2015年5月6日

遺伝と環境について

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渡邊芳之 @ynabe39

遺伝規定性が高いが表現型に大きな個体差が維持されている特性は、それ自体が直接適応にはあまり影響しない可能性がある。知能が遺伝し、かつ健常な成人でも大きな個人差があるとすれば、知能が高いかどうかは適応して子孫を残すかどうかにはあまり影響していないのかもしれない。

2015-05-06 12:32:57
渡邊芳之 @ynabe39

もし知能の高さが適応に直接プラスになるなら世代を経るごとに知能は高いほうへ収斂して個体差も徐々に小さくなると思われる。

2015-05-06 12:34:21
渡邊芳之 @ynabe39

「知能が高いほうが多くの子孫を残すわけではない」ということはちょっと周囲を眺めればわかる。

2015-05-06 12:37:00
渡邊芳之 @ynabe39

器の性質は遺伝するがその器に入れる中身は遺伝しない、というのが実際のところ。大きな器はいっぱいにすることもできるが空のままにもできる。

2015-05-06 12:38:56
渡邊芳之 @ynabe39

最初から遺伝と環境の相互作用に決まっているから遺伝規定率の大きさは統計的にしか意味を持たなくて、個人のパフォーマンスの予測や制御にはまず役に立たない。

2015-05-06 12:57:46
渡邊芳之 @ynabe39

大豆が明るいとフタバになり暗いとモヤシになるという特性は100%遺伝で決まっているが実際にフタバになるかモヤシになるかは発芽した環境で100%決まる。

2015-05-06 13:01:10

コメント

水島暖月 @dangetsu 2015年5月6日
明らかに、「『知能が高いほうが多くの子孫を残すわけではない』ということはちょっと周囲を眺めればわかる」というのは知能における適応を反映しているのではなく、社会の構図を反映しているのでは。そもそも、現代の人類の文明に対して厳格に淘汰が働いているという仮定は恐らく間違っていると思われる。それと収斂の意味は間違っているような。
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水島暖月 @dangetsu 2015年5月6日
よく、遺伝とか進化とかを現代社会に対して用いる言説をみかけるけど、ともすればナチズムのような極端な結論を招いてしまうし、(特に社会的地位のある人は)安易にそういう言説に走るべきではないと思う。
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