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縞うさぎ/詫摩雅子 @shima_usa96
1年前の今日5月8日、理研はSTAP論文の不正調査の報告に対する筆頭著者からの不服申立てを却下した。「なぜここまで」と記者が質問するほど、申立ての主張の1つ1つを、根拠を挙げながら畳み掛けるように否定する内容だった。 riken.jp/pr/topics/2014…
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この審査結果を受け、理研は著者らの処分を定める手続きに入り、懲戒委員会を立ち上げる。不正の調査対象を6項目だけに絞り、規程の期限を大幅に下回る短期間で幕引きをはかるなど、理研の対応はすでに妙だったが、決定的におかしかったのは、懲戒委員会の審議がこの後、一時中断したことだった。
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不正をしたと最終判定された筆頭著者が、検証実験を行うことになり、処分を決める手続きが中断された。これは理が通らない。これでは、論文に改ざんや捏造があっても、論文の最終的な結論が正しいかどうかが、不正をした者の処分に影響するように受け取られかねない。
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さらに、理研のシニア研究者が責任著者になっていたもう一本の論文については「撤回するから調査はしない」と理研上層部は言い放った。これもおかしい。これでは、不正がバレそうになったら撤回すれば、不正の調査はされず、つまりは処分もされないことになる。
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不正をしても、最終結果が正しければ処分が変わるならば、データを捏造して論文だけ出しておき、研究予算だけはもらってじっくり研究すればいい。さらに、捏造がバレそうになったら、撤回すれば処分もされない。これでは、きちんとしたデータをそろえようとする「正直者がバカを見る」。
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理研もほかの研究機関も、不正防止対策として研究者への倫理教育などを掲げている。しかし、STAPを巡って理研の上層部がやった対応は「不正をした方が得」と思わせかねない。
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改革委員会が提言書で厳しく指摘したのは、まさにこの部分ではなかったか。Natureは先頃、STAP問題は、マスコミが騒ぎすぎ、改革委員会はそれに応じすぎたとも読める趣旨の記事を出した。
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「マスコミの騒ぎすぎ」にはあえて反論しないが、「不正をしても撤回すれば調査されない」→「した方が得」ととられかねない理研の対応は、改革委員会に批判されて当然だろう。分子生物学会の理事の先生方や、日本学術会議が、苦言を呈したのもまさにこの部分だった。
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若い研究者を中心とした倫理教育に注力するのも大いに結構だが、組織の上層部には、規程に基づいて粛々と対応することを常に行ってほしい。「特別扱い(=えこひいき)が行われている」「何かを隠している」と“思われた”だけで、外の人の心は離れていき、中の現場の者の士気は下がる。

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