悪くも）”

とりえ @trpla226

世間一般ではね、宗教とはreligionの訳語だと思われているようですが、これはどうにも正確ではないと私は思うのですよ。

とりえ @trpla226

というか、外国人にとっての「宗教」にあたる、日本人にとっての行動規範たる宗教を示す的確な言葉がないんですよね。僕は「メタ宗教」と呼んでるわけですが、それでは少々まどろっこしい。

アルト @Altaeron

@trpla226 いいえ、religionという言葉は元々動詞だったので、信仰や戒律よりしきたりと祭事の方を示していると言われています。それから考えると、日本人の宗教もぴったりとreligionの規模に入るんじゃないでしょうか。

アルト @Altaeron

@trpla226 アメリカの場合についてしかいえないが、ほとんどのキリスト教のアメリカ人はクリスマスとイースターにしか教会に行かないし、戒律などと関係なくその人々にとってその行為こそreligionだと思います。

とりえ @trpla226

@altaeron つまり、アメリカのキリスト教徒が親しんでいるクリスマスやイースターに教会に行くという行為がreligionなんですよね。日本人が年末年始に寺や神社に行く、年賀状を出す、クリスマスにケーキを食べるという行為がそれに相当する、と。

アルト @Altaeron

@trpla226 そうです。もちろんほとんどの人はそこまで考えないでしょうね。

とりえ @trpla226

.@altaeron 先ほどaltaeronさんの意見に同意しましたが、ちょっと食い違いがあるようなので整理したいと思います。

とりえ @trpla226

(1)religionとは本来しきたりや祭事を示す言葉である (2)日本語で言う「宗教」とは、しきたりや祭事のことではなく、どちらかと言えば信仰や戒律を指し、なんとなく信用のおけない物、得体のしれない物だと思われている （続く @Altaeron

アルト @Altaeron

@trpla226 だからこそ、皆に日本はreligionの豊かな国だと思われています。

とりえ @trpla226

@altaeron そういう風に見られてるというのは意外でした。国内では、religionがごちゃまぜになっているのは変に見えるよ、という論調が多いように感じるので。

アルト @Altaeron

@trpla226 それもreligionともいえますが、正確に言えばfaithかbelief systemの方に当たります。後はworldviewと言う人も居ます。

とりえ @trpla226

@altaeron なるほど、faith, belief systemですか。そういう言葉で表現するのですね。目から鱗です！すごく勉強になります。 worldviewというのは文化人類学で言うところの世界観のような印象をうける言葉ですね。

アルト @Altaeron

@trpla226 僕は宗教を勉強していたのですが、ごちゃまぜこそ宗教の真の姿です。アメリカの宗教だってハロウィーンというキリスト教より遥かに古い祭日もあるし、クリスマスも元々太陽を拝む古代の冬至の祭日でした。聖書によるとキリストは春に生まれたそうだし。

とりえ @trpla226

@altaeron ハロウィーンは確か北欧発祥と聞いたことがありますが、クリスマスもそうだったんですね。知りませんでした。

アルト @Altaeron

@trpla226 日本の宗教状況は、ある意味ごく普通。

とりえ @trpla226

変なのかと思ってました！ RT @altaeron: @trpla226 日本の宗教状況は、ある意味ごく普通。